作品一覧

  • 星つむぐ少年
    完結
    -
    全1巻693円 (税込)
    ――どんなに近くても、ほんとうのことはわからない―― 人の細やかな心うちを描きだした珠玉の短編集。図書館司書の実日子は、母の再婚で年の離れた弟が出来たのが、なかなかうまく打ち解けられず…。表題作含め、人の感情を細やかに描いた短編を5編収録した珠玉の短編集。
  • 猫爪月がのぼるころ
    完結
    3.0
    全1巻638円 (税込)
    会社を辞め、彼女ともギスギスしていた連太郎の前に現れたのは、なんとも偉そうなお猫様!?
  • ぱパパぱ
    完結
    5.0
    全1巻605円 (税込)
    父二人、子二人、家一軒。 妻に逃げられた会社員・春樹(はるき)。家事を妻に任せきりだった春樹は、一人息子を抱え途方に暮れていたところ、同じように幼い息子を男手ひとつで育てる鬼島(きじま)という男と出会い…。頑張るパパs二世帯同居物語。
  • 仮寓のペレルマン
    完結
    3.5
    全1巻605円 (税込)
    君と僕の「関係」を、どう言葉にすればいい。周囲と距離を置く冬馬の前に現れたのは、かつての「友達」浅人。この再会は偶然? それとも――。
  • 梅酒
    完結
    4.0
    全1巻605円 (税込)
    所在なく夜の町に佇む少女・ゆえに声をかけたのは、ごく平凡な会社員・古畑。けれど古畑の存在はゆえの安らぎとなっていき…。俊英の贈る珠玉の短編集。

ユーザーレビュー

  • 仮寓のペレルマン

    Posted by ブクログ

    ペレルマンってどこかで聞いたと思ったら、ポアンカレ予想を解いた人かー! フィールズ賞を贈られたってことは(辞退したけど)、まだ若いんだな。

    主役二人の壊れ具合と後先考えなさ(壊れてるからだと思うけど)と、そしてなのに穏やかな時間が私には心地よかった。
    いつか、そう遠くないうちにその時間が壊れる(なくなる)事を知っているからこその閉塞感と息苦しさも。

    表紙の絵とタイトルに惹かれて手に取りました。
    正直に言って、絵はカラーのほうが良かった。
    が、この絵は好きだし、話も結構好きだったので、この作家さんは今後チェック。

    0
    2010年07月20日
  • 猫爪月がのぼるころ

    購入済み

    ヒューマンな妖しいお話し

    これ、不思議な漫画です。絵はサラふわ、各お話しのラストもいきなり終わるんですけど、ノベライズ本みたいに行間の遊びというか、全部絵で見せずに、イメージで読み手本人に埋めさせるみたいな。この作家さんだから成立してるのかな。ちょっと面白い。

    0
    2021年08月18日
  • 梅酒

    Posted by ブクログ

    短編集。「梅酒」はその中の一つ。女子中学生と中年のおじさん、それぞれにある心の隙間と高村光太郎の詩との引き合わせ。これはなかなか興味深い。その女子中学生が心の中でうれしくなっていたり、恥ずかしがっていたりする姿や、幕引きではかなさを漂わせるところもいい。
    その次にある「女神の条件」。告白したされたという関係がひっくり返ってしまうが、結果的にこれでいいというこの話も好き。

    0
    2014年01月28日
  • 仮寓のペレルマン

    Posted by ブクログ

    表紙をぱっと見て、BL要素あればいいなーと思って買ったんですが

    あまりなかった

    でも、それでも後悔しないだけの作品ではありました
    何が言いたいのか難しすぎて頭に入ってこなかったけど、この空気感は好きです

    カバー裏がサービス満点!

    0
    2010年08月04日

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