作品一覧

  • SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか
    3.9
    1巻1,188円 (税込)
    ホタルの同時発光からスモールワールド現象まで思いもよらぬ現象を数学がつなぐ不思議 完璧にシンクロして光る無数のホタルは、どこかに指揮者がいるわけではない。心臓のペースメーカー細胞と同じで、無数の生物・無生物はひとりでにタイミングを合わせることができるのだ。この、同期という現象は、最新のネットワーク科学とも密接にかかわりをもち、そこでは思いもよらぬ別々の現象が、「非線形数学」という橋で結ばれている。数学のもつ驚くべき力を絶妙の比喩を駆使して紹介する、現代数理科学の最前線。/掲出の書影は底本のものです
  • 奪われし未来・増補改訂版
    3.7
    1巻1,540円 (税込)
    「環境ホルモン」 すべてはこの1冊から始まった 初版刊行から5年。原著者による3章分の書下ろしと、日本の現状に関する解説を追加し、増補改訂版として刊行。 ※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか

    Posted by ブクログ

    ホタルの発光の同期,体内時計の同期から始まって,量子物理学に進み,カオス,複雑系ネットワークから,さらに人の脳と認知まで議論が展開するとは思わなかった.
    最初の方は,内心「だからどうした」と思いながら読んでいたが,同期現象がこのように幅広い領域で観測されるものと知って驚いた.
    面白かった.

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    2020年03月12日
  • 奪われし未来・増補改訂版

    Posted by ブクログ

    環境ホルモンの危険性を科学的に研究した
    有名な本

    農薬、殺虫剤、シャンプー、家庭用液体洗剤
    環境ホルモンと同じくらいのキョーレツくんたちは
    意外と生活の身近にいるのね

    今CMで「ゴキブリ、To The ヘブン」
    なんてやってるけど、

    やりずぎたら
    人間もTo The ヘブンすると思います

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    2009年10月04日
  • SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか

    Posted by ブクログ

    ホタルの発光同期や,人間のサーカディアンリズム,などの非線形の同期現象を扱った本.著者のストロガッツも翻訳者の蔵本も,この分野の第一人者.

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    2019年02月18日
  • SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか

    Posted by ブクログ

    「非線形科学」という聞きなれない分野の第一人者による著書。とりあえずハヤカワノンフィクションだから買っとくかという動機もなくはなかったが、とにかく表紙が美しいのでジャケ買いしたといた方が正確か。
    ホタルとコオロギ、脳波、睡眠リズム、交通渋滞からコンサートの拍手、スタジアムでのウェーブまで、とにかくシンク!そして『偶然の科学』でおなじみダンカン・ワッツも過去の共同研究者として登場するあたりが楽しい。ローレンツの「あの小さなモデルのことかね?」というのもワロタ。

    線形と非線形については、たとえ話を交えながら3ページほどで説明しているのだけど、非線形どころか数学のことはよく知らない自分でも良くわか

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    2018年01月17日
  • SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか

    Posted by ブクログ

    著者スティーヴン・ストロガッツは、『偶然の科学』のダンカン・ワッツの教師であると共に盟友で、おなじように複雑系科学の大御所の一人、であるらしい。
    この本で提起されている「同期現象」は、たとえば、
    ・一斉に光る蛍。
    ・数百万の脳細胞が病的に同期することによる、てんかんの発作。
    ・レーザービームに現れるコヒーレンス。
    ・心臓に備わるペースメーカー細胞。
    ・月の自転は地球を回るのと全く同じ周期による。
    ・ルームメイトなどのごく親しく共に多くの時間を過ごす2人の女性がときどき示す「月経同期」。

    こうした自然界に多数見られる「同期現象」という謎を、ストロガッツは生地に解説していく。
    確かにこれは興味深

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    2015年11月08日

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