諸岡達一の作品一覧

「諸岡達一」の「死亡記事を読む」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 死亡記事を読む
    3.0
    ここには人間のドラマがある。眼光紙背に徹すれば、たった十数行の記事でも、その一語一語が奥深い――。夏目漱石から司馬遼太郎まで、文学者の死はいかに報じられてきたか。芸能人はなぜバカでかい記事になるのか。経済人や野球選手の扱いは業績に比して小さい。名前の右に傍線が引かれる由来は。軟派の社会面は見出しで勝負。……誰もが毎日目にしながら、実は知られていないその読み方。

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ユーザーレビュー

  • 死亡記事を読む

    Posted by ブクログ

    読んでおもしろい訃報
     さぞかしゴシップ好きにはたまらないだらう。人間誰でもゴシップ好きな一面はあるので見てみた。
     まあ、同一人物の訃報を各紙面で読みくらべて、著者が甲乙をつける。まさしく個人趣味的なものである。ミツカンの社長とか鷹匠の花見薫とかの記事が載ってゐる。そして、訃報記事のパターンを紹介する。訃報が対象を限定し、なほかつ公共性を備へたものだとわかる。

    0
    2024年07月22日
  • 死亡記事を読む

    Posted by ブクログ

    筆者は経歴を見ると分かるように、野球に深い思い入れがあるようで、本文中においても野球選手の記事について多くのページを割いており、野球にあまり感心がない自分にとって読んでいていささか苦痛であった。
    けれども、それは時間的な制約があるとはいえ、文化・社会に寄与した人に対してもう少し心を込めた記事を書いて欲しいという気持ちの強さでもあるため、納得のいく内容と読むことができた。

    0
    2012年10月22日
  • 死亡記事を読む

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    ここには人間のドラマがある。
    眼光紙背に徹すれば、たった十数行の記事でも、その一語一語が奥深い―。
    夏目漱石から司馬遼太郎まで、文学者の死はいかに報じられてきたか。
    芸能人はなぜバカでかい記事になるのか。
    経済人や野球選手の扱いは業績に比して小さい。
    名前の右に傍線が引かれる由来は。
    軟派の社会面は見出しで勝負。
    …誰もが毎日目にしながら、実は知られていないその読み方。

    [ 目次 ]
    序章 草分け女性文化人三人の死
    第1章 小さな小さな訃報に味がある
    第2章 大別すれば関係者型と知名度型
    第3章 文学者に見る百年の変遷
    第4章 なぜ芸能人の扱いはバカでかくなるのか
    第5章 元プ

    0
    2011年05月22日

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