竹鶴政孝の作品一覧

「竹鶴政孝」の「ウイスキーと私」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • ウイスキーと私
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    ユーモアとダンディズムあふれる 伝説的自伝 日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。復刊にあたり、歌手・谷村新司の特別寄稿“琥珀色の「時」を飲む”を収載。

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ユーザーレビュー

  • ウイスキーと私

    Posted by ブクログ

    1188

    ウイスキーと私
    by 竹鶴政孝
    学校でも理科は得意だった

    ウイスキーのつくり方をごく簡単にいうと、まず大麦に水分を与える。大麦は水を吸うと、まるまると太り、芽と根を出してみずみずしい精気をあたりいっぱいに発散させる。  約一週間で発芽をとめ、乾燥塔内でピート(Peat・草炭)の煙にいぶされる。ピートの煙は床に刻まれた細いすきまを通り、麦の一粒一粒のシンのそこにまで移り香をしみこませる。  麦はピートの移り香を吸い、ウイスキー独特の香りを早くもここで身につける。  ピートで十分に乾燥した麦を粉にし、湯水を加えて 攪拌 すると、ジアスターゼ(Diastase)の作用によって、でん粉が

    0
    2023年07月21日
  • ウイスキーと私

    Posted by ブクログ

    文章から滲み出る、幸運への感謝と自身の努力、成果への自負。
    驚くほど淡々とした筆致だが、それでもなおダイナミックだった氏の人生がありありと伝わってきた。

    0
    2017年10月26日
  • ウイスキーと私

    Posted by ブクログ

     NHKの連ドラ『マッサン』に影響されて、ウイスキーなど嗜みだした馬鹿者である。ドラマ自体はずば抜けて面白いわけではないが、モデルとなったニッカの竹鶴政孝とサントリーの鳥井信治郎の航跡はちょっと調べてみても面白い。ドラマは一部事実に基づき、一部は作り話になっている。
     ドラマでマッサンがウイスキーをはじめて飲んで、そのうまさに惚れ込む場面があるが、ウイスキーのようなクセの強い嗜好品は何度も味わって慣れないと旨さがわからないものではないかと思う。竹鶴は実際どうやってウイスキーに目覚めたのだろう。

     本書は日経に連載した「私の履歴書」を1972年にニッカが非売品として書籍化したものの復刻版である

    0
    2016年02月18日
  • ウイスキーと私

    Posted by ブクログ

    竹鶴政孝の自伝のようなもの。彼がいなければ日本でウイスキーが作られることもなかったのかも。ウイスキーは作ってすぐ売ることのできず原酒の熟成を待つ必要があるがそれ故に流行りと合わせるのは難しく、商売としても根気がいるものでそれをはじめからやるっていうのはすごい。

    0
    2023年10月07日
  • ウイスキーと私

    Posted by ブクログ

    スコットランドでウィスキー作りを学び、日本でウィスキーの製造を軌道に乗せるまでを書いた竹鶴政孝氏の自伝です。淡々と書かれていますがウィスキー作りについてだけでなく、第一次対戦から戦後までの時代感も伝わって来るのが面白いです。ウィスキーの好きな方はぜひ。

    0
    2019年08月04日

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