小林拓矢の作品一覧
「小林拓矢」の「図解即戦力 鉄道業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書」「早大を出た僕が入った3つの企業は、すべてブラックでした」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用
かなり微妙な本です。
正直言って、内容がかなり微妙です。
実際に勤務された3社が、それぞれタイプは異なるにせよ、ブラック企業だということは分かりました。
ですが、著者の就職、および、就活に関する考え方が甘すぎるということも読み取れます。
著者は、2004年の3月に大学を卒業しております。
で、後書きを読むと「四割もの大学生に卒業しても仕事が無かったのである」と書いてあります。
六割の大学生しか就職できなかった、ということなのですが、実際には、求人倍率は、1.35倍あり、好景気とは言えませんが、非常に不景気とも言えません。
http://www.recruit.jp/news_data/release/2015/0422_15767.html にデータがあります。
また、就活で名刺を交換しても、交換した名刺を忘れてくるなど、基本的なマナーすら身についていない事実も書かれています。
さらに、著者は、自身が早稲田大学を卒業しており、他の同僚が卒業した大学を下に見ている傾向も見受けられます。
同様に、自身の成績に関して「半分以上が優と秀」と書いていますが、逆に言えば、「半分弱が良か可」であり、どちらかといえば、学業成績は悪いと思われます。
卒業論文も「秀」とありますが、絶対評価であれば、「秀」を取得する学生が多数いるため、著者が学業という視点で優れているとは見受けられません。
また、同期となった他の社員の方と、積極的に交流をするという姿勢は全くなく、相手を避けるような行動が多数記述されており、協調性が感じられないです。
おそらく、著者は「学業成績が優秀であっても、卒業時の経済状況からみて、希望の業界・職種に就職できず、やむを得ず、就職したらブラック企業に就職し、大変な思いをした」と言いたいのかもしれませんが、私に言わせれば「学業成績は平々凡々、協調性が無い学生が、自身の身の丈に合わない会社ばかりに挑戦して、就職できずに卒業し、既卒でブラック企業にしか就職できなかった」としか思えません。
もちろん、就職した会社がブラック企業であることは事実ですが、著者の学生時代の考え、行動にも問題があると思います。