量義治の作品一覧

「量義治」の「宗教哲学入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 宗教哲学入門
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    宗教とは何か。その役割はどこにあるのだろうか。人は生あるかぎり「苦」を背負って歩む。物質的豊かさにもかかわらず、「退屈」と「不安」に苛まれる。手応えのない「空虚」な生に悩む。この現代的「苦」からの救済の道を、キリスト教、仏教、イスラム教という三大宗教はどのように指し示すのか。「信なき時代」における宗教の存在意義と課題を問い直す。(講談社学術文庫)

ユーザーレビュー

  • 宗教哲学入門

    Posted by ブクログ

    宗教は信、哲学は知である。信に根拠はいらないが、知はそうではない。
    仏教における悟りとは真理に目覚めること、その反対は無明である。無明とは我に執着することである。仏教の関心事は苦からの救済である。
    キリスト教は、ユダヤ教の旧約聖書を廃止するのではなく、完成するべきものとと捉えたため、正典として残した。神を信じ、誰であろうと隣人を愛することが最も根本的な教えである。
    キリスト教的宗教とは、他者において、他者よりして、他者の力によって生きることであるとする。絶対的他者とは神である。神は威厳により人を裁き、裁いた人を愛により赦す。
    イスラム教の教えは六信五行にまとめられる。信と行とが不可分とされてい

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    2022年01月22日

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