弓削達の作品一覧
「弓削達」の「生活の世界歴史」「世界の歴史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「弓削達」の「生活の世界歴史」「世界の歴史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
06'11'15アウグストゥスとイエス・キリストを巡る不思議な因縁を神秘的に綴ったプロローグ〜果たしてどちらが真の救世主か〜から始まり、一転してローマの歴史、共和制から帝政への移行、その支配と属州国の隷属の実態を語り明かす。また一転しユダヤの歴史とそれを導入にイエス・キリストの降臨、キリスト教とローマ帝国