ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
11pt
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の著者として有名なルイス・キャロルは写真家でもあった。ヴィクトリア朝時代の写真術草創期の状況とアマチュア写真家としてのキャロルの実像を描く第一級の資料。キャロルの代表作も多数収録。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン師/文学修士ことルイス・キャロルの、写真家としての側面についての本。彼の写真技術やモデルたちについても、とても詳しい。後半は、キャロルの写真作品64葉。私が感銘を受けた幾つかの点は……、・今から150年ほど前の写真が、驚くべき魅力的なポーズ(場所や小物なども含め)や...続きを読む表情で撮られていること。少女たちも他の人物も、レンズから視線をはずし、ほとんどの場合微笑んでなどいない。こちらを向いていても、じっと真っ直ぐな眼差しで視線を合わせている。・テニソン卿、ダンテ・G、クリスティナ、ウィリアムのロセッティ兄妹、ジョージ・マクドナルドとその子どもたち、ヴィクトリア女王の末息子レオポルド王子、等々、といった人々が、彼の写真によって見事に今日まで保存されていること。お蔭で絵や詩といった作品からだけではなく、ラファエロ前派の当時の様子を想像できる。・それにしても、少女たち、とりわけやはり「アリス」の写真が、ほんとうに魅力的なこと。等など。……、キャロルには7人の姉妹と3人の兄弟がいて、少年の頃からみんなを喜ばせることが大好きで、いろんな遊びをしていたとのこと。彼は自分の「幼いガールフレンドたち」を喜ばせ、共に愉しい時間を過ごすことが、ほんとうに好きだったんだなぁ、ということがよくわかる。少女たちも、ドジソンおじさまが好きだったに違いない。そうでなければ、カメラの前であのように素敵なポーズが取れるはずがない、と思う。いかにも「オックスフォード」といったあれこれの雰囲気や、多少風変わりで意固地な側面、あるいはヴィクトリア時代らしい階級差別意識も感じられるけれど。少女たちとキャロルの交歓は、無垢の愛、と言うにも相応しい。浅薄に「ロリコン」などと片付けること勿れ。「ヴィクトリア中期で最も有名なアマチュアポートレート写真家」キャロル、という人物像がくっきりと浮かび上がる。
ルイス・キャロルの写真技術黎明期のアマチュア写真家としての一面を紹介した作品。 時代は日本の明治維新前後くらいから始まることに驚く。当然写真の技術も現在に比べるとかなり原始的で, 1枚の写真を撮ることに想像を絶する苦労があったことが窺える。本書の内容としてはキャロルの日記からの抜粋が多いが,それを見...続きを読むるに,これをアマチュア写真家と言ってしまってよいのかと思うほど,没頭していたようだ。果たしてちゃんと仕事をしていたのかと思ってしまう。 60数ページにわたって実際のキャロルが撮った写真が1ページに1枚掲載されている。日頃高精細の天然色の写真を見慣れている私にはあまりどれもそれほど感動する写真には見えないしキャロルが愛した少女たちもさほど可愛らしくも見えない。まぁ時代が違うので仕方ないところか。 最後にはキャロルの写真にまつわる掌編もいくつか掲載されている。
“アリス”で有名なルイス・キャロル―ドジソンは写真家としても秀でていた。当時の写真家(カメラ)事情とドジソンの日記を紹介した本。 今言ったとおり当時の事情と写真のことが書いてある日記を紹介って感じで、杏の見たい感じではなかった。ゆえに特におもしろいわけでもない。しかし撮った写真はやはり良かっ…?おも...続きを読むしろかったかな。実はこれが目当てだったんだけど。この人の写真はなんとも幻想的で物語的だ。 あと何が面白かったって、ドジソンの性格だよね…。A型だろっ?!
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
写真家ルイス・キャロル
新刊情報をお知らせします。
ヘルムット・ガーンズハイム
人見憲司
その他の作者をフォローする場合は、作者名から作者ページを表示してください
フォロー機能について
「趣味・実用」無料一覧へ
「趣味・実用」ランキングの一覧へ
一覧 >>
▲写真家ルイス・キャロル ページトップヘ