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Posted by ブクログ 2017年08月15日
有名なので説明はいらないと思いますが、これほど皮肉を利かせて世の中に蔓延する欺瞞の数々を再定義した辞典はないでしょう。今から100年以上前に書かれたものですが今でも色あせない内容です。学生時代によく世の中の矛盾を再定義する「悪魔の辞典遊び」をしました。ブレーンストーミングに最適です。
世の中を斜...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月03日
悪魔についての解説本ではありません。日常のよしなしごとを、とことんひねくれた視点から解釈した――― 「ニガヨモギと酸をインクの代わりに使ってる」と評された、皮肉のききまくったA・ビアスの名著。
例 【恩赦】処罰すれば費用がかかり過ぎる犯罪者に対する国の寛大さ。
【誕生】数ある災難の中で最...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月10日
大自然と迷信に囲まれたオハイオ州の田舎で育ち、南北戦争をくぐり抜けた後にペンを握った筆者が冷笑と毒舌の限りを尽くして執筆した奇書。
現代では想像もつかないような着眼点と比喩の数々に翻訳者の苦悩が忍ばれる。
ビアスの名前が記憶にあったのは漫画版ドラえもん大長編『のび太の日本誕生』の中で、1ページ使って...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月08日
今週は、アメリカ民主党全国大会。先週は、共和党全国大会。どちらも大会も今一つ盛り上がりに欠けていた。サプライズがなかったからか。この本は、大統領president(n)を以下のように定義している「国中のおびただしい数に及ぶ人間がそのうち誰一人として大統領に選びたいとは思っていないことが明白に知られて...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月04日
その名の通り辞典です
もちろん辞典なので、言葉の意味を説明した物です
しかし、悪魔を冠するのは伊達じゃない!
実にシニカルな文章とブラックジョークが満載!
しかも、面白い程に的を射ている!
読んでいると、つい口元を緩ませてしまいます
その顔は周りから見ると、悪魔のようなんでしょうね
物語...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
悪意と冷笑の一大辞典。さまざまな項目について著者一流の皮肉が冴え渡る。惜しむらくは、皮肉が婉曲すぎて何を批判してるのかわからないものがかなり多いこと。残念ではある。日本では数人の訳者がこの辞典に挑んでいて、今表示されているどうしようもない装丁のこれは角川文庫。筒井康隆による版も出ているようなのでその...続きを読む
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