作品一覧

  • あなたを救う「法然」のことば
    4.0
    1巻462円 (税込)
    「南無阿弥陀仏と称えたら誰でも極楽往生できる」──鎌倉時代、法然上人は上流階級のものであった仏教を、念仏を称えるという簡単な方法で民衆の宗教に変え、多くの人々の悩み苦しみを聞き、的確な答えを授けました。そんな法然がいまの世に生きていたら、私たちの悩みにどう答えてくれるのでしょう……。この本は法然にかわり悩みに答える形で、法然のことばとそこに込められた思いを綴る1冊です。あなたに幸せが訪れますように。
  • 生きてるだけでいいんだよ : 『臨済録』自由訳による
    -
    1巻1,232円 (税込)
    『臨済録』で、新たなジブンが見えてくる! 9世紀の僧、臨済の言葉は現代を見すえていた。36の言葉が教えてくれるのは「ジブン」のあるべき姿。NHK教育テレビ『こころの時代』に出演の著者が語る、本物の私を見つけるための羅針盤。

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  • 「生きる力」としての仏教
    3.8
    仏教とは、人が亡くなるたびにお布施を集め、墓地や駐車場を経営する宗教のことではない。世間の常識に縛られる凡夫を解放し、生きる喜びを与えてくれる宗教なのだ。今こそ、仏教の原点に立ち戻るべきでは──。本書では、元禅僧にして比較宗教学者と、“癒し”の文化人類学者が、日本仏教の再生について熱く討論。「<悟り>と<狂い>は紙一重」(町田)、「仏教は人生をリセットする教え」(上田)、「陰徳を積むという価値観を見直そう」(町田)、「“痴”と“智”の絡まりあいに救いがある」(上田)など、宗教の本質を見抜いた独自の見解をぶつけ合う。さらに、オウム事件から十年が過ぎ、日本社会と仏教のあり方を考える。それは単なる教義としてではなく、実践する仏教のあり方である。そのために、お寺を中心としたボランティアの取り組みや、家庭に仏壇を取り戻す方法なども提案。果たして日本仏教に未来はあるのか。現代人の魂に火をつける刺激的対論である。

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  • 風の便り あなたの傍に一生寄り添う言葉(メッセージ)
    -
    1巻1,650円 (税込)
    そこに「いのち」と「感謝」があればいい 話題の日めくりカレンダー、待望の書籍化! 2011年の東日本大震災時に被災者へ向けて無料配布された日めくりカレンダーがありました。その後は著者が住職をつとめる寺でのみ販売されているのですが、宣伝や通販等をしていないにもかかわらず、人から人へと口コミで伝わり、この10年間ずっと売れ続けています。この日めくりカレンダーの31編のメッセージに新たな書き下ろしエッセイ26本を加えて書籍化したのが本書です。あなたの傍でいつも輝きを放つ珠玉の言葉たちは、様々な場面で勇気と力を与えてくれるでしょう。いつも携行できる小振りで上品な装丁の上製本です。大切な方へのプレゼントにも最適!
  • <狂い>と信仰 狂わなければ救われない
    -
    禅の修行者は、疑団、禅病、魔境など幾つかの精神的危機を経て、<悟り>という覚醒に到るという。また、エホバやアッラーなど一神教の神は、しばしば人智を超えた破壊性や冷酷さを露にし、人間を恐怖に陥れ、服従させる。人と神との出会いの確信にあるのは、無意識の闇から突き上げるマグマたる<狂い>であり、それを受容し律することなくして、<救い>が訪れることはないと、著者はいう。本書では古今東西の宗教体験にみる人と神との<狂い>の姿を、豊富なエピソードを交えてリアルに描き、人間の尊厳ある生き方を探る。 本書の目次は以下の通り。若き日の禅寺での修行、アメリカの神学校でのキリスト教の勉強という、ユニークな宗教遍歴を経た著者が、深い確信をもって魂の本質に迫る。

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  • 「グレート・スピリット」の教え 先住民族に伝わる賢者たちの言葉
    NEW
    -
    あまりにも経済効率を優先する現代社会。わたしたち「文明人」は、どこで道を誤ったのだろうか。「すべてのものは自然のうちにそなわっている」――世界各地の先住民が大切にしている「グレート・スピリット」(=偉大な精霊)の教えに学びながら、現代社会に生きるわたしたちが、自然や大地に畏敬の念をもって、それらと調和しながら、人間としてより良く生きるための道筋を示します。

