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韓国の歴史認識がいかにナショナリズムに傾いたかを1990年代以降の状況を追いながら、嫌韓でもなく反日でもなく一方的な親日でもない立場で冷静に論理的に分析する名著。
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Posted by ブクログ 2020年08月03日
読み始めたら、どこかで読んだことがあるエピソードだなと思い、反日種族主義の本を確認したら、同じエピソードが出ていた。この本は20年前に韓国で出版されたのだから、反日種族主義の方が真似をしたのかな?「鉄杭事件」と言って、日本が朝鮮民族の精気を断ち切るために、山などの頂上に打ち込んだと言われている。風水...続きを読む侵略とか。こんなことを本当に真面目に信じているのかな?日本がすることは悪いことで、韓国がすることは健気なこと、という前提の色々な言説が取り上げられて批判されている。これを読んだら韓国の人はむっとするのだろうな。20年経っても、あまり変わっていないように思える。これだけ日韓の交流があっても、心の底にはこの本で取り上げられたようなことがあるのだろうな。
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