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「高谷清」の「重い障害を生きるということ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「高谷清」の「重い障害を生きるということ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
重症心身障害とは日本独自の行政的概念であるが、重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複している状態を指す。前述の通り、これは医学的な病名ではなく、日常生活において常時、医療的なケアと手厚い介護が必要な人々に対する行政的な概念となっている。その数は人口あたり0.03%、10000人に3〜4人程度とされ、国による正確な統計調査(数値)は無いが、国内に43,000人程いると考えられている。うち、在宅による介護が全体の2/3を占め、残る1/3は本書に記載されるような、医療施設またはホームと呼ばれる介護施設で生活をしている。
重症心身障害に分類されるに至る主な病気や原因については、出生時に関連する事が多く
Posted by ブクログ
星5では足りない。★★★★★★★★★★
福祉は「社会復帰に役立ち、社会への見返りが得られる人が対象」であり、また、医療は「病気を治すためや軽減するためにするもので、治らない障害に医療はいらない」という考え。ゆえに「障害が重くて社会の役に立たない者には国の予算は使えません」などという時代があった。
それが児童福祉法改定によって初めて重症心身障害児が法律で認められることになったのが1967年。このスタートラインに立つまで、どれだけの障害児とその家族たちが虐げられ厄介視され、不遇に苦しんできたかを思うと胸が苦しくなる。
しかしこれは健常者こそ目を背けずに読むべき本。
✎︎___________
Posted by ブクログ
とても優しい視点を感じる本。
ただ優しいだけではなくて息を飲むような重い障害に、毅然と対処しようとする優しさ。
重障害を抱え、自らの身体能力ではただ生存することさえ難しい人たち。神経や筋肉が発達しないために動くことはおろか姿勢を保持することもできず、呼吸をすることですら体力を消耗する。思考や感覚が朧ろで外界を捉えられず、すべての刺激に混乱と恐怖をきたす。
そういう人たちにとって、生きているとはどういうことなのか。彼らを生かしているとはどういうことなのかを静かに、真摯に考えている。
障害とは、人類が脈々と子孫を残し進化したりしなかったり無数の取捨選択の上での試作品なのだ、と著者は言っています
Posted by ブクログ
重い障害を生きるということ 高谷清 岩波新書
障害の問題に関係なく皆に読んでもらいたい
内容の濃い素晴らしい本だし咀嚼されていて分り易い
医者である前に人間として活きている人が
この殺伐とした競争原理至上主義の現代社会にもいたのだ
特に感銘するのは管理による強圧的な恐怖で
人間をつなげて社会を育てようとすることへの疑問視である
強度の不快を避け快の部分で自分を認識していくべきだとし
2次元3次元という空間的問題や
機械的時間と意識上の時間の問題にからんで
過去・現在・未来に付いての具体的な考察
過去が過去にあるのではなく現在にある過去
今にある今・今に存在する未来と時間を捉える
記憶も、今