あらすじ
愚直に「方法」を与えると、世界で突き抜ける思考の型になる! 東大、大蔵省、マッキンゼー、ITベンチャー……輝かしいキャリアから一転、ゼロから世界一の難問に挑む! ハーバード・ビジネス・スクールで「ケーススタディ」に採用された全世界注目の宇宙ベンチャーCEOによる「自分を超える」ための思考法。
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Posted by ブクログ
どんなことも考えることが大事、という当たり前のことをこの著者が成し遂げる実績が裏付けている。
あるべき姿を考えて、達成したいことのために選択肢を選び、とにかく取り組む。新しいことに挑戦する時に読みたい1冊。
Posted by ブクログ
アストロスケール創業者の著書。
宇宙ビジネスにはイマイチ共感できなかったものの、途方もない挑戦と思われる宇宙ビジネスの創業を可能にした著者の思考法はとても参考になった。
以下ネタバレ。
著者は東大卒業後、旧大蔵省、マッキンゼーなど、誰もが羨むようなキャリアを歩んできたが、40歳手前に、Mid-life Crisisと呼ばれる、自分の先行きに不安を抱くようになった。
そんな彼は、以下のような方程式を定め、
課題=あるべき姿-現実
実現=思考×行動
それぞれ、夢想力、孤考力、広動力と名づけ、詳細に解説している。
参考になった点は以下の通り。
◾️夢想力
あるべき姿を高める、損得で考えない、哲学と文学で決断の拠り所を手に入れる
◾️孤考力
1人で考え抜く、解決策を最大限挙げ、並べ尽くす、コソガ法で論理と優先順位を確認、2倍未満の法則
◾️広動力
一次情報に接する、親課題を並列で一気に解ききる、英語で動く
Posted by ブクログ
元気が出てくる一冊
夢を思い描き、とことん考え抜いて、行動する。
愚直にいろいろとやってみるとコトは動き、無理とおもっていたこともつながってくる、、たしかに。
Posted by ブクログ
中年から大きな夢を追う、
勇気が湧いてくる物語。
著者の、愚直にあらゆる可能性を列挙して
片っ端から試していく、手間を惜しまない姿勢、
いいのは分かるけど、凡人はそれが
できないんだってば(笑)
Posted by ブクログ
宇宙ゴミ問題の解決を目指す「宇宙ベンチャー」として世界初のビジネスモデルを作り、150億円も調達した著者の思考法を追体験できる本。
著者を一言でいうなら「直感的で、その道をとことん突き詰めて歩き続ける人」。
例えば、今、目の前の仕事に「なぜ、ワクワクしないんだろう」と思うのなら、1度立ち止まり「快/不快」で考えれば良いと。
赤ん坊の判断基準がまさに「快/不快」。それが少年になって「善/悪」を学び、大人になると「損/得」を学ぶ。そうした3つの基準をミックスして生きているが、時にそんな赤ん坊の感覚(本能的で直感的なもの)に立ち返るのもアリなのである。
事業を進めていく際に「調査分析」することも否定的。それは「デジタルカメラ」が普及してきた25年ほど前のケースでの説明が分かりやすかった。当時、フィルムは淘汰される運命にあったが、その時、盛んに行われてた議論は、人々はデジタルデータを街のお店でプリントするのか、自宅でプリントするのか、の2択だった。
どこの大企業も、この2択に関して莫大な時間とお金をかけて調査分析を行ったが、どれも予測は外れて、実際に消費者がとった行動は、「プリントせずにネットで共有する」だった。
つまり、調査も分析も、役に立つのは「現実」を理解する部分にすぎない。「あるべき姿」を創造したい時に調査と分析を使用すると、思考は止まってしまう。予測というオリジナリティに欠けたものに陥ってしまうことを踏まえて行動しなければならないのだ。