石原幸男の作品一覧
「石原幸男」の「暦はエレガントな科学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「石原幸男」の「暦はエレガントな科学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
二十四節季が太陽暦であること、
天文をやっている人間からすれば当たり前なのですが、
なかなか多くの人はそう思いません。
そもそも、実際に感じる季節とずれているという感覚を持っている人が大半でしょう。
「暦の上では…」という表現がそれを表しています。
二十四節季はあくまで天文学的な概念であり、
たとえば北半球でもっとも昼が長くなり太陽の南中高度が高くなる日が夏=夏至なわけです。
気温がもっとも高くなる時期や海水温がもっとも高くなる日は、
それぞれの熱伝導率や熱容量の関係で送れますが、
太陽の動き的には6月が夏なわけです。
この本は、主に旧暦や和暦を中心として、
読み物的に暦の話が書かれていま
Posted by ブクログ
二十四節気と日本人~二十四節気は,立秋といってもまだまだ暑い・・・というように,季節感とずれている。これは中国の暦を導入したからで,日本式の節季があってもいいんじゃないかと考える向きもあるが,そもそも・・・自然暦があって,縄文・弥生時期にはこれで用が足りていたけど,「月末までに・・・」という約束をすることが多くなり,太陰暦が生まれた。イスラム暦のような純粋太陰暦では1年12ヶ月では当然,ずれてくるので長期の約束はできない。そこで,太陽高度を計って,1年の長さを割り出し,閏月を入れることが考えられた。また,日食・月食は天意と考えられていたため,権力者としては,その時期を精確に把握する必要が生じて
Posted by ブクログ
暦の歴史、いろんな暦、暦と社会の関わり等々。暦をいろんな角度から見ている本。
普通に生活していて感じる季節と、天文学を元にしてできた二十四節気は違うものなんだよ、てことが一番言いたかった…のだろうか。
身近で毎日関わりのあるものだけど、ちゃんと考えたり知ることは無かった暦の話。知らないことだらけで読んでいて面白いところも沢山あった。のだが。
ある程度太陽や月の動きのような天文学的な知識と暦に関する知識を持っている人向けかな~。
太陽の動きひとつにしても、頭の中に立体的に映像が出てこない私には最初から難しかった(^^;
暦の歴史にしても、読んでいる時は何となく大雑把にそうなのかーと思えるけれど