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  • 森女と一休
    3.0
    1巻1,595円 (税込)
    本書は、一休が最晩年の10年間を同棲した盲目の女琵琶師・森女との物語が中心です。足利義政の時代の虚構に満ちた仏教界を嫌悪し、常識に囚われない「禅の神髄」を示そうと肉と魚を喰らい、酒をあおり、遊郭に出入りした一休が、77歳で森女と出会うことで、なぜ変わったのか。80歳で大徳寺の住職となり、応仁の乱で焼けた伽藍を復興。森女との交情のうちに一休が見出した「人の道」「無我無欲の境地」を描きます。
  • 人生が一変する「遊ぶっきょう」の教え
    -
    1巻1,760円 (税込)
    「遊び力」を身につけると 人生は一気に輝きはじめる! 「死ぬことさえも、遊びのうち」と言い放つ町田和尚の話は、いつも私たちに大きな気づきをもたらしてくれます。遊びというのも、けっして不真面目でもふざけているわけでもなく、「真剣」と紙一重のパワーをもった行為であり、“無邪気に勝るエネルギーはない”と言えるほど強大なものだったのです。遊ばない人、遊べない人は、人生という道のりを歩くうえで大きな損をしています。 本書では、日本の歴史上で遊びが果たした役割、文化・芸術方面で花開いた創造性などを検証しながら、あなたの「遊び力」を鍛え、人生に活かす方法を説きます。禅と密教を修めた唯一無二の僧侶がたどりついた究極の境地は、毎日の生活や仕事における迷いや悩みからあなたを解放してくれるでしょう。
  • 前衛仏教論 ――〈いのち〉の宗教への復活
    -
    仏教といえば、「葬式」「法事」「お墓」など、死者のイメージがつきまとう。あるいは意味不明のお経、丸もうけする坊主…およそ普通の日常とは縁がなさそうだ。しかし、仏教は本来、宇宙に遍満するあらゆる〈いのち〉を慈しむ。私たちを生き難くするあらゆる束縛から解き放ち、のびのびと今を楽しむ自由な自分を取り戻す道であるのだ。本書は、二十年の長きにわたり仏道修行を積んだ後、海外で比較宗教学を修めた破天荒な宗教学者が、閉塞した日本仏教への大胆な提言を交え、その思想としてのおおらかさを再発見する試み。
  • なぜ宗教は平和を妨げるのか 「正義」「大義」の名の下で
    4.0
    アメリカ教・キリスト教とイスラム教、終わりなき戦い!宗教・民族・領土・政治・経済の原理が世界を複雑にし、国家間や民族間対立の溝を深くする。歴史をひもとき、正義の仮面の下で宗教を歪める人間のエゴを衝く!
  • 人の運は「少食」にあり 「プチ断食」がカラダとココロに効く理由
    4.0
    元・僧侶にして比較宗教学者である著者が、宗教と道徳的側面から独特のアプローチで「少食」の効用について記しました。職業別長寿ランキングで必ず1位になる「宗教家」、自身の体験も踏まえ、その自分を律すること=「節制」が長生きに繋がることを、さまざまな観点から証明を試みています。筆者自身が行っている二泊三日の「断食セミナー」の内容とその効果についても紹介し、健康と運命は好転することを説いています。
  • 法然対明恵 鎌倉仏教の宗教対決
    3.0
    1巻1,485円 (税込)
    人はいかにすれば救われるか。法然と明恵――鎌倉新旧仏教を代表する両者の思想対決は、私たちを根源的な問いへと誘う。現実か理想か。他力か自力か。そして、生と死の究極の姿とは。最新の宗教学の成果を踏まえ、2人の対決の彼方に宗教のアクチュアルな「力」の再生の可能性を探る、宗教のポストモダン。(講談社選書メチエ)
  • 「無意識」はすべてを知っている
    3.5
    NHKテキスト『無意識との対話 身心を見つめなおす』、待望の書籍化!人はなぜ、自分の中にある宝に気づかないのか−「無意識の力」にゆだねれば、人生はもっと気楽に、そして、より創造的なものになっていく。本書では、仏教を中心にキリスト教・心理学・哲学・スポーツなど多角的な見地から、偉人のエピソードや著者の体験談を交えつつ「無意識」の正体に迫る。無意識の力を呼び覚ますカギとなる坐禅、声の力、少食・断食など、僧侶ならではの心身コントロール術も紹介。 序章  村上春樹とイチローの共通点 第1章 無意識はどう考えられてきたか 第2章 盤珪(ばんけい)禅師が説いた「不生の仏心」 第3章 心の中の「五重塔」 第4章 潜在意識の奥にあるもの 第5章 無意識との対話を実現するには? 第6章 無意識を浄化する 第7章 「祈りの力」を考える 第8章 日本人が誇りとする「結び」の思想
  • 「野性」の哲学 ――生きぬく力を取り戻す
    -
    現代人は人工空間に生きている。身体感覚が極端に希薄な社会では、凶悪犯罪や自殺が日常化し、魂の拠りどころも見えにくい。こんな時代だからこそ「野性」のエネルギーを解放し、根源的な生命力を取り戻さなければならない。信長の決断力、龍馬の行動力、松下幸之助の直観力等を手掛かりに喪われた「野性」の回復を訴える。
  • 山の霊力 改訂新版
    5.0
    日本人の「いのち」の源は山にある。 縄文以来、この列島の住人は山の霊力を崇め、山に育まれて生きてきた。 大和の神奈備山から山岳信仰の霊場まで、全国の名山・霊山をめぐり、 日本を代表する宗教学者が日本人の信仰の本質を探る。 なぜ私たちは山へ登りたいと思うのだろう。 山を眺めると懐かしさを感じるのはなぜだろう。 世界でも類を見ない日本人のユニークな宗教観の本質。 現代をより良く生きるための指南書。 ●その昔、山は動物であった 出羽三山/宮沢賢治/三内丸山遺跡 ●オロチの棲む山 神奈備山/鳥海山/見るなの座敷/巨木信仰 ●神のいます山 白神山地/岩木山/高千穂峰/富士山 ●験を修める山 湯殿山/葛城山/役行者/空海/マタギ ●魂が蘇る山 熊野/立山/恐山/白山/御嶽山/スサノヲ ●人と山とのバイラテラリズム 日本的一神教/山と日本仏教/マイ・マウンテン探し ●山の祈り 利他行としての山行 山岳信仰と日本人の心の文化を書き著した名著「山の霊力」(講談社選書メチエ)を 加筆・修正、新章(山への祈り)を追加、写真を全て刷新するなど大幅に改訂。
  • 山の霊力 改訂新版

