作品一覧 2015/10/09更新 ニューギニア水平垂直航海記(小学館文庫) 試し読み フォロー 冒険歌手 珍・世界最悪の旅 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 峠恵子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 冒険歌手 珍・世界最悪の旅 峠恵子 曲がりなりにも自分もバックパッカーとして、未知の世界に憧れ、未知の出会いや景色に想いを馳せ、多くの国を旅し、多くのトラブルを経験したことがある。ただ、峠さんのこの冒険は到底レベルが違う。この覚悟、精神力、どこから来るのだろう。そして、やはり隊長やユースケさんの視点からもこの旅を見てみたいと思った。(...続きを読む特に隊長がそのようなタイプではないことはよく分かった為、それは叶わないことは重々承知) 人に騙され、それに怒りをぶつけるのも大きなエネルギーを使う。途中、峠さんも、怒る気力を出なかったと語っているが、そんな中で怒鳴り続ける隊長。本当にぶっ飛んでいて、カリスマ性のある方なんだろうなと思う。峠さんも相当ぶっ飛んで入ると思うが。 また、自分も冒険してみたい、そんな気持ちを持たせてくれた一冊。 Posted by ブクログ 冒険歌手 珍・世界最悪の旅 峠恵子 高野秀行さんの解説、角幡さんも隊員の探検記ということで、期待して読んだ。とても面白い。ヨットの航海もすごいが登山もすごい。何をするにしても、苦難の連続。そしてたまに天国、その頃地獄。ニューギニアもすごいね。隊長もすごい。 日常からの逃避にはうってつけ。こういう本を読むと、また別の探検記を読みたくな...続きを読むる困った本。 Posted by ブクログ 冒険歌手 珍・世界最悪の旅 峠恵子 興味を持った方が一分の後悔なく寧ろ期待以上の読書ができることをお知らせしたく、星5をつけます。 ただし面白すぎるため同文量の作品に比べて早く読み終わるのは必至。ある意味コスパは悪いかもしれません。 著者の日記を軸に述懐を加えながら、時系列に沿って展開されます。 言葉少なにざくざくとした文調のため飽き...続きを読むが来ずスピーディな読み心地。叙事と叙情とがスッパリ区切られているため、語り口の割に客観的に読めます。 嘘みたいな波乱万丈ノンフィクション作品、著者の感情増し増し、客体仕立て。他の畑の本読みさんにもおすすめです。 Posted by ブクログ 冒険歌手 珍・世界最悪の旅 峠恵子 サイコーですよ、ページめくって5ページ目くらいで「こりゃおもしろいぞ」と確信しました。 うっすーい動機でニューギニア探検に向かった歌手の奇想天外な冒険記。 目標の山に登れないことが現地でわかり、別の山に変更。それ終わったら、幻の犬探す目的追加。すごく場当たり的なんだけどそれがまた楽しい。ど素人でこん...続きを読むな事ができたなんて、そりゃー隊長がすごかったんでしょうね。 巻末に追記されてる高野さんの解説やユースケとの対談とか後日談や裏話もネタに事欠かず一気に2日で読みました。しかし、このユースケがあの人だったとはね… そして隊長の今もすごいよ。このメンツだからできた冒険だったなと今は思えます、 Posted by ブクログ 冒険歌手 珍・世界最悪の旅 峠恵子 女性歌手が冒険に挑戦?なんかつまんなさそう、というのが第一印象だったが、ネットでの書評では面白いというではないか。 読み始めると、もうこれが期待を大きく裏切り、面白いのなんの。 冒険に参加する理由が「苦労を知らないから」って、おまえバカか、と思ってしまいましたが、これがなかなかすごいことの連続。 バ...続きを読むカとか思ってスイマセンでした。 その上、巻末特別収録に記された冒険後の人生もジェットコースターのような展開。 こういう人は常に大きな事態を呼び寄せる何かを持っているのだろう、たぶん。 しかも、この冒険に出てくる「ユースケ」なる人物は、次に読もうと思っている本『空白の五マイル』の著者だった知り、驚いた。 Posted by ブクログ 峠恵子のレビューをもっと見る