作品一覧
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3.9インパルス・板倉俊之、 5年分の澱を絞り出した 初のエッセイ集! noteから生まれた 渾身の一冊! 書き下ろしを加え ついに書籍化!! 全国の書店員さんから たくさんのコメントが届いています! ◎「最高に面白いです。 喫茶店の隅でゲラゲラ笑って読みました。」 芳林堂書店高田馬場店 山本善之さん ◎「笑いと癒しを同時にもらえる感じ。 寝る前に一話ずつ読むのもいいなあと思います。」 丸善ラゾーナ川崎店 山田佳世子さん ◎「めっちゃ笑いました!! これは他の人がいる所 では読めないです! めっちゃ好きな文章です! もう、どストライク!! 一気にファンになりました!」 喜久屋書店イオンモール大和郡山店 山田純子さん 日常生活で起きるさまざまな物事を 機知とユーモアに富んだ文章で書き綴った、 板倉俊之、初のエッセイ集!! 5年近くの歳月を費やし、 心の澱を絞り出すように 綴られたこだわりのネタの数々。 涼を感じる軽快な文章が 心地よく、一気に読める! 夏休みの読書にぴったりの一冊。
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3.51巻825円 (税込)射殺許可法。犯罪ゼロの国家を目指すため、「日本国」国王によって制定されたものである。各都道府県に一名ずつ配置された者(トリガー)には拳銃所持が許され、悪と見なせば射殺することが認められている。婦女暴行、銀行強盗、連続幼女殺人など様々な悪事に引き金がひかれる。だが、ついにトリガーに復讐の刃が向けられる日が。――「正義」と「悪」の神髄を問う、近未来ハードアクション!
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
屋上とライフル
著:板倉俊之
お笑いコンビ・インパルスの一人、板倉氏よる初のエッセイ集。すべてのコントの作・演出を手掛けており、お笑い芸人のみならず、小説家や漫画原作、俳優としても活躍している。
私が知っている(大して知っているわけでもない)、「爆笑レッドカーペット」のイメージと違う板倉氏ワールドが展開されている。
電車の中で本書を読んでいたものの、近頃活躍しているかどうかわからなかった「マスク」が良い仕事をしてくれた。動画ではなく、漫画ではなく、活字である本書は顔が歪む程爆笑をしており、その様をしっかり「マスク」は本来の使い方と違った形で隠してくれた。
活字で爆笑。それもクスりという -
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白い。
「僕」が綴るエピソードパートと、「私」が綴る自論パートに別れている。「僕」は板倉少年だったり、板倉青年だったり、芸人板倉だったり。
しっかりしていて、バカバカしさのある『作品』とも呼べるようなコントを作るイメージのある板倉さん。普段からなにを面白いと感じているのか、すごく伝わってくる。失敗談も多いエピソードは、もしかしておっちょこちょいなのかな?と思えるくらい、何度も笑った。ほんとにコントみたいな話もたくさんあった。
特にお気に入りなのは『マンションのメリークリスマス』『生牡蠣トラップ』『ちびっこ戦争』『渾身の力作』『倒れた猿』『悲しい勝利』『やっぱこうなるよな!』 -
Posted by ブクログ
あの御伽噺のイメージが鮮やかに変革する、まさに『新説』。
傲慢、醜さ、残酷さを痛烈に皮肉りながらも、そこに救いのように優しく灯る光も見出してくれる。色んなメッセージがそこにある。
戦闘シーンが多いけれど丁寧で細かく、スピーディー且つわかりやすい。
構成力が素晴らしく、散りばめられた真相と伏線、その伏線回収がするすると解かれていく綺麗さに驚かされ、ラストのまとめ着地の心地良い落とし方が好き。
語り手側の結末もゾクワク感が止まらない。最後は番外編ですが、番外編っていうかこれぞエピローグ。
浅田弘幸さんの美麗な装画が豪華。もうとにかく滅茶苦茶面白かったです。板倉さん多才。