作品一覧

  • 「戦後再発見」双書2 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」

    「戦後再発見」双書2 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    なぜ米軍は自国ではできない危険なオスプレイの訓練を日本では行なうことができるのか? なぜ日米地位協定は日本国憲法の上位法として扱われているのか? 基地問題だけでなく原発事故やその再稼働問題、TPP参加問題など、現在の日本で起きている深刻な出来事の多くが在日米軍がもたらす国内法の機能停止状態に起源をもっている。ベストセラー『戦後史の正体』に続くシリーズ第二弾は「戦後日本」最大のタブーである日米地位協定に迫る!
  • 転換期の日本へ 「パックス・アメリカーナ」か「パックス・アジア」か

    転換期の日本へ 「パックス・アメリカーナ」か「パックス・アジア」か

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻733円 (税込)
    世界的大家が見る、日本の過去・現在・未来 領土紛争、沖縄と基地、憲法改正、集団的自衛権、核・原発、歴史認識問題など、未解決の課題が山積する中、東アジア情勢は一層その緊迫度を増している。日本の選択はどこにあるのか。これまでと同様に米国への「従属」を続けるのか、アジア中心の新たな安全保障体制を構築するのか、それとも……。戦後日本の歩みに限りない共感を示す、二人の歴史家からの日本へのメッセージ。 ■目次 第一章 サンフランシスコ体制――その過去、現在、未来 ジョン・W・ダワー 第二章 属国――問題は「辺境」にあり ガバン・マコーマック 第三章 [対談]東アジアの現在を歴史から考える

ユーザーレビュー

  • 「戦後再発見」双書2 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」

    Posted by ブクログ

    今、日本人が読むべき本。アメリカの非道さが良くわかります。アメリカからの独立を安全保障面をケアしながらいかにするのか?真剣に考えさせられます。

    0
    2025年07月08日
  • 「戦後再発見」双書2 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」

    Posted by ブクログ

    映画、沖縄狂想曲観て、気になって読んでみました。
    正直、映画とこの本を読むまで、日米地位協定はあまりわからなかったが、日米地位協定がこれだけ不平等な条約で、この不平等な条約で多くの人が被害を被っている事が理解できました。
    さらに多く日本国民が沖縄の米軍基地の問題に関して無関心、無教養であること。
    日本の政治家、官僚が米軍に忖度している事。
    結局そのツケは我々が払わなきゃいけなくなる。
    日本が法治国家でない事がよくわかります。
    ぜひ、映画といっしょに観ていただきです。
    #読書
    #読書記録
    #読書好きな人と繋がりたい
    #沖縄狂想曲

    0
    2024年05月09日
  • 転換期の日本へ 「パックス・アメリカーナ」か「パックス・アジア」か

    Posted by ブクログ

    いま自分の生きる日本という国がどうしてこうまでいい加減なのかよくわかった。やっぱりアメリカが元凶なのだ。
    サンフランシスコ講和条約でわざと曖昧にされた領土問題が右からの軍備拡張戦争推進路線を招き、沖縄をまた危険な状況に追い込もうとしている。いや日本国民をたいへん危ない局面に置こうとしている。
    ナショナリズムを持ち出す輩がアメリカの飼い犬としての立場を恥じない不思議も、サンフランシスコ体制に組み込まれた「パックスアメリカーナ」の仕掛けとそこから逃れようとせず属国に甘んじる売国奴たちの振る舞いも、すべてはアメリカが作っている。
    安倍も岸田もポチとして生きざるを得ない中で、本心からのポチに落ちているだけなのだ。
    GM氏の分析にはなんと多くのポチたちが登場することか。とりわけ与那国島の教科書採択問題をめぐる真相が教えてくれたこと。辺境の小さな島で道理を曲げて無理を通そうとするのは自衛隊を受け入れる意識を広めたいが故だったとは呆れるしかない。

    0
    2022年11月24日
  • 「戦後再発見」双書2 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」

    Posted by ブクログ

    覚え書(手を加えた箇所もあります)

    日本が国連の常任理事国になろうとして外務省が一生懸命画策していたとき、各国から「そんなことをすればアメリカに2票あたえることになるだけだ」という強い反対があった。(p.63、65より)…そういうことだったか。

    1998年確定した、嘉手納・横田・厚木基地騒音訴訟の賠償総額の内、地位協定で定められた75%の米側負担金18億9000万円は結局踏み倒され、日本側が立て替えた。(p.86より)…つまり総額25億2000万円、全部日本がってこと…⁈。

    サンフランシスコ講和条約の日本語の条文は「正文」ではなく「仮訳」。(p.98〜より)…正文がないだけでなく、訳にも「仮」が付くって⁈

    安保条約は「基地を使用する権利ではなく、米軍を日本国内とその付近に『配備する』権利」のこと。(p.156より)…これは知らなかった。

    「米軍基地返還」→「全自衛隊基地の共同使用」→「米軍の永久駐留と駐留経費の大幅削減」(p.165)すごい目論見では…?

