作品一覧

  • 仏教の思想 1 知恵と慈悲<ブッダ>
    4.5
    1~12巻704~1,089円 (税込)
    インドに生まれ、中国を経て日本に渡ってきた仏教。多様な思想を蔵する仏教の核心を、源流ブッダに立ち返って解明。知恵と慈悲の思想が持つ現代的意義を、ギリシア哲学とキリスト教思想との対比を通じて探る。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 密教経典 大日経・理趣経・大日経疏・理趣釈
    値引きあり
    -
    1巻1,155円 (税込)
    大乗の教えをつきつめた先に現れる深秘の思想、密教。宇宙の真理と人間存在の真実を追究する、その精髄とはなにか。心のありかたを説く『大日経』住心品、真言宗などで読誦(どくじゅ)される『理趣経』、それらの奥義を理解するための注釈書『大日経疏』と『理趣釈』。詳細な語釈を添え現代語訳を施した密教の代表的経典をとおし、その教義と真髄を明らかにする。(講談社学術文庫)
  • 財と労働の価値 仏教の経済観
    -
    1巻1,320円 (税込)
    高度経済成長のただ中、「経済の時代」と呼ばれた昭和に、仏教の立場から財と労働の意義を問い直した一冊。本書は、物質的な財貨だけでなく精神的な「法財」の重要性を説き、人間性の回復をめざす経済観を提示した。労働の尊さと施与の倫理を基盤に、新しい経済倫理と労働観を示した内容は、現代においてもなお示唆に富む。

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  • ワイド版世界の大思想 第1期〈1〉プラトン
    -
    1~42巻3,300円 (税込)
    ヨーロッパ哲学が誕生してすでに二十数世紀、その間生まれた幾多の作品のなかでも、面白さの点で「対話篇」(国家)は抜群である。そこには知識学や存在学や人間学に関する現代的思索の帰りゆく故郷がある。「国家」の完訳の他、ソクラテスの精神を如実に伝える代表二作を収録。 〈収録タイトル〉 国家/ソクラテスの弁明/クリトン ※この電子書籍は、オンデマンド本「ワイド版世界の大思想」を底本としております。
  • 仏教の思想【全12冊 合本版】
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    1巻7,601円 (税込)
    仏教の思想 1_知恵と慈悲<ブッダ> 仏教の思想 2_存在の分析<アビダルマ> 仏教の思想 3_空の論理<中観> 仏教の思想 4_認識と超越<唯識> 仏教の思想 5_絶対の真理<天台> 仏教の思想 6_無限の世界観<華厳> 仏教の思想 7_無の探求<中国禅> 仏教の思想 8_不安と欣求<中国浄土> 仏教の思想 9_生命の海<空海> 仏教の思想 10_絶望と歓喜<親鸞> 仏教の思想 11_古仏のまねび<道元> 仏教の思想 12_永遠のいのち<日蓮> ※本電子書籍は「仏教の思想 1」~「仏教の思想 12」をまとめて1冊とした合本版です。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

ユーザーレビュー

  • 仏教の思想 9 生命の海<空海>

    Posted by ブクログ

    本書は大きく3部構成からなっています。1部は宮坂氏による空海および真言密教の解説。2部は宮坂氏と梅原氏の対談。そして第3部が梅原氏の論考です。対談が読みやすいというのもありますが、全体を通して、難しすぎず易しすぎずというレベルに書かれていて非常に好感が持てました。確かにいきなり本書から密教の勉強をはじめようとすると厳しいかもしれませんが、例えば『密教』松永有慶、などを読んだ後であれば、十分読み進めます。レベルが低すぎることもなく、かなり難しい用語も適宜解説を加えながら述べられています。梅原氏の論考がある分、他の密教関係の本よりも独特な解釈があったり、西洋哲学との比較があったりと、興味深く読みま

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    2023年04月27日
  • 仏教の思想 9 生命の海<空海>

    Posted by ブクログ

    仏教を学ぶものとしてこのシリーズは先ずおさえておくべき。
    梅原イズムはいささか独特なものがあるが、本書は泰斗、宮坂宥勝との共著であり空海の歴史、思想を知るには好ましい。
    「仏教の思想」シリーズ各巻に付けられたサブタイトルは絶妙であり、空海に関するこの巻は「生命の海」と名づけられた。

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    2011年11月16日
  • 仏教の思想 9 生命の海<空海>

    Posted by ブクログ

    空海とその真言密教に対して私の持っていたイメージは「熱帯雨林」。
    様々な要素を切り落とし、念仏や禅に特化していった鎌倉仏教とは
    違い、空海の思想には宇宙論や思想、哲学と言ったものも含まれる。
    そして様々なものを否定し拒絶する「禁」の印象の強い浄土教や禅と
    違い、真言宗はすべてを肯定するダイナミズムに溢れている。色彩も
    モノトーンな印象の禅とは違い、五色に溢れ実にカラフルだ。
    この本を読み、私の真言宗に対するイメージはそれほど間違って
    いなかったのだと再認識できた。

    この本が書かれた当時から現在に至る時間の流れの中で、空海とその
    思想は再評価再認識されていると思う。そういう意味では多かれ
    少な

    0
    2013年02月10日
  • 仏教の思想 9 生命の海<空海>

    Posted by ブクログ

     平安時代に日本の仏教の礎を築いた真言宗の祖、空海。その一生と教えを文庫にまとめた本。

     一言で言えば…難しい。

     言わんとしていることを一言で言えば

     仏とは己の中にある。己の中の仏は人だけに存在する物ではなく、この世界に存在する物すべてに存在するものである。
     そして、悟りとは己の中にある仏をいかに感じ、表すかだ。

     と言うことではないだろうか?


     とりあえず…また読み直すことにしよう。

     読み直したときにレビューを少し書き直すかな。

    0
    2012年06月27日

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