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    1320

    町田宗鳳(まちだ そうほう)
    広島大学名誉教授、「ありがとう寺」住職 1950年京都市生まれ。 14 歳のおり、家出をして仏門に入る。以来 20 年間、京都の臨済宗大徳寺で修行。 34 歳のとき寺を離れ、渡米。のちハーバード大学で神学修士号およびペンシルベニア大学で哲学博士号を得る。プリンストン大学助教授、シンガポール国立大学准教授、東京外国語大学教授、広島大学大学院総合科学研究科教授を経て、現在は広島大学名誉教授、ふじのくに地球環境史ミュージアム客員教授、都留文科大学特任教授、天台宗僧侶。研究分野は比較宗教学、比較文明論、生命倫理学。『人類は「宗教」に勝てるか』など日本語や英語

    0
    2024年03月09日
  • なぜ宗教は平和を妨げるのか 「正義」「大義」の名の下で

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     宗教家である町田氏は、世界で起きている宗教にまつわる武力紛争などを直視しつつ。最後には『もし宗教が真理や正義というまことしやかな表現で「とらわれ」を説き続けるかぎり、われわれは毅然たる態度で、その宗教を踏み越えていかなくてはならない。神にはたった一人で立ち向かえ。』と説く。
     無論、この事がテロの犠牲者の方々、そしてそのご家族を慰謝するには物足りないかもしれない。しかし、宗教を「客体」として捉えている限り、不毛な二元論的論争・闘争から我々は脱却できないのだと思う。
     恐らく、イギリスではテロ対策として宗教指導者への国外退去処分などの措置が採られる事になり、それに対する反発や、新たなテロの惹起

    0
    2020年05月01日
  • 人の運は「少食」にあり 「プチ断食」がカラダとココロに効く理由

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    私にとっては、文句なしの星5つ評価です。
    著者が企画したセミナー?の宣伝みたいな件も、特段気になりませんでした。
    ただ、「良かったら参加しませんか?」ぐらいです。

    江戸時代の観相家である水野南北のくだりは、非常に参考になりますし、
    説得力をもたせる文章でした。「少食開運」なんて、言われると、
    やはり、やってみようかなと思ってしまいます。

    私の場合は、このレビューを書く数ヶ月前から、朝食を食べていません。
    甲田先生、あと石原先生の著作を参考にして、朝は生絞りジュース(にんじん、りんごなど)を1~2杯飲んでいます。
    それまでは、朝食といったら、適当に詰め込むような感じでした。

    喫煙、寝酒、コ

    0
    2017年06月06日
  • 人の運は「少食」にあり 「プチ断食」がカラダとココロに効く理由

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    第1章は、水野南北の紹介である。小説(神坂次郎「だまってすわれば」小学館文庫)しか知らなかったので興味深く読んだ。少食が

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    2013年02月24日
  • なぜ宗教は平和を妨げるのか 「正義」「大義」の名の下で

    Posted by ブクログ

    わかりやすく書かれているし、何かに偏ることもない。とてもためになる本です。
    素直にそう思えるから、いろんな人に読んでほしいです。

    0
    2009年10月04日

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