大井正の作品一覧

「大井正」の「世界十五大哲学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 世界十五大哲学

    世界十五大哲学

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻1,600円 (税込)
    作家・元外務省主任分析官の佐藤優氏が、自著のなかで「説明が丁寧でわかりやすく、この本のおかげで哲学の入り口を間違えずに済んだ」と紹介。以来、入手困難な稀覯書として注目を集めていた名著を復刊。ソクラテス、プラトンから、デカルト、カント、ヘーゲル、そしてマルクス、サルトルまで。哲学史に多大な影響を与えた15人の大哲学者の思想、生涯、著作、時代背景を平易に解説。西洋哲学の歴史がわかる「第一編 哲学思想史」や、巻末の用語解説も充実。教養のベースとなる哲学の基礎知識と思考法が1冊で身に付く、哲学入門書の決定版! また、知る人ぞ知るロシアの哲学者・チェルヌィシェフスキーについて1章をさいて解説しているという点でも貴重な1冊である。「本書では15大哲学者の個性をつうじて、その前後とその背後の時代思潮をつかむことができるように留意した。こうすることによってはじめて、15人のべつべつな哲学者としてではなくて、2000年の哲学史を代表する15の偉大な哲学体系として理解することができよう。さらに、哲学というものの概要、哲学の短い歴史、哲学上の重要用語の解説をつけた。これによって、もともと哲学には関心はあるけれども、かんたんに哲学問題に深いりできなかった人々に道をつくったつもりである」(本書「序」より抜粋)「実は、この本は、私が初めて買った哲学書で、その後も人生の伴侶となっている本だ。あちこち線を引いて、書き込みをしたので、ぼろぼろになってしまった。今回、解説を書くために本書を再読した。現在の水準で考えても、素晴らしい入門書と思う。思いつきを、筋道をたてて整理して、きちんとした考えにまとめるためには、哲学的な基礎訓練が不可欠だ。

ユーザーレビュー

  • 世界十五大哲学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    哲学の初学者でも読みやすく楽しく読み進められた。
    「史上最強の哲学入門」(河出文庫)と併読したが、哲学史の流れがより理解できたように感じられた。

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    2026年05月25日
  • 世界十五大哲学

    Posted by ブクログ

    ギリシャの哲学者から現代にいたるまでの哲学の歴史を、その時代時代に影響を与えた主要な15人を紹介されることを通じて解説をされています。個々の時代において、どのような考えがあったのか、その中で哲学者がどのように活動したのか。それが連綿とはいかずともつながり、後世に影響を与え、新たな哲学を生み出した流れを一つ把握することができます。過去から今に至るまでの哲学史の教科書といえるものだと思います。本書の主要な内容としては3つに分かれており、1は哲学の歴史を一通り解説されており、2は個々の哲学者15人についての解説、3は用語の解説となっています。偏った方向に行かないように慎重に丁寧に書かれていますので、安心して読み進めることができました。思想や哲学の場合に得にくかった「巨人の肩に立つ」を感じられる必読書だと思います。

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    2022年08月29日
  • 世界十五大哲学

    Posted by ブクログ

    哲学の歴史、思想の流れの変遷を著者達のしっかりした視点を持って述べている点に入門書として第1級の風格を感じる。何度も読み返し、その度に新たな視点を得られる

    0
    2018年03月11日
  • 世界十五大哲学

    Posted by ブクログ

    哲学初心者には難解な内容でしたが、哲学とは何かを考えるにはちょうどいい、容易には理解できないくらいの文章が楽しい

    0
    2022年01月19日
  • 世界十五大哲学

    Posted by ブクログ

    特に、第一編の「哲学思想史」が良かった。どのように哲学が発展していったかの全体像が面白い。第二編からは15
    名の哲学者の思想を順に説明がなされるが、こっからはなかなか難しい。
    再読必要だなと。著者が唯物論寄りの人のようなので、そこは注意して読み返したい。

    *観念論(アイデアリズム)⇔唯物論(マテリアリズム)

