作品一覧

  • 宇宙起業家 軌道上に溢れるビジネスチャンス
    -
    今、地球の衛星軌道上には、一定以上の大きさのものだけでも約3万個の宇宙ゴミ(スペース・デブリ)が超スピードで飛び交い、運用中の衛星や打ち上げたロケットと、いつ衝突してもおかしくない危険な状況にある。一度大きな事故が起きれば、周囲の衛星を巻き込んだ連鎖衝突に発展する可能性もある。そうなってしまえば、我々の生活にも深刻な影響があることは間違いない。 この状況を打破するためには、従来の国主導のやり方では無理だ。そう感じた一人の日本人起業家が、2013年、シンガポールでデブリ除去を事業目的としたアストロスケール社を設立した。 これはSFではない。 今や宇宙は、世界の名だたる起業家たちから、インターネットに続く新たな巨大市場になり得るものとして注目を集めている。 資金力の小さいベンチャー企業が、宇宙という壮大な舞台で、いかにして「利益の出る」ビジネスを起こすことができたのか? それをどうやって継続していくのか? 本書では「資金力がないからこそ1年目からの黒字体質を目指す」「壮大な構想を実現するには、ディテールの理解が重要」など、夢を夢物語で終わらせないための考え方が記されている。 「宇宙産業での起業とは、IT業界での起業と本質はさして変わらないことをお話ししたいと思います。」(本文より) 著者は「農学部出身」で、旧大蔵省から外資系コンサルティング会社、IT企業を経て、宇宙産業に乗り込んだ日本人起業家。 宇宙に関心がある人はもちろん、未知の分野での起業を目指す人にもぜひ読んでほしい。【想定読了時間30分】
  • 愚直に、考え抜く。―――世界一厄介な問題を解決する思考法
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    愚直に「方法」を与えると、世界で突き抜ける思考の型になる! 東大、大蔵省、マッキンゼー、ITベンチャー……輝かしいキャリアから一転、ゼロから世界一の難問に挑む! ハーバード・ビジネス・スクールで「ケーススタディ」に採用された全世界注目の宇宙ベンチャーCEOによる「自分を超える」ための思考法。

ユーザーレビュー

  • 愚直に、考え抜く。―――世界一厄介な問題を解決する思考法

    Posted by ブクログ

    どんなことも考えることが大事、という当たり前のことをこの著者が成し遂げる実績が裏付けている。

    あるべき姿を考えて、達成したいことのために選択肢を選び、とにかく取り組む。新しいことに挑戦する時に読みたい1冊。

    0
    2020年03月11日
  • 愚直に、考え抜く。―――世界一厄介な問題を解決する思考法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アストロスケール創業者の著書。

    宇宙ビジネスにはイマイチ共感できなかったものの、途方もない挑戦と思われる宇宙ビジネスの創業を可能にした著者の思考法はとても参考になった。

    以下ネタバレ。

    著者は東大卒業後、旧大蔵省、マッキンゼーなど、誰もが羨むようなキャリアを歩んできたが、40歳手前に、Mid-life Crisisと呼ばれる、自分の先行きに不安を抱くようになった。

    そんな彼は、以下のような方程式を定め、
    課題=あるべき姿-現実
    実現=思考×行動
    それぞれ、夢想力、孤考力、広動力と名づけ、詳細に解説している。

    参考になった点は以下の通り。
    ◾️夢想力
    あるべき姿を高める、損得で考えない

    0
    2022年09月04日
  • 愚直に、考え抜く。―――世界一厄介な問題を解決する思考法

    Posted by ブクログ

    元気が出てくる一冊
    夢を思い描き、とことん考え抜いて、行動する。
    愚直にいろいろとやってみるとコトは動き、無理とおもっていたこともつながってくる、、たしかに。

    0
    2021年01月11日
  • 愚直に、考え抜く。―――世界一厄介な問題を解決する思考法

    Posted by ブクログ

    中年から大きな夢を追う、
    勇気が湧いてくる物語。

    著者の、愚直にあらゆる可能性を列挙して
    片っ端から試していく、手間を惜しまない姿勢、
    いいのは分かるけど、凡人はそれが
    できないんだってば(笑)

    0
    2020年11月29日
  • 愚直に、考え抜く。―――世界一厄介な問題を解決する思考法

    Posted by ブクログ

    宇宙ゴミ問題の解決を目指す「宇宙ベンチャー」として世界初のビジネスモデルを作り、150億円も調達した著者の思考法を追体験できる本。

    著者を一言でいうなら「直感的で、その道をとことん突き詰めて歩き続ける人」。

    例えば、今、目の前の仕事に「なぜ、ワクワクしないんだろう」と思うのなら、1度立ち止まり「快/不快」で考えれば良いと。

    赤ん坊の判断基準がまさに「快/不快」。それが少年になって「善/悪」を学び、大人になると「損/得」を学ぶ。そうした3つの基準をミックスして生きているが、時にそんな赤ん坊の感覚(本能的で直感的なもの)に立ち返るのもアリなのである。

    事業を進めていく際に「調査分析」するこ

    0
    2022年05月06日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!