山下昌也の作品一覧
「山下昌也」の「家康の家臣団」「実録 江戸の悪党」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山下昌也」の「家康の家臣団」「実録 江戸の悪党」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
戦国時代からの、戦乱時の食事を彷彿と思い出させる、
質素な料理は、普段の殿様の食卓に。
室町時代からの、饗応料理はおもてなしの豪華さ。
江戸時代の将軍家や大名の殿様たちの食生活を詳細に解説。
第一章 食材にもランクがある
一 粗食だった江戸のお殿様
二 偉い人の気まぐれで獣肉は闇の中
三 食べ物のランク
第二章 基本は将軍家
一 将軍の食卓 二 仕入れ先 三 大名の献立
四 我が道を行く殿様たち 五 郷土食を楽しむ
六 殿様の愛した名物
第三章 饗応料理が和食の形式をつくった
一 饗応料理 二 京料理
参考文献有り。
遥か昔の食から始まり、
Posted by ブクログ
徳川時代に将軍がどのようなものを食べていたかを詳細に述べている.意外に質素な感じだ.今と比較して,栽培方法も稚拙であったことも事実だろうし,流通も盛んでなかったことから,自給自足に近い食生活だったと推測される.後半の京料理の話は面白かった.p273の”京料理はあくまでも饗応料理,つまり「おもてなし」をするためのプロの料理であり...だから,京都では主婦手作りの料理で客をもてなさない”は重要な指摘だと思う.さらに最後の文,”カミサンの煮物の類までが京料理を名乗り出すと,折角ブランドとして食べ物屋の利益に繋がりだした京料理は,やがてブランド力を失うだろう”も大事だ.