悪魔の辞典

悪魔の辞典

小説・文芸
1,012円 (税込)

5pt

この本に集められた警句を読めば、読者は思わずニンマリするに違いない。ポーの再来といわれ、芥川龍之介の「侏儒の言葉」にも大きな影響を与えた短編の名手ビアスが“インク代わりにニガヨモギの汁を使用した”といわれる皮肉な文章で、現代文明と人間性を鋭く風刺する。現代人必読の書。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    悪魔の辞典
  • タイトルID
    :
    220153
  • 電子版発売日
    :
    2014年02月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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悪魔の辞典 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     有名なので説明はいらないと思いますが、これほど皮肉を利かせて世の中に蔓延する欺瞞の数々を再定義した辞典はないでしょう。今から100年以上前に書かれたものですが今でも色あせない内容です。学生時代によく世の中の矛盾を再定義する「悪魔の辞典遊び」をしました。ブレーンストーミングに最適です。
     世の中を斜に構えて生きて行きたい方にはバイブルとなるでしょう。

    0
    2017年08月15日

    Posted by ブクログ

    旧版をもっています。表紙の絵は牛の頭で女性の胴に翼が生えているキメラのようなものがかかれてました。
    名作だと思います。
    【白】:黒。
    【黒】:白。
    が印象的な単語の意味の解説だったなぁ。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    懐疑主義。
    俺の基本スタンスがここにある。
    否定主義。
    俺の応用スタンスもここにある。
    『「信仰」比類ない物事について知りもしないのに語るも者が言うことを、証拠もなしに信じること』

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

     悪魔についての解説本ではありません。日常のよしなしごとを、とことんひねくれた視点から解釈した――― 「ニガヨモギと酸をインクの代わりに使ってる」と評された、皮肉のききまくったA・ビアスの名著。

    例 【恩赦】処罰すれば費用がかかり過ぎる犯罪者に対する国の寛大さ。

       【誕生】数ある災難の中で最初で最もすごい災難」

     すばらしい。ダウジングなどの擬似科学、オカルトのコメントも冴えています。

    0
    2010年10月03日

    Posted by ブクログ

    そもそも1880年という古い本で、シナ人やら黒人やらと相応に差別的で、それが皮肉って言っているのか分からないくらい今は時代が一巡りしているようで。
    と言ってもメインは皮肉というか面倒くさいオヤジ感もあり。ついこないだラジオで英国人のユーモアは他人を貶めないから素晴らしいとか言ってて、真偽の程はともかく、じゃあアメリカはひたすらに他人をディスってるとも言える。まさにヒップホップ。
    しかしひたすら読んでると飽きるのも確か。特にキリスト教ネタが厳しいのよね。聖書の引用も書いてくれてるけど、引用されても分からん、的な。短めのを眺めるのが良しか。

    ちなみにこんな感じ。使うチャンスは、、あまりないか。

    地方の : 独特の
    嫌悪を催させる : 時を出し抜こうとしている老女

    0
    2024年10月14日

    Posted by ブクログ

    不謹慎ネタのオンパレード!
    前半部だけで吹き出してしまう部分が多々あった。 
    男も女も等しく皮肉るのがフェアーで良い。

    ただ、ブラックジョークとはいえ「猫」の項の内容が最悪で心情的に満点はつけられず。でも本書のスタンスは好き。

    0
    2021年02月13日

    Posted by ブクログ

    大自然と迷信に囲まれたオハイオ州の田舎で育ち、南北戦争をくぐり抜けた後にペンを握った筆者が冷笑と毒舌の限りを尽くして執筆した奇書。
    現代では想像もつかないような着眼点と比喩の数々に翻訳者の苦悩が忍ばれる。
    ビアスの名前が記憶にあったのは漫画版ドラえもん大長編『のび太の日本誕生』の中で、1ページ使って淡々と紹介される「世界各地の神隠し」の事例に取り上げられていたから。
    その中でビアスは「1913年メキシコ・チワワ州において行き止まりの洞窟に入ったまま出てこなかった」と紹介されている。

