浅野智彦の作品一覧
「浅野智彦」の「自己への物語論的接近 ――家族療法から社会学へ」「「若者」とは誰か アイデンティティの社会学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「浅野智彦」の「自己への物語論的接近 ――家族療法から社会学へ」「「若者」とは誰か アイデンティティの社会学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「自己という現象[は]自分自身について物語ることを通して現れてくる」のであり、「その物語[は]必ず語り得ないものを含んでしまう」 (281)
結論はいたってシンプルだが、ここに至るまでに社会学や隣接分野における先行する自己論が詳細に検討されるのでついていくのは結構大変。でも読んで良かった。自己への物語論的アプローチという視点は、自分自身について考える参考になるし、テキストを読むときにも引き出しの一つになる。「文庫版あとがきにかえて」ではもう少し、本書初版刊行後25年間の学説の展開を教えてくれても良かったような気がしないでもない。
Posted by ブクログ
以前読んだ「BLの教科書」という本に出てきて読みたいリストに入れていたこちら。
最近朝井リョウの「イン・ザ・メガチャーチ」を読んでこちらの本のことを思い出したので読んでみた。
(というのも、この2冊ともオタクをテーマに挙げており、共通点があったため)
面白かった!
ただ、全体的にちょっと難しく、すべては理解できなかった…。(ので星4つ)
"つまり""すなわち""要は"などのワードから始まる文章だけでも理解しようと奮闘、、
せめて、一般的でない言葉にはふりがなをつけてほしかったです。
消費について。
「機能」としての商品から、「記
Posted by ブクログ
まだ第6章の途中までだけど。
スイスイ読める。それと論の展開がそれほど早くないから(つまり、それだけ取り上げた話題についてしっかりと記述している)、ボリュームがあって読み応えがある。
だけど、ここでいう若者の姿は、都市的な若者じゃないの?とは思う。そもそも消費社会論から始まってるからそれはそうでしょーって感じかもしれないけど。
それはそうと、ネットって多元的自己が展開されてるなーと思う。複数アカウントの所有と切り替えはまさにそんな感じ。裏垢とかも。しかも、各アカウントによって、投稿数が違ったり、フォローとフォロワーも違ったりして。しかも、それを見る人は、相手が匿名で対面で会ってるわけでも