作品一覧

  • 新宿物語
    -
    1巻1,320円 (税込)
    大学生になった僕は、歌舞伎町に入り浸るようになっていた。恋人と別れ、フーテン生活を送る日々。街頭で自作の詩集を売る仲間や学生運動に身を投じる者など、個性的な人々との濃密な出会いがあった――。ビートルズやツイッギーが日本の巷を賑わした昭和40年代の新宿を舞台に、フーテン生活を送る大学生の僕と、若者たちの生きざまを赤裸々に描く。
  • スキャンダル ~墓場まで持っていかない話~
    3.0
    昭和の芸能事件が蘇る骨太ノンフィクション。 「掴んだ“事実”は全部出す」「徹底的に追い詰める」そんな文春砲の手法に最近では批判の声も少なくないが、有名人のスキャンダルへの読者の関心は相変わらず高い。それでは写真週刊誌、女性週刊誌が全盛だった時代、当時の編集者や記者は何をどう取材し、どう伝えてきたのか。ネタ取り、裏取り、張り込み、ネゴ、あつれき…熾烈な取材活動の中で、彼らはたったひとつの“掟”を守りながら数々のスクープを飛ばしていった。女性セブン創刊55周年のいま、その真実をすべて明かす。 ●沖雅也 涅槃にて ●百恵さんの大勝負 ●ショーケンと墓標 ●聖子という空前絶後 ●大西結花と失踪社長 ●堀江しのぶ 死に化粧 (2018年10月発表作品)
  • 富士川六景~幕末明治舟運ものがたり~
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    1巻2,200円 (税込)
    江戸末期から明治へと移り変わる頃、現在の山梨から静岡の間の物流を担っていたのは舟だった。物を運び、人を運び、それぞれの生活があった。自然に翻弄され、時代に翻弄され、ままならぬ日々を抱えながらもおかれた場所で懸命に生きる人間達がいる。名も無き人々のありのままの姿を力強く描き出す短編集。

ユーザーレビュー

  • スキャンダル ~墓場まで持っていかない話~

    Posted by ブクログ

    何十年も前の芸能ニュースだけど、そういう事だったんだーって話がいくつも書かれている。
    聖子ちゃんの話、当のアラン本人が、?の状態だったなら一般人は余計に、?のわけだ。
    ようやく納得できた。聖子ちゃんって本当に強烈な人だなぁ。

    0
    2020年02月23日
  • スキャンダル ~墓場まで持っていかない話~

    Posted by ブクログ

    トップ屋、という職業は週刊誌が興隆していった時代の古語みたいに思っていましたが、それを自認する昭和のライターの思い出ノートです。たぶん、筆者はトップ屋という存在にプライドを持っていて、その秘密はあとがきに記される竹中労とのエピソードから生まれているのだと思います。陽のあたる場所としての芸能界は陽の差し込まないアンダーグラウンドがあってこそ成立し、しかし、咲き誇る花が人間であり、その花を愛でる側も人間であるからこそ、普段見えない部分への興味が生まれ、その好奇心がビジネスになっている、そんな仕事。書かれる側も、書いてくれるな、書いて欲しい、の両方で繋がっているので、まさにフレネミー。でも、ここで登

    0
    2019年01月20日

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