朴裕河の作品一覧
「朴裕河」の「帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い」「韓国ナショナリズムの起源」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「朴裕河」の「帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い」「韓国ナショナリズムの起源」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
読み始めるのは気が重かったが、超面白くて、半端ではない良書だった。
慰安婦問題については、「戦時中、日本は悪いことしたんだから、いくらでも韓国に謝罪を続ければいいんじゃん」くらいの認識だったが、理解が足りなかった。
本書では、次のような事実が指摘される。
日本軍による強制連行は証拠がなく、むしろ韓国人の業者によって貧困女性が騙されたり、自発的に動員されたケースが多かったこと(当時植民地支配されていた韓国は宗主国である日本に積極的に愛国心を示していたが、前後、そのような記憶は抹消された。)、日本や軍は性病予防のための管理をしていたこと、もともとからゆきさん、日本人慰安婦の代替として韓国人慰安婦が
Posted by ブクログ
朴裕河『帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い』朝日文庫。
第27回アジア・太平洋賞特別賞、第15回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞作の文庫化。
何度、日本政府が謝罪しようと、賠償金を支払おうと、政権が交代する度に国民の人気集めのためか、繰り返し抗議を続ける韓国政府。そもそも従軍慰安婦の強制連行があったのか、従軍慰安婦は職業的な売春婦だったのか、様々な文献や小説、慰安婦からの様々な証言を集め、二国間に根強く残る問題に斬り込む。
結局のところ、慰安婦からの証言は様々で、慰安婦になる過程も間に業者が入っていたり、軍の募集に対価を得るために応募したりと様々で明確な答えは無いようだ。
戦
Posted by ブクログ
読み始めたら、どこかで読んだことがあるエピソードだなと思い、反日種族主義の本を確認したら、同じエピソードが出ていた。この本は20年前に韓国で出版されたのだから、反日種族主義の方が真似をしたのかな?「鉄杭事件」と言って、日本が朝鮮民族の精気を断ち切るために、山などの頂上に打ち込んだと言われている。風水侵略とか。こんなことを本当に真面目に信じているのかな?日本がすることは悪いことで、韓国がすることは健気なこと、という前提の色々な言説が取り上げられて批判されている。これを読んだら韓国の人はむっとするのだろうな。20年経っても、あまり変わっていないように思える。これだけ日韓の交流があっても、心の底には