高部務のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
トップ屋、という職業は週刊誌が興隆していった時代の古語みたいに思っていましたが、それを自認する昭和のライターの思い出ノートです。たぶん、筆者はトップ屋という存在にプライドを持っていて、その秘密はあとがきに記される竹中労とのエピソードから生まれているのだと思います。陽のあたる場所としての芸能界は陽の差し込まないアンダーグラウンドがあってこそ成立し、しかし、咲き誇る花が人間であり、その花を愛でる側も人間であるからこそ、普段見えない部分への興味が生まれ、その好奇心がビジネスになっている、そんな仕事。書かれる側も、書いてくれるな、書いて欲しい、の両方で繋がっているので、まさにフレネミー。でも、ここで登