作品一覧

  • 現代数学への入門 新装版 電磁場とベクトル解析
    -
    1巻3,080円 (税込)
    幾何的・物理的イメージを重視したベクトル解析の教科書.マクスウェル方程式にいたるまでの電磁気学の理論を系統的に述べ,さらに大域解析への入門としてベクトル解析にかかわる大域的な諸問題に触れているのが特色.場とはなにか,空間とはなにか,という問題に迫る幾何学の方法を体験してみよう.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

    試し読み

    フォロー
  • 現代数学への入門 新装版 解析力学と微分形式
    -
    1巻3,850円 (税込)
    幾何学的側面を強調した,解析力学あるいはハミルトン方程式の教科書.座標変換は微分方程式を解くための有効な方法であるが,微分形式とはさまざまな演算が座標変換で不変であるように工夫された概念である.これを縦横に使うことにより,ハミルトン方程式の座標不変な性質を調べる.『電磁場とベクトル解析』の続編.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

    試し読み

    フォロー
  • 数学者の視点
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    峻厳な山のように私たちを寄せつけようとしない現代の数学。数学とは一体どんな学問なのだろうか。数学者とはどんな人たちなのだろうか。研究の最前線にいる幾何学者が、日々の研究や教育、フィールズ賞をめぐる思惑、現代数学の動向などについて軽妙に語りながら、私たちには伺い知ることのない数学者の世界をいきいきと画き出す。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • 数学者の視点

    Posted by ブクログ

    「ダーティー数学」という章が特に面白かった。

    ナビエ・ストークス方程式はダーティーだとか。なんとなく分かる気がして面白い。流体力学の研究者にこっぴどく怒られそうで申し訳ないが。

    ヒルベルト以降数学が抽象化したらしいのだが、これは現実世界での認識が根底にあるユークリッド幾何学に対し、そのような制限を取り除く試みである (と私は理解した) という論説には、目からウロコであった。

    0
    2014年12月21日
  • 数学者の視点

    Posted by ブクログ

    数学的プラトニズム、「純粋」性重視というような傾向があったが結構良かった!

    とくに70年代に流行した難問解決型数学への疑問が共感できる。目に見えやすい評価、わかりやすい結果よりも本質的に何が大事かというところ。。。なんとなくわかる気がする。ゲシュタルトチェンジは避けられないけれど、自分自身の偏りも避けられないわけだ。

    0
    2013年09月23日
  • 数学者の視点

    Posted by ブクログ

     20頁と26頁の引用にあるように筆者がアメリカの大学の良いところ、日本の大学教育の弊害として挙げている「官僚による締めつけ」は一つの鋭い指摘であると思った。

     確か小平先生の本にも、アメリカの大学は学部長の裁量がおおきく、報酬などの決定権限があり、無駄な会議が少ないとあったように思う。

     もちろん、その後の学生ローンの問題や落ちこぼれゼロ法でアメリカの大学教育がどんどん劣化している状況を現在では考慮する必要はあるが、学会の運営や科研費の配分など官僚による締めつけが、日本の教育に閉塞感をもたらしていることが「御用学者」を生み出す一つの要因であるようだ。

    0
    2012年08月13日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!