白須清美の作品一覧
「白須清美」の「九人の偽聖者の密室」「罪に願いを」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「白須清美」の「九人の偽聖者の密室」「罪に願いを」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
★5 アメリカの田舎町、スモールタウンで繰り広げられる犯罪小説ならぬ "罪の小説" #罪に願いを
■あらすじ
アメリカはペンシルベニア州、ラストベルト地帯にある錆びついた街。
工場で働きながらボランティア消防員をする男、生まれつき顔面に疾患を持つ女性看護師、妻と娘を亡くしたガソリンスタンド従業員。底辺を彷徨い続けている彼らが、それぞれの「罪」と向き合う物語。
■きっと読みたくなるレビュー
★5 なんちゅう本を読ませるんや… 読めば読むほど辛くなってくるんだけど、陽だまりの優しさに包まれるような感覚にもなってくる。感情の揺れ幅に酔ってしまうような、そんな小説でした。
Posted by ブクログ
伝説のミステリ小説です。作者はH.H.ホームズ。H.H. ホームズとは19世紀アメリカで27人を殺した連続殺人鬼の名前だ。これはあくまでペンネームで、その正体は評論家として有名なアンソニー・バウチャーである。おふざけとはいえ現代なら犯罪者の名前を使ったら炎上しそうですよね。
さて、話はこんなです。
カルト教団「光の子ら」を糾弾しようと準備を進めていた研究者のウルフ・ハリガンは助手として雇われた作家志望の青年マットと共に集会に参加する。そこで黄衣を着た教祖は呪を唱えてウルフの死を予言する。翌日ウルフは書斎で顔面を撃たれて殺された。現場の窓から黄衣を着た人物が目撃され、書斎は密室だった。