猪狩博の作品一覧

「猪狩博」の「悪魔の辞典」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 悪魔の辞典
    値引きあり
    4.0
    1巻508円 (税込)
    この本に集められた警句を読めば、読者は思わずニンマリするに違いない。ポーの再来といわれ、芥川龍之介の「侏儒の言葉」にも大きな影響を与えた短編の名手ビアスが“インク代わりにニガヨモギの汁を使用した”といわれる皮肉な文章で、現代文明と人間性を鋭く風刺する。現代人必読の書。

ユーザーレビュー

  • 悪魔の辞典

    Posted by ブクログ

     有名なので説明はいらないと思いますが、これほど皮肉を利かせて世の中に蔓延する欺瞞の数々を再定義した辞典はないでしょう。今から100年以上前に書かれたものですが今でも色あせない内容です。学生時代によく世の中の矛盾を再定義する「悪魔の辞典遊び」をしました。ブレーンストーミングに最適です。
     世の中を斜に構えて生きて行きたい方にはバイブルとなるでしょう。

    1
    2017年08月15日
  • 悪魔の辞典

    Posted by ブクログ

    旧版をもっています。表紙の絵は牛の頭で女性の胴に翼が生えているキメラのようなものがかかれてました。
    名作だと思います。
    【白】:黒。
    【黒】:白。
    が印象的な単語の意味の解説だったなぁ。

    0
    2009年10月04日
  • 悪魔の辞典

    Posted by ブクログ

    懐疑主義。
    俺の基本スタンスがここにある。
    否定主義。
    俺の応用スタンスもここにある。
    『「信仰」比類ない物事について知りもしないのに語るも者が言うことを、証拠もなしに信じること』

    0
    2009年10月04日
  • 悪魔の辞典

    Posted by ブクログ

     悪魔についての解説本ではありません。日常のよしなしごとを、とことんひねくれた視点から解釈した――― 「ニガヨモギと酸をインクの代わりに使ってる」と評された、皮肉のききまくったA・ビアスの名著。

    例 【恩赦】処罰すれば費用がかかり過ぎる犯罪者に対する国の寛大さ。

       【誕生】数ある災難の中で最初で最もすごい災難」

     すばらしい。ダウジングなどの擬似科学、オカルトのコメントも冴えています。

    0
    2010年10月03日
  • 悪魔の辞典

    Posted by ブクログ

    そもそも1880年という古い本で、シナ人やら黒人やらと相応に差別的で、それが皮肉って言っているのか分からないくらい今は時代が一巡りしているようで。
    と言ってもメインは皮肉というか面倒くさいオヤジ感もあり。ついこないだラジオで英国人のユーモアは他人を貶めないから素晴らしいとか言ってて、真偽の程はともかく、じゃあアメリカはひたすらに他人をディスってるとも言える。まさにヒップホップ。
    しかしひたすら読んでると飽きるのも確か。特にキリスト教ネタが厳しいのよね。聖書の引用も書いてくれてるけど、引用されても分からん、的な。短めのを眺めるのが良しか。

    ちなみにこんな感じ。使うチャンスは、、あまりないか。

    0
    2024年10月14日

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