    0
    2013年11月10日

    Posted by ブクログ

    今週は、アメリカ民主党全国大会。先週は、共和党全国大会。どちらも大会も今一つ盛り上がりに欠けていた。サプライズがなかったからか。この本は、大統領president(n)を以下のように定義している「国中のおびただしい数に及ぶ人間がそのうち誰一人として大統領に選びたいとは思っていないことが明白に知られている―これはこうした連中についてだけ言えるのだが―少数グループの指導的人物」。今回の大統領候補はどうなのだろうかとふと思った。

    そしてもう1つは、nominate(v) 「(大統領に)指名する」。「政治的最高課税額にふさわしき者を指名する。野党の罵詈雑言(ばりぞうごん)の矢面に立たせるために、適当な人間を推挙する」。そうなのか。オバマ、ロムニー候補とも多額の選挙資金を集めているし、特にロムニー候補の場合、ヘッジファンドの経営者として莫大な収入を得ていたから言いえて妙だ。

     この辞典は、「悪魔」と付くだけに表の辞書的な意味とはかけ離れたしかし、地に足のついている意味が記されている。

     アメリカならではと思う言葉の定義の仕方がある。たとえば、「うそつき」を意味するliar(n)。「勝手気ままにうろつき回り、掠(かす)め取る職業に従事する法律家」。Lawyer(n)「法律家」に関しては次のように書いている。「法律の抜け穴に長じた者」。なかなかうまい定義だな。

     最近起きた出来事に関連する言葉では、次のものがある。たとえば、diplomacy(n)「外交手腕」を「自国のために虚偽を申し立てる愛国的術策」とある。中国政府及び韓国政府の対日政策にそのままぴったり当てはまる。

     ハーバード大学でカンニング疑惑がニュースになっていた。plagiarize(v)「剽窃(ひょうせつ)する」。ここでの定義は「ただの一度も絶対に読んだことのない他の作家の思想や文体をちょうだいする」とある。ウイキペディアからコピペしてみんな同じことを書けば、わかるというもの。

     納得のいかない価格と言えば、東京電力の電気料金の値上げ。price(n)「値段」に関しては、「元値に、それを要求する際の良心の消耗に見あう手ごろな額を足したもの」とある。東電に良心の消耗に見あうだけの手ごろな額なんてあるか、はてなマークが無限に浮かんでくる。

     この中にはないが1つ浮かんだので書いてみる。それは、「カネのかからないクリーンな政治」だ。モクモク訳ならこうする。「張り紙に掲げた目標のごとく、達成されることのないエアー標語。事務所、秘書、調査費など経費がかさむのを知っていながら、受けると思ってマスコミも連呼する。聞くだけで冷え冷えする」もう少し、一世を風靡した野茂秀雄投手のトルネード投法のごとく、ひねりがほしいかな。

    この本を読めば、今日からあなたも立派なひねくれ者になれます。頭の体操をしたい方にもおすすめです。日本の小・中・高ではまず推薦図書のリストには載らないな。それどころかブラックリストに載る本だ。何しろ「素直、誠実な人になりましょう」が大好きな学校教育関係者だから。実際は、この本を読まなくても十分ひねくれ者検定の1級を取得しているハイレベルの方もいらっしゃる。

    0
    2012年09月08日

    Posted by ブクログ

    その名の通り辞典です
    もちろん辞典なので、言葉の意味を説明した物です
    しかし、悪魔を冠するのは伊達じゃない!
     
    実にシニカルな文章とブラックジョークが満載!
    しかも、面白い程に的を射ている!
    読んでいると、つい口元を緩ませてしまいます
     
    その顔は周りから見ると、悪魔のようなんでしょうね
     
    物語ではありませんが、ジョーク集としては秀逸です
    ただ日本と文化が違うので、笑えない物も沢山あるのが残念です

    0
    2011年06月04日

    Posted by ブクログ

    オカルトや魔術の本ではありません。
    20世紀初頭に発表されたブラックと風刺にあふれた辞典。

    初めて手に取ったのは小学生の頃かな。
    嫌なガキです。
    おかげで、見事に皮肉っぽく成長することができました。

    0
    2009年10月04日

悪魔の辞典 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    悪魔の辞典
  • タイトルID
    :
    220153
  • 電子版発売日
    :
    2014年02月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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