作品一覧

  • ヘミングウェイと猫と女たち
    -
    1巻880円 (税込)
    日本のヘミングウェイ研究者の第一人者が、著作や残された膨大な手紙、メモ、証言から作品と人となりを読み解く。ヘミングウェイは、生涯4回の結婚をし、多くの恋愛の逸話も残している。いまだにキー・ウエストの邸宅には、彼自身が飼っていた猫たちの子孫が数多く住んでいるということからも分かるように、愛猫家でもあった。「猫」「女たち」をキーワードに、時代と場所を手掛かりに本質に迫っていく。傑作と言われる「雨の中の猫」や長編「誰がために鐘は鳴る」「武器よさらば」などの作品を解剖する。研究書ではあるが、丹念な取材と紀行文としての趣きが読み物として、尽きない興味をそそる。
  • ヘミングウェイの言葉
    4.0
    1巻660円 (税込)
    男の人生はかくも甘美で苦い――。「もしふたりが愛し合っていれば、そこにはハッピーエンドなどはない」「小説を書くときに作家は血の通った人間を創り出すのだ。人物ではなく人間を」など、ヘミングウェイが遺した言葉は今も魅力に富む。その数々を「人生」「異国・祖国」「自然」「楽しみ」「執筆」の五章に分けて収め、背景を鮮やかに読み解く。二十世紀を颯爽と駆け抜けた文学者の濃密な生涯がよみがえる一冊。

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  • ヘミングウェイのパリ・ガイド
    -
    1巻1,485円 (税込)
    文学と実用が融合した新タイプのパリガイド。 ヘミングウェイが愛したパリ。その足跡、匂いを、ゆかりの地にめぐるガイドブックです。ヘミングウェイ研究の第一人者・今村楯夫氏(東京女子大学名誉教授)の書き下ろしエッセイと、パリ在住の写真家・小野規氏の撮り下ろし写真で構成。また独自のパリ取材で実用的なガイドブックとしての機能を大幅にアップしています。見やすい地図でパリの散歩を楽しむ本です。もう少し内容に触れると、パリ時代のヘミングウェイを、テーマ別に当時の写真とともに掘り下げ、ホテル・リッツとのエピソードなどを紹介しています。加えて、モパルナス、カルチェ・ラタン、サンジェルマン・デ・プレ、セーヌなどの詳細な地図と写真を掲載。そして現在にヘミングウェイが生存していたらきっと行ったであろう、という場所を徹底取材しました。誰も知らないパリ、とっておきのポタリング・ガイドとしてちょっと知的なパリ散歩の本になりました。 この作品の容量は、42.2MB(校正データ時の数値)です。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 この作品にはカラーが含まれます。
  • レジナルド
    値引きあり
    3.0
    1巻528円 (税込)
    第一短篇集、待望の本邦初訳!皮肉屋で少しばかり傲慢。批判精神あふれる痛快キャラクター、われらがレジナルド!“サキ・コレクション”第一弾! (※本書は2015/4/15に発売し、2022/2/28に電子化をいたしました)

ユーザーレビュー

  • ヘミングウェイの言葉

    Posted by ブクログ

    今村先生は優しくユーモアのあるとてもおもしろい方です♪

    文章がとても丁寧で素敵です。

    ヘミングウェイや当時の時代背景について理解を深めることができると同時に、教養のひとつとして知るのもいいと思います。

    ひとつのエピソードが見開き1,2ページなので、ヘミングウェイについて知らない方でも読みやすく、おすすめです。

    0
    2011年09月03日
  • ヘミングウェイの言葉

    Posted by ブクログ

    偉大な今村楯夫先生の本です。
    ヘミングウェイの言葉。
    お酒とか、食べ物、とかカテゴリー別になってて面白いです。

    0
    2009年11月13日
  • レジナルド

    Posted by ブクログ

    前回読んだ(クローヴィス物語)時は「飼い犬のリードをうまく操縦できない飼い主」のような気分に陥ったので、どうしたものかと思っていたが今作は非常に楽しめた。皆さんが当時の英国文化を理解しないことには。と書かれていたので、注釈をパタパタめくりながら読みました。全編通してレジナルドの物言い(なぜか年上女性とばかり)で構成されているのに、主人公ではないという設定が好きだな。 レジナルドは利発で頭がいいだけで、空気読まない意地悪な感じはしなかった。デモデモダッテ人間よりだいぶ好感持てます。

    0
    2020年12月26日
  • ヘミングウェイの言葉

    Posted by ブクログ

    はい、途中で力尽きました。
    ヘミングウェイをたくさん読んでいる人にはその作品の情景が浮かんできていいのかも。私、老人と海しか読んでないものねぇ。(^^;

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    2012年01月02日
  • ヘミングウェイの言葉

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    男の人生はかくも甘美で苦い―。
    「もしふたりが愛し合っていれば、そこにはハッピーエンドなどはない」「小説を書くときに作家は血の通った人間を創り出すのだ。
    人物ではなく人間を」など、ヘミングウェイが遺した言葉は今も魅力に富む。
    その数々を「人生」「異国・祖国」「自然」「楽しみ」「執筆」の五章に分けて収め、背景を鮮やかに読み解く。
    二十世紀を颯爽と駆け抜けた文学者の濃密な生涯がよみがえる一冊。

    [ 目次 ]
    1 人生(失われた世代;愛 ほか)
    2 異国・祖国(パリ;ヴェネツィア ほか)
    3 自然(空;雨 ほか)
    4 楽しみ(釣り;狩猟 ほか)
    5 執筆(秘密;トップニュース ほか)

    0
    2011年05月23日

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