死亡記事を読む

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小説・文芸
660円 (税込)

3pt

3.0

ここには人間のドラマがある。眼光紙背に徹すれば、たった十数行の記事でも、その一語一語が奥深い――。夏目漱石から司馬遼太郎まで、文学者の死はいかに報じられてきたか。芸能人はなぜバカでかい記事になるのか。経済人や野球選手の扱いは業績に比して小さい。名前の右に傍線が引かれる由来は。軟派の社会面は見出しで勝負。……誰もが毎日目にしながら、実は知られていないその読み方。

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死亡記事を読む のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    死亡記事はよく読まれる、と本文にあった。へえ?と思ったが、記事に書かれた情報は弔電を打つためのデータで、「死亡者、喪主の名前に読み仮名(平仮名)を付けるのもその理由から」と知ってなるほどと思った。もっとも本書の刊行は2003年。現在も状況が同じかは分からない。死亡記事は新聞社による人物の価値評価が物を言うのだという。2人が同じ日に亡くなり、各記事を何面に、どれくらいの大きさで載せるのか。それらに違いがあるのが面白い。著者は終章で死亡記事部の創設を提言しているが、欧米には実際にそうした部署があるらしい。

    0
    2026年07月17日

    Posted by ブクログ

    読んでおもしろい訃報
     さぞかしゴシップ好きにはたまらないだらう。人間誰でもゴシップ好きな一面はあるので見てみた。
     まあ、同一人物の訃報を各紙面で読みくらべて、著者が甲乙をつける。まさしく個人趣味的なものである。ミツカンの社長とか鷹匠の花見薫とかの記事が載ってゐる。そして、訃報記事のパターンを紹介する。訃報が対象を限定し、なほかつ公共性を備へたものだとわかる。

    0
    2024年07月22日

    Posted by ブクログ

    筆者は経歴を見ると分かるように、野球に深い思い入れがあるようで、本文中においても野球選手の記事について多くのページを割いており、野球にあまり感心がない自分にとって読んでいていささか苦痛であった。
    けれども、それは時間的な制約があるとはいえ、文化・社会に寄与した人に対してもう少し心を込めた記事を書いて欲しいという気持ちの強さでもあるため、納得のいく内容と読むことができた。

    0
    2012年10月22日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    ここには人間のドラマがある。
    眼光紙背に徹すれば、たった十数行の記事でも、その一語一語が奥深い―。
    夏目漱石から司馬遼太郎まで、文学者の死はいかに報じられてきたか。
    芸能人はなぜバカでかい記事になるのか。
    経済人や野球選手の扱いは業績に比して小さい。
    名前の右に傍線が引かれる由来は。
    軟派の社会面は見出しで勝負。
    …誰もが毎日目にしながら、実は知られていないその読み方。

    [ 目次 ]
    序章 草分け女性文化人三人の死
    第1章 小さな小さな訃報に味がある
    第2章 大別すれば関係者型と知名度型
    第3章 文学者に見る百年の変遷
    第4章 なぜ芸能人の扱いはバカでかくなるのか
    第5章 元プロ野球選手は寂しい
    第6章 伝説「泣くな別所」を検証する
    第7章 見出しに編集記者の苦吟あり
    第8章 ランランと三遊亭円生ではどっちが偉い!
    第9章 智恵とアイディアで読ませる記事になる
    終章 新聞社は「死亡記事部」を設置せよ

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    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

    0
    2011年05月22日

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