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  • 久坂玄瑞の妻

    Posted by ブクログ

    久坂玄瑞は幕末の長州藩士であり、吉田松陰の義弟としても知られる
    いわゆる尊皇攘夷…すなわち天皇を尊び、外敵を排除せんとする思想に立っていた
    昭和17年の日本ではニーズがあったのだろう
    しかし実際のところ、彼は幕府との軋轢がもとで朝敵にされた
    おまけに久坂の死後、長州藩は下関戦争の敗北を経て開国派に転じ
    倒幕のためにイギリスの力を借りることとなるのだった
    そのあたりは小説の中であいまいだ
    ある意味、史実は繰り返されることになるのだが…

    「久坂玄瑞の妻」とは、つまり吉田松陰の妹のこと
    先にも書いたように、これは昭和17年、太平洋戦争の初期に出版されたもので
    おそらくは戦時下の妻、および未亡人たち

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    2015年04月06日

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