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ユーザーレビュー

  • 生きなおす、ことば : 書くことのちから 横浜寿町から

    Posted by ブクログ

    新聞や雑誌、本を読まない活字嫌いの人でも、毎日何かしらの
    文字を読んでいる。

    コンビニエンスストアやスーパーの商品棚の文字だったり、駅や
    バス停の行先案内だったり、勤め先から送られてくる給与明細
    だったり。

    私たちの日常には文字が溢れている。だが、その文字が読めない
    人たちがいる。日本の識字率は99.0%だと言われるが、教育を
    受ける機会を奪われ、読み書きの出来ないまま大人になった
    人たちがいる。

    もし、文字が読めなかったら?もし、文字が書けなかったら?
    私たちには当たり前すぎて意識したこともないが、もし、自分が
    そうだったら?

    役所や銀行、郵便局の窓口で。手続き上、必要な用紙に記入

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    2017年08月20日
  • 生きなおす、ことば : 書くことのちから 横浜寿町から

    Posted by ブクログ

    心を言葉に。生きる希望のなかに。ー大沢敏郎
    20060812、寿職案広場にて。

    直接、先生から買わせて頂いた本。
    字が読め、書けるには、寿識字(しきじ)学校の生徒の様に、素直に心を言葉に出来ない。

    言葉について考えさせられる本。
    言葉を使って、伝えると言う事に衝撃を受けました。

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    2009年10月04日
  • 生きなおす、ことば : 書くことのちから 横浜寿町から

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    先日読んだ、「ホームレス歌人のいた冬」に出てきた本。
    横浜のドヤ街で識字教育をやってきた大沢敏郎さんが作者です。
    識字教育と言うと、文字の読み書きができない人に文字の読み書きを教えるイメージですが、大沢さんの識字教育は、「表現」ということに重点が置かれていて、文字の形や文章のすわりぐあいなどは、わりとどうでもいいらしい。
    文字を教えようとするのではなく、その人の人間そのものに向き合おうとする作者の姿勢とエネルギー伝わってくる、エネルギッシュな本でした。

    0
    2021年10月19日

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