    ---

    1. ソクラテス:古代ギリシア。「無知の知」。科学と哲学を区別した、哲学はソクラテスから始まった。

    2. プラトン:ソクラテスの弟子。『国家』、イデア論。

    3. アリストテレス:プラトンの弟子であり、批判者。三段論法。アレクサンドル大王を教えた。

    4. トマス・アクィナス:13世紀イタリア。アリストテレスの哲学とキリスト教の教義を結びつけた。『神学大全』

    5. デカルト:17世紀フランス。「我思う、故に我あり」すべてのものを疑った。『方法序説』。生得観念。機械論的唯物論という自然観。

    6. ロック:17世紀イギリス。生得観念の否定、観念は経験を起源にしている。社会契約説

    7. ディドロ:18世紀のフランス啓蒙思想家。

    8. カント:18世紀。ドイツ古典哲学者。フランス革命、イギリス産業革命、ドイツ精神革命に影響を与えた。

    9. ヘーゲル:19世紀。カントを発展させた。ドイツ古典哲学の完成者。弁証法的方法。

    10. キルケゴール:19世紀デンマーク。

    11.マルクス、エンゲルス:19世紀ドイツ。マルクス主義は、弁証法的唯物論(哲学)、剰余価値学説(経済学)、階級闘争理論(社会主義)を含んでいる。

    12.チェルヌィシェフスキー:19世紀ロシア。農奴解放。フォイエルバッハの弟子。

    13.中江兆民:19世紀日本。唯物論。「わが日本、いにしえよりきまにいたるまで哲学なし。すべての病根ここにあり」

    14.デューイ:20世紀アメリカ。プラグマティズム(観念論でも唯物論でもない第3の哲学)目に見える現象だけを哲学の問題とする。

    15.サルトル:20世紀フランス。実存主義。存在論。

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    memo:

    31
    できる限り前提をはっきりさせて議論をすすめるのが、哲学のやり方である。常識でははっきりしていると思われている前提でも、少なくとも一度は疑ってみて、再検討するのが、哲学の主要な仕事の一つである。

    47
    自分自身の理性と経験にもとづいて、何ものかを、それが真理であるかどうか、と吟味することになる。

    94
    明治の初年に西周がphilosophyの訳語として作った「哲学」という用語

    99
    ローマは、軍事的にギリシャを征服したことによって、文化的にはギリシャに征服された、といわれている。だが、この場合のギリシャ文化とは、東方化したヘレニズム文化であった。

    399
    今日、哲学上でどんな立場に立つ人でも共通して認めなければならない哲学史上の巨大な山系に二つある。一つは、古代ギリシァにおいてソクラテス、プラトン、アリストテレスと続く山系であり、もう一つは、カントからヘーゲルに至るドイツ古典哲学の山系である。

    466
    この思想体系(マルクス主義)の根底に弁証法的唯物論とよばれる哲学を持ち、さらに剰余価値学説を中心とする経済学と、階級闘争理論を中核とする社会主義理論とを包含している。

    475
    唯物論は、世界が神の被造物であるとか、世界が何か知られない原因によって無から創造されたものであるとか、と主張する思想(観念論)に対立して、世界は自然である、つまり、世界はひとりでに出来上がっている、ーー「自然」とはこういうものであるーーと主張する思想である。

    479
    マルクス主義は、哲学を「唯物論」と「観念論」との2つの党派、2つの陣営に区別した。(中略)哲学史を、自然を根拠とみなし、自然から精神が発生するという「唯物論」と、精神に対して自然を根源とみなす「観念論」との対立であると明確にとらえたのは、マルクス主義であった。

    493
    マルクス主義によれば、このさい人間と他の動物とを区別する特徴は、人間が「労働する」ということである。「道具」を用いて生産することである。

    500
    マルクス主義は、社会の「土台」の段階的な変化に応じて「上部構造」が変化すると説明する。(中略) 「上部構造」のこのような、全体的な変化は「革命」と言われる。

    0
    2016年02月17日

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