作品一覧

  • 海浜の午後

    海浜の午後

    小説・文芸

    3.4
    1巻572円 (税込)
    バルコニーからあやまって転落したと思われる患者に対し、病院の一室で尋問が行なわれた。その結果はまさに驚くべきものだった。瀕死の患者は突如殺人未遂を示唆したのだ。意外な結末までをサスペンスフルに描く「患者」ほか、表題作と「ねずみたち」をあわせ、一幕ものの傑作三篇収録した戯曲集。

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  • ブラック・コーヒー

    ブラック・コーヒー

    小説・文芸

    3.6
    1巻1,056円 (税込)
    来客の一人に重要書類を盗まれたと知ったエイモリー卿は、寛大にも灯りを消しているあいだに書類を返せば罪に問わない、と宣言した。そして、灯りがついた時、卿はコーヒーにはいった毒で殺害されていた。そこへ卿に招かれていたポアロが到着するのだが……。クリスティー初のオリジナル戯曲。

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ユーザーレビュー

  • ブラック・コーヒー

    Posted by ブクログ

    【戯曲】
    『ブラック・コーヒー』『評決』2つの戯曲。
    『評決』は隠れた名作だった。

    『ブラック・コーヒー』★★
    戯曲ならではの演出なので、読むだけだと楽しむのは難しい。特に驚きもなく、ポアロファンは喜びそう。これは違う作品にも使われていたなというシーンが出てくる。

    『評決』★★★★★★★★8
    めちゃくちゃ好きなタイプの作品で、今だに興奮している(⁠☆⁠▽⁠☆⁠)
    私の中では『検証側の証人』以来の大ヒット!!
    こんなに面白いのにこんな所に隠れてるなんてもったいない。攻略本でも全く触れてないのが謎。
    戯曲ではなく「ノンシリーズ長編」として書かれていたらすごい名作になったんではないかと思ってしまう。

    どういう方向性で進んでいくのか全く予想できなくて、途中から「そっちのタイプかーーー!!」というクリスティーにしか絶対にできない面白さに持っていく。
    この作品はあらすじも何も知らない状態で読んで欲しい作品。

    でも派手さはないので、どんでん返しを求めるミステリー好きな人、ポアロ好きな人には刺さらない作品だと思う。
    『鏡は横にひび割れて』『春にして君を離れ』のような、後からジワジワくるスルメタイプが好きな人は好きだと思う。
    50冊を超えてもまだこんなに面白い作品が隠れているなんて本当に嬉しい。

    ★10にしなかったのは、最後の終わり方。
    戯曲なのでオチをつけないと終われないからこうなったのかな。小説だったら違う結末になっていたのではと思う。

    0
    2024年09月01日
  • ブラック・コーヒー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小説版を先に読んでしまったので、少し、話の展開がまどろっこしい感じがしました。
    最初にこちらを読んでいれば、話が飛んでいて、わかりにくかったかもしれません。

    アガサクリスティの戯曲を読むのははじめてなので、まだ、どのあたりに味があるのかが分っていません。
    面白いのは「と書き」です。
    戯曲を書くときの参考になりました。

    0
    2011年08月14日
  • 海浜の午後

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    海浜の午後、患者、ねずみたち の三部作になっている。

    海浜の午後では、以外なところで警察官が登場する。
    煮え切らない若者は、最後には自立する方向で歩み始める。

    時期がくれば、すべてが動き出すことを表現したかったのだろうか。
    上演するとすれば、時間の流れを感じさせる音楽を背景に選びたい。

    ps.
    2010年の名古屋グランパスの開幕戦を観戦しに、豊田スタジアムに行ったときに、本を落としてしまいました。行き帰りの電車で読む為です。どなたか拾われた方はお送りいただけると幸いです。スタジアムには遺失物の連絡はしました。

    0
    2011年08月14日
  • ブラック・コーヒー

    Posted by ブクログ

    『ブラック・コーヒー』と『評決』の2作の戯曲。

    『ブラック・コーヒー』は導線から台詞まで、まさかの「ペットちゃん」さえも自分が見た舞台のまま!読みながらずっと舞台が脳内で再現されていた。先に小説版を読んでおや?と思っていた箇所は、小説版のために追加された情報だったのね。比べて読むのも面白かった。

    『評決』はミステリーと思って読み進めていたら全然違った。あとがきでこの作品のテーマを知りなるほどと腑に落ちたものの、カールには納得がいかないし、ラストはそうなるのか〜。先が読めないからページを捲くる手は止まらなかった。

    0
    2026年05月27日
  • ブラック・コーヒー

    Posted by ブクログ

    よかったです!

    舞台を観るのも好きなので、戯曲も好き。
    舞台装置の指示もうれしい。

    2つともストーリーにさほどパンチはないですが、それぞれ楽しめました。

    ブラックコーヒーはポアロさんが出てるので、TVシリーズを思い浮かべながら楽しみました。
    こちらは犯人はともかく、誰もが怪しいという話の展開が良かったです。

    評決は、とても良いエンディングでした。
    だって、現実なら、ライザは死刑ですよ…個人的にラブ絡みのサスペンスは好きなので、推理不要の展開はコロンボシリーズ的でよかった。
    ヘレンは、絵に描いたわかりやすい今も昔も変わらず存在する、金持ちで自信家の若い女性。実際にそういうヒトたちは、そういう短絡的な行動をして、金で解決してた(る?)のかな…事故に遭うというのは、作者の親切心またはモラルによるもので、こちらも現実なら、そのまま次のターゲットに向かうのでしょう。
    そういう意味では、本人の意識はともかく、理想主義なカールが一番関わるとマズいタイプ…静かに共に底なし沼…でも、こういう人がいないと、権力に平伏す人ばかりになってしまうわけで…フィクションの人なのに、考え込んじゃいました(笑)そういう意味でも、好きな作品。どこかで上演してほしいな。
    ま、ライザの評決とあのエンディングでは、世間のみなさまの心は揺さぶられないですよね。大甘ですもんね…でも、そういう作品を求めているワタクシ…

    満点はないですが、個人的に4.5!迷わず星4つです。
    昔読んだことあるかも…でも、おもしろかったです。


    0
    2026年03月30日

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