作品一覧

  • 脳と森から学ぶ日本の未来
    4.0
    1巻3,168円 (税込)
    新型コロナウイルスをはじめ、自然災害、気候変動など、今世界ではさまざまな問題を抱えています。本書では、そんな私たちが今いる世界をどう捉え、どう考えたらいいのかを探ります。森と都会を行き来するトヨタ白川郷自然學校設立校長で東京農業大学の客員教授が、人類史、生命史から宇宙論までトータルな視点で世界を見つめます。 Q1、地球上で一番種類が多い生きものは? Q2、アインシュタインの相対性理論が意味するものとは? Q3、地図を逆さまにしてみると、日本はどう見える? 地図をひっくり返して見てみると日本列島は緑豊かな国で、地球史を振り返ると落ちこぼれの魚が人類への道を切り開いてきた事がわかるのです。明るい日本を目指すために、今知っておきたいことを伝えます。
  • 日本の森のアロマ 人と地球の未来を結ぶ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「日本の森産精油」の特徴、使い方などを詳しく解説。2010年に刊行、好評を博した『日本の森から生まれたアロマ』をリニューアル。オークヴィレッジ代表として長く森と関わってきた筆者が、とあるきっかけでアロマの研究開発を始め、日本の森、それも自らが暮らす飛騨高山の森の香りを、精油にするまでおよそ10年。さらに10年以上が過ぎた現在、「人と森」の関係はさらに重要性を増している。森を生かし、人の未来を明るくするためのひとつの方策が「森から生まれる精油」。SDGsが世界の課題となっている今、日本産アロマがわれわれの暮らしと森、ひいては地球環境とどう関わるのか…筆者の想いは尽きない。
  • 匠の技にまなぶ木の工作の時間 初級編〈1〉マイ箸・マイスプーンから(TAC出版)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【初めての方でも楽しめる木工工作!】現代の匠が木工工作のイロハを、マイ箸造りからステップアップ式に伝授します!本書では、簡単なバターナイフや箸などを造ります。小刀や彫刻刀などの手工具の使い方の基本を、作品完成の喜びと共に体得できるような書籍になっています。今までまったく木を削ったことない人でも、初歩から一歩一歩上達でき、同時に、日本の「木の文化」の深さを理解できるような構成です。また、多少経験がある人でも、木の加工の本質や木の文化の新しい未来が見えて、それこそ「目から鱗」と思えるような発見をいくつもしてもらえるよう、心がけました。《収録内容》・バターナイフ・箸・ペーパーナイフ・スプーン・コースター・木の器・木の時計・木の額 など
  • 認知症・不眠症へのアプローチ 日本の森のアロマ クロモジ
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    <まえがきより> 「クロモジ」の香りが、最近の研究で睡眠障害予防やウツ病予防、また認知症予防にも貢献できそうだということもわかってきました。 (略) 植物から精油をとる作業は、実に多くの手間と時間がかかります。精油の多くが高価なのはそのためです。それでも、天然由来の「ホンモノの植物アロマ」にはさまざまな効能があることが次第に判明してきています。 (略) この本は「新しい香りの世界」として、際立って魅力的な「クロモジ」を紹介します。 <目次> ●第1章 なぜ樹木のアロマなのか 飛騨高山に移り住む 森を調べる キューガーデンでの出会い アマゾン森林研究所(INPA)と樹木のアロマ バラとローズウッド 日本の森の優位性 ●第2章 クロモジの魅力 ~ 人の記憶と香りの関係 クロモジのアロマと出会う クロモジの特徴 山を手入れする クロモジ(=リナロール)にはどのような効果があるか? 香りと脳 2014年度ノーベル生理学・医学賞と記憶のメカニズム 日本的な新しいアロマトリートメント(クロモジとライスキャリアオイル) 予防医学とクロモジアロマの将来 ●第3章 日本人と黒文字 ~香りの日本文化 「かんじき」「花餅」 「クロモジの小柴垣」 「春日大社」と「茶道」 「利休」と「待庵」と「黒文字」 あとがき ~ これからの介護とセラピーとセルフケア Column・・・『森の惑星』で出会った木、マリリン・モンローとシャネルNo.5、汚れを浄化する美しい森、ロンドン「ミドリハウス」の香り、プルースト効果 記憶と時間、「めざめ」と「やすらぎ」ブレンド、日本の認知症とアロマ <著者紹介> 稲本 正(いなもと ただし) 1945年生まれ。作家、工芸家。立教大学に勤務した後、工芸村「オークヴィレッジ」(岐阜県高山市清見町)を設立し、代表になる。 『日本の森から生れたアロマ』『森の惑星』(共に世界文化社)、『森の自然学校』(岩波新書)、『森の博物館』(小学館)など著書多数。

