金澤淳子の作品一覧
「金澤淳子」の「写真家ルイス・キャロル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「金澤淳子」の「写真家ルイス・キャロル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン師/文学修士ことルイス・キャロルの、写真家としての側面についての本。彼の写真技術やモデルたちについても、とても詳しい。後半は、キャロルの写真作品64葉。私が感銘を受けた幾つかの点は……、・今から150年ほど前の写真が、驚くべき魅力的なポーズ(場所や小物なども含め)や表情で撮られていること。少女たちも他の人物も、レンズから視線をはずし、ほとんどの場合微笑んでなどいない。こちらを向いていても、じっと真っ直ぐな眼差しで視線を合わせている。・テニソン卿、ダンテ・G、クリスティナ、ウィリアムのロセッティ兄妹、ジョージ・マクドナルドとその子どもたち、ヴィクトリア女王の末息
Posted by ブクログ
ルイス・キャロルの写真技術黎明期のアマチュア写真家としての一面を紹介した作品。
時代は日本の明治維新前後くらいから始まることに驚く。当然写真の技術も現在に比べるとかなり原始的で,
1枚の写真を撮ることに想像を絶する苦労があったことが窺える。本書の内容としてはキャロルの日記からの抜粋が多いが,それを見るに,これをアマチュア写真家と言ってしまってよいのかと思うほど,没頭していたようだ。果たしてちゃんと仕事をしていたのかと思ってしまう。
60数ページにわたって実際のキャロルが撮った写真が1ページに1枚掲載されている。日頃高精細の天然色の写真を見慣れている私にはあまりどれもそれほど感動する写真には見え