作品一覧

  • 写真家ルイス・キャロル
    3.3
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の著者として有名なルイス・キャロルは写真家でもあった。ヴィクトリア朝時代の写真術草創期の状況とアマチュア写真家としてのキャロルの実像を描く第一級の資料。キャロルの代表作も多数収録。

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ユーザーレビュー

  • 写真家ルイス・キャロル

    Posted by ブクログ

    チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン師/文学修士ことルイス・キャロルの、写真家としての側面についての本。彼の写真技術やモデルたちについても、とても詳しい。後半は、キャロルの写真作品64葉。私が感銘を受けた幾つかの点は……、・今から150年ほど前の写真が、驚くべき魅力的なポーズ(場所や小物なども含め)や表情で撮られていること。少女たちも他の人物も、レンズから視線をはずし、ほとんどの場合微笑んでなどいない。こちらを向いていても、じっと真っ直ぐな眼差しで視線を合わせている。・テニソン卿、ダンテ・G、クリスティナ、ウィリアムのロセッティ兄妹、ジョージ・マクドナルドとその子どもたち、ヴィクトリア女王の末息

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    2011年07月19日
  • 写真家ルイス・キャロル

    Posted by ブクログ

    ルイス・キャロルの写真技術黎明期のアマチュア写真家としての一面を紹介した作品。
    時代は日本の明治維新前後くらいから始まることに驚く。当然写真の技術も現在に比べるとかなり原始的で,
    1枚の写真を撮ることに想像を絶する苦労があったことが窺える。本書の内容としてはキャロルの日記からの抜粋が多いが,それを見るに,これをアマチュア写真家と言ってしまってよいのかと思うほど,没頭していたようだ。果たしてちゃんと仕事をしていたのかと思ってしまう。
    60数ページにわたって実際のキャロルが撮った写真が1ページに1枚掲載されている。日頃高精細の天然色の写真を見慣れている私にはあまりどれもそれほど感動する写真には見え

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    2025年03月02日
  • 写真家ルイス・キャロル

    Posted by ブクログ

    “アリス”で有名なルイス・キャロル―ドジソンは写真家としても秀でていた。当時の写真家(カメラ)事情とドジソンの日記を紹介した本。
    今言ったとおり当時の事情と写真のことが書いてある日記を紹介って感じで、杏の見たい感じではなかった。ゆえに特におもしろいわけでもない。しかし撮った写真はやはり良かっ…?おもしろかったかな。実はこれが目当てだったんだけど。この人の写真はなんとも幻想的で物語的だ。
    あと何が面白かったって、ドジソンの性格だよね…。A型だろっ?!

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    2009年10月04日

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