ユーザーレビュー

  • 脳と森から学ぶ日本の未来

    Posted by ブクログ

    脳と森。一見すると関連がないように見えるかもしれないこの2つのキーワードだが実はこの2つが今後の激変する世界のなかで生きる人類を救済するものである事。著者であり日本産精油産業のパイオニアである稲本正先生がその生涯を通じて伝えたいメッセージがここにあります。白洲次郎や漱石、吉本隆明などの生き方、哲学を実際に森の国で生まれ、長じて森で生きて学問と実践と友情と世界を旅した中で得ていた叡智がこの一冊にしっかりと書き込まれています。大自然と共に生きること。大自然と共生することにより本来の自分の生きるべき方向を模索している方にオススメの一冊です。

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    2020年08月11日
  • 脳と森から学ぶ日本の未来

    Posted by ブクログ

    地球の環境悪化から、私たちがまともに生きられるのは、あと残り20年くらいしかないらしい。
    環境を含めて、どう持続可能な世界をつくるか、、と考えていたときに、知り合いから進められた本。
    昆虫も、ホモ属も、助け合って生きてきた。
    私たちが存続していくヒントは、どうも共生進化にあるようだ。

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    2020年08月10日
  • 脳と森から学ぶ日本の未来

    Posted by ブクログ

    縦横無尽というか、いろんな話題が出てきて面白い本。時間や空間のスケールのことを考えると、この時代の特殊性や人の非特殊性に思い至る。共生進化というコンセプトはいまいちよく掴めず。どうあれ、森や自然と共に生きることはとても大事にしたいこと。人の社会と自然が相利の関係を作れるようにしたいと思った。

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    2020年12月29日
  • 脳と森から学ぶ日本の未来

    Posted by ブクログ

    自然や日本人の来し方行く末について、著者の思うところが、生物学、物理学、歴史といった色々な切り口で綴られている。

    「多面的」にと言いたいところだが、「多点的」に語られている印象。最後の章でそれまで述べられてきた「点」が収束していく、という体裁にはなってはいるものの、個人的にはあまり納得感はなかった。

    とはいえ、人の知識は偏りがちなもの。本書に散りばめられた「点」からは、少なからず、何かしらの新しい知識を得ることができるだろう。

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    2022年10月02日
  • 脳と森から学ぶ日本の未来

    Posted by ブクログ

    タイトルと表紙の写真が素敵で 手に取った本です。
    物理学を専攻した著者が、岐阜県高山市で植林・育林活動を熱心に行なっている
    というところにも興味を持ちました。
    ところが、読み進めるのにとても苦労しました。
    内容があまりにも多岐にわたっていて、所どころ 専門的で難しかったからです。

    私なりの理解でしかないのですが、「脳」は、考える存在としての人間と
    人間が作り出す物のこと。
    そして「森」は、文字通りの森であり、地球という生命体を象徴するもの。
    地球の生物重量は、圧倒的に植物界で占められているそうです。
    なので、地球は、生物としては「森の惑星」といってもよいという記述があります。
    人間が自然と共

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    2021年06月06日

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