    高江のヘリパッド建設の反対運動は、60年代のベトナム戦争時、ベトナムの地形に見立てた演習の場だった。(p.129より)…こういう歴史を背負っているなら反発は当然。

    「在日米軍基地を提供する代わりに、日本全土を守ってもらう」正しくは、その時のアメリカの国益にしたがって、守ったり守らなかったりする。こういう言説を振りまいたのがいわゆる「安保村」の人々。(p.180より)…やはり幻想でしたか。

    同じ敗戦国のドイツやイタリアと比べても、日米地位協定は不平等。韓米地位協定では「環境条項」が創設され、基地内の汚染について米軍の浄化義務を負う。(p.188-189より)…あまりに不条理。

    アメリカは艦船の核兵器搭載について「肯定も否定もしない」という原則(NCND政策)を掲げている。これに対し、ニュージーランド政府は積んでいるかかわらない艦船の入港を認めていない。日本は明らかに積んでいるだろう艦船にも出入国を認めている。「非核三原則」の形骸化。(p.190-191より)…ずっとこの先も弱腰なの?

    60年代には最大1200発もの核兵器が沖縄に配備されていた。日本の国家的方針である非核三原則のうち「持ちこませず」は虚構。(p.210-211より)

    イラク外務省の関係者たちは、米軍地位協定を結ぶ5ヵ月前、5日間の日程で日本を訪れ、日米地位協定について熱心に研究した。(p.213より)…日本が役に立ったのかな。

    フィリピンの場合。「基地の存在はフィリピンの指導者たちを米国の政策や利益に従属させ、米国による内政干渉をまねく」として、中立と非同盟を外交の基本政策とすべきと訴えた。(p.218より)
    フィリピン側は前政権下で結ばれた外交協定を白紙にし、そのうえで新条約を結ぶかどうか米国と交渉をした。(p.220より)
    …このフィリピンのプライド、うらやましい。

    「砂川裁判」。米軍基地をめぐる最高裁での審理において、最高検察庁がアメリカの国務長官の指示通りの最終弁論を行ない、最高裁長官は大法廷での評議の内容を細かく駐日アメリカ大使に報告したあげく、アメリカ国務長官の考えた筋書きにそって判決を下したことが、アメリカ側の公文書によってあきらかになっている。(p.239)

    日米合同委員会。問題は発表されない「内容」の実態。どんなやりとりがあって、なにが合意され、なにが合意されなかったのか。日米安保のかかえる課題に、日米両政府はどのような判断をしているのか。詳細な議事内容の開示が必要なものばかりですが、実際には「表題だけ」が開示されているというのが実態。(p.265より)

    結局TPPとは、いままで安全保障の分野だけに限られていた、「アメリカとの条約が国内の法体系よりも上位にある」という構造を、経済関係全体に拡大しようという試みなのです。(p.267)

    1951年に成立した「吉田秘密外交」の最大の負の遺産、それが日米合同委員会だといえるでしょう。(p.270-271)

    APECの首脳会議でTPPへの交渉に参加することを表明した野田首相(当時)が、ISD条項というTPPの基本知識について、なにも知らなかった。(p.271より)

    国内外の学者、研究者からは「いまだ米国の属領か、被占領国」「米国の植民地」という指摘。(p.281より)

    米軍基地は沖縄県面積の10%、沖縄本島面積の18.4%なのに、県経済全体(3兆9000億円)の5%(約2000億円=基地関連収入)しか経済貢献度はない。また、基地従業員総数は9000人で、沖縄の全労働人口(約62万人)の1.5%にとどまる。成田国際空港は沖縄基地全体の25分の1の面積で経済効果は約5倍もある。嘉手納飛行場を国際ハブ空港化すれば1兆円の経済効果をあげることも可能。(p.391-392より)

    0
    2020年01月23日
  • 「戦後再発見」双書2 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」

    Posted by ブクログ

    全国民、必読の書。
    ただ、一点。Q&A14で、砂川判決の統治行為論を根拠に、アメリカとの条約が憲法よりも上位にあるとしている箇所はいささか議論が雑ではないかと感じた。現実に起こっている事象からしてそう結論したくなる心情はわかるが、本書のタイトルにも関連する大事な論点だったはずなので、もっと丁寧に議論してほしかった。

    1
    2017年02月26日

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