波平恵美子の作品一覧

「波平恵美子」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 病気と治療の文化人類学
    予想と違った展開、落ち着いた分析の口調、ゆっくりだが読み進めている時間が愉しかった。
    元は1984年に発刊されており、文庫化にあたって加筆修正がなされたとある。驚くほど、古典なんだと、改めて感銘したが・・・柳田国男、石牟礼道子、森田正篤そして世界に名だたるレヴィ・ストラースの流れを汲んだ本と認識。
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  • 病気と治療の文化人類学
    病気を理解する上での切り口は、西洋医学のメスによるものだけはない。我々現代の日本人は、病気を単なる「機械の故障」のように扱いがちだが、文化人類学的な切り口から見れば、もっと多くの意味をもつものだった。

    本書は1984年に刊行されたものを2022年に文庫化。しかし、古びた印象はなく、その時間の重みが...続きを読む
  • ケガレ
    地方に行くほど葬儀のまわりに登場する謎の慣習も、こうして紐解いていけば、科学が未発達だった時代の人々の考え方や怖れが理解できる。
  • ケガレ
    他の様々な意見を例示し、そのうえで自分の意見を述べている。頷けるものもあった。ただ、論拠が弱いように思えた。

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