今田たまの作品一覧
「今田たま」の「家族がいなくなった日 ある犯罪被害者家族の記録」「家族がいなくなった日 ある犯罪被害者家族の記録(分冊版)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「今田たま」の「家族がいなくなった日 ある犯罪被害者家族の記録」「家族がいなくなった日 ある犯罪被害者家族の記録(分冊版)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
強盗殺人事件で父を失った被害者遺族によるコミックエッセイ。
自分に起こったことを自分視点で描く(自分じゃないものを勝手に想像しない、伝聞は伝聞として描く)姿勢が誠実だと感じる。
事件を知った衝撃、同じ立場の家族にすら感じてしまう距離、後からくる日常生活すらおくれないほどの精神的ダメージ、加害者への憎しみ、二次被害、加害者家族への怒りと複雑な気持ち…
デフォルメされた絵で直接表現はないけど、ストレートに表現される感情がなまなましい。
それでも全然実際の体験にはとどかないんだろうな。
どれだけ伝えようとも表現しきれる苦痛じゃない。
二次被害のひとつの「はげましの言葉(?)」にぞっとした。
非常に辛い事態が描かれます。
表題から予想されるように、大変に重い話です。家族を失った為に深刻な鬱状態に陥った主人公を描く非常にシリアスな作品です。
Posted by ブクログ
作者が漫画家であると言う事を踏まえると、好きな絵柄ではないし、恐らく書かれていたものが表題そのものの作品でなければ読まなかっただろう。だが、そこには「被害者家族」の現実が客観的かつ私的に描かれており、加え、人は極度のストレスを受けるとどういう精神状態になり肉体が悲鳴をあげるのかが描かれている。メンタル面を攻撃しているのは実は自分の感情である、と言う事がリアルに描かれている。作者の辿った道筋は、同じ立場に置かれた者にしか解らないものだろう。だけど、心が疲れて悲鳴をあげていると気付いていない人、読んでみよう。自分がどうなっているのかが解る。
作者も書いていたように「メンヘラ」を患う人間は無論元から