小長谷有紀の作品一覧
「小長谷有紀」の「知的生産の技術とセンス 知の巨人・梅棹忠夫に学ぶ情報活用術」「モンゴルの二十世紀 社会主義を生きた人びとの証言」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小長谷有紀」の「知的生産の技術とセンス 知の巨人・梅棹忠夫に学ぶ情報活用術」「モンゴルの二十世紀 社会主義を生きた人びとの証言」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
知的生産とは、インプットを基に自分の考えで再構成したり新たなものを加えてアウトプットすることだという。仕事柄、アウトプットを日々することが求められているが、それに必要な心構え、インプットを適切に自分の引き出しにしまっておく方法などがよくわかる。本書の中でも挙げられていてよく分かった例は、読書・映画鑑賞は知的生産ではなく、演奏・文筆は知的生産であるという。梅棹氏の「知的生産の技術」で挙げられた京大ノート・小札による整理術をベースに、現代に利用できるEvernoteなどの使い方は参考になる。個人的にはEvernoteではなく、OneNoteを使っているが、同じような使い方を実践してみようと思った。
さらに、知的生産を通して、代替不可能な存在になることの大切さがふれられていた。本当にそうありたいと思った。「誰でもいい」「いなくなってもすぐに代わりがいる」ではなく、「いないと困る」存在になりたい。そのためには、アウトプットを日々積み重ねる努力が必要だと感じた。
Posted by ブクログ
梅棹忠夫先生の「知的生産の技術」をインターネット時代でどう活用するかを紹介した一冊。
「知的生産」とは梅棹先生が生み出した言葉で、「誰もが新しい情報を生み出し、体系化し、新しい価値を生み出すこと」と定義されている。
現代では、インターネットを使って情報を誰でも発信できるようになっているが、「知的生産」のためには、どんな情報をどのように探し、選び、自分の琴線に触れたものをどう表現していくのか?が重要。
それを本書では“センス”と表現しているが、
「一人称」の情報を繰り返し自分自身にフィードバックさせてゆくうちに、情報に対する感度は研ぎ澄まされていきます。(P179)
日々繰り返し意識して実行する必要がある。最初からうまくいくわけないんだから、まずはインプットのセンスを磨かないと。
Posted by ブクログ
名著として名高い故・梅田忠夫氏が約50年前に著した「知的生産の技術」を現在のデジタル環境を踏まえて再解釈した一冊。
原著は目を通したことがある程度だが、本著を読めばそのエッセンスを感じることができる。
「知的生産」というと随分敷居が高いことのように感じてしまうが、まずは既存のコンテンツの模倣でもよく、そこに自分なりの解釈を加えながら、少しでも新しいものになってくれば良いという、本書での言葉には励まされる。
その「自分なりの解釈」という点が、本書のタイトルにもある「センス」。
「センス」は何らかのアウトプットをして、世間からのフィードバックを受けながら(インプット)培われるものだという。
自分なりの好き・嫌いというものをフィルターにして、様々な情報から自分のカンにピッと感じるものを濾しとっていく中で、センスというものは磨かれていくものだろうか。
ネット環境やモバイル端末の発達で情報は荒波のように押し寄せるものの、その中から自分なりのフィルターを通して、発信するという行為ができていない。
まずは曲がりなりにも「アウトプット」していきたい。
Posted by ブクログ
名著「知的生産の技術」を現在版に置き換えようというチャンレンジングな試み。
久々にこういう技術系の本を読んだ。
序盤はネタ本と梅棹先生の紹介、後半はEVERNOTEの紹介?
読む前の期待が大きかっただけに、少々期待ハズレな面も。
ツールをアップデートした(情報カード→EVERNOTE)した感じ。
[more]
(目次)
第1章 そもそも「知的生産の技術」とは?
梅棹忠夫とはどんな人物だったのか?
40年以上読み継がれる『知的生産の技術』とは
「知的生産」という言葉は梅棹先生が生み出した
誰もが新しい情報を生み出すために
現代に求められる「考えて書く」技術
「知的生産の技術」は今も活かせる
第2章 「知的生産の技術」を支えたツール
すべてを同じフォーマットで記録「京大型カード」
「京大型カード」とはどんなカードなのか
京大型カードに何をどのように書く?
思考を筋道立てる「こざね」
日本語をタイプするのも一苦労だった時代に
『知的生産の技術』に書かれていないこと
先の見えない時代にこそ求められる「知的生産」
第3章 今は知的生産のための“センス"を磨く時代
デジタルの限界をどう克服するか?
道具は変わっても本質は変わらない
すべての基本はフィールドワーク
巨人の肩に乗る
3極モデルでセンスを磨く
個人のセンスってなんだ?
センスこそがフィルター
キュレーションには弱点がある
「売り場を見る」ではもう不十分
インプットからアウトプットへ
第4章 「情報」をインプットする場所はどこなのか?
好奇心が磨くインプットのセンス
梅棹先生の「発見の手帳」
自分を情報のフィルターとする
クラウド時代の情報カード「Evernote」
Evernoteで作る「発見の手帳」
情報は整理せずに分流する
第5章 何をインプットしていくか?
ウェブとのつきあい方とキュレーション
フィルターバブル問題
書籍によるインプットと、電子化による新しい読みの可能性
電子書籍時代の読む技術
知的生産の現場としての書斎
情報インプットの流れ
名詞的なニッチと、形容詞的なニッチ
変わる紙のノート、情報カードの役割
あなた自身がフィルターになる日
第6章 情報をどうアウトプットしていくか?
誰もがアウトプットしなければいけない時代
アウトプットへのハードルが下がった
これだけある知的アウトプットのプラットフォーム
「声」を持った発信と、リミックス
リミックスを加速する発想法
コラボレーションを可能にするサービスたち
ログの生み出す力を享受しよう
こつこつとコンテンツを提供できるサービス「note」
知的アウトプットの輪を広げる
わけの分からないことに身を投ずる
第7章 世界に+(プラス)の影響を与えるために
世界に+(プラス)の影響を与えるための素養
登山で磨かれた知的生産のためのセンス
専門に縛られない
たった一人で世界を変える
一人の熱意が伝染する、活動の拠点を持つこと
かけがえのない人材になろう
逆境を手なずける
梅棹先生が私たち=未来に託したテーマ