マイケル・モスの作品一覧
「マイケル・モス」の「フードトラップ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「マイケル・モス」の「フードトラップ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
これを読むと、加工食品を食べない、と言う生活を心がけようと言う気になるが、実行にはものすごいストイックにいく精神力と、お金が必要なんだな。毎日食べてるパンの成分表示から見る習慣つけなきゃ…
糖分には至福ポイントがあるが、脂肪にはない。脂肪分が食べ物内にいくら増えても体は降参を言わない。糖分と脂肪には強力な相関関係がある。糖分+脂肪の食べ物でカロリーの大部分は脂肪が担っている。
料理の味付けにチーズを使うことが増えたことでの飽和脂肪酸摂取量増加は計り知れない。
フィラデルフィアクリームチーズのinfluencerが糖尿病になってしまった!
製品作りにメスを入れるより、広告の規制に注力するくだりもあるけど、それだと、問題の根幹から目をそらせているだけ、だから、その活動のほころびとか突かれてうまくいかなくなる、物事、核心に迫らなきゃ解決しないということを見せてくれた。
糖分を抑えろ脂肪を抑えろというムーブメントが起きるが、その取り締まりのFDAは企業から多額の寄付をもらっているので、強く取り締まれない。
また、企業も、脂肪、糖分、塩分なしの食品を作ることはできるが、それは「売上0」も意味をする。
クラフトが「健康に気をかけた商品づくり」を掲げ、外部有識者も含めての活動を立ち上げたのは興味深かったが結局続かなかった。健康と利益追求は両立しない。
そして企業の言い分は、「求められる物を作る」。糖分、塩、脂肪がたっぷり入った物を食べたいと皆言うじゃない?!
食品会社のエライ人たちは決して自社商品を口にしない。→ここだよ、なるほどねえ。
Posted by ブクログ
アメリカっちゅー国はコワイよの~
なんせ、国民よりも利益の方が需要っていうんだから~
「SALT」「SUGAR」「FAT」
この3つを制するものは全てを制す!
アメリカの食品業界においてこの3つこそが食品の売り上げを決める要素と言っても過言ではないのだとか。
砂糖の甘みが増せば増すほど脳は快感を感じ
油は人間の体がリミッターなく求めてしまうもので
塩は全ての生き物が細胞レベルで要求するもの
砂糖をもっと入れろ!
将来大きな消費者になる子供たちの脳に甘さをすり込め
油をたっぷり使った食品を手軽さをうりにして主婦に売れ
塩化ナトリウムが問題なら塩化カリウムでごまかせ!
みたいな国民の健康を無視して利益を追求(いかに売れるか)するメーカーがあまりにも多すぎる。
「いや~うちは色々守ってますよ。でも消費者さんが食べすぎるんですよね~」
なんて言い訳する恐ろしさったらない!
お手軽なインスタント食品や冷凍食品を売り込みたいがために、アメリカで家庭料理を作らなくさせたのはとある食品団体らしい。
こわ~!食文化が崩壊してるよ!
って思うんだけど、
日本でもすでに崩壊しかけてるのかな~?
人の味覚というのは作られるもの
子供の頃に甘いジュースやスナック、加工品、お菓子で育った子供たちは自然の甘みや旨みは感じなくなるそう
自由の国・アメリカが抱える肥満問題や貧困問題
それらは食文化の崩壊とは全く無関係ってわけじゃないそこには文化を犠牲にしても儲けたいという人々の恐ろしい罠が隠されている。
Posted by ブクログ
アメリカのジャーナリストの力強い調査と追求力は
眼を見張るものがある。渾身の筆圧が感じられる。
アメリカだからできるのだろうか。
徹底したインタビュー。
必要な文献の調査。そして、内部文書まであたる。
日本では、このようなジャーナリストが
育たないような気がしてならない。
なぜなのだろう。
砂糖、脂肪、塩は 『美味しい』を形づくる。
どんどん食べさせ、どんどんのませるには
どうしたらいいのか?
それを 食品企業は 徹底した 研究をして
戦略とマーケティングを行ない
そして 広告宣伝 によって ターゲットを陥落させる。
企業の論理は 収益獲得に徹底してこそ
はじめて 生き延びるが
そのことによって ニンゲンを 滅ぼす可能性がある。
まさに 食においての ジレンマの中にあることを
浮き彫りにする。
この本の題名は、フードトラップよりも
フードジレンマと言った方が良さそうだ。
砂糖、脂肪、塩をめぐって、フードカンパニーの
追及とジレンマを深く掘り下げる。
砂糖には『至福ポイント』がある。
そのポイントを正確に把握することが、
食品会社にとってのコストダウンとなる。
子供は 生まれた時から 糖を美味しいと思う。
3歳から5歳の時に 塩味を覚えるようになる。
塩味は、後天的な味とも言えるが、際限なく食べてしまう。
食べ始めたら、とまらないのだ。
子供は 甘いもの が好きな理由が 明らかになり
それを どうやって 飼いならすか
が食品会社のテーマだった。
至福ポイントは 点ではなく 点の集まりである。
『欲しがれ;Crave it』
欲求を高める商品。
味 香り 見た目 食感。
お腹がすくから買うのではない。
お腹がすく予定があるから、それを想定して買う。
食品の選択は 偶然が多い。必然的買い物は少ない。
近くにある 便利さが 欲しいものを買う。
アメリカでは 朝ごはんが シリアル。
昼ご飯が 簡単なランチ。それを、どう攻めるか?
砂糖と塩と脂肪まみれにする。
結局は、フードカンパニーは、
健康にいいものをつくろうとするが、
消費者が 受け入れられないことへの
失望と困惑が あるのだ。
結局 炭酸飲料会社は
肥満を生みつづけることになるのだ。
どうにもとまれない現実に ふかい罠が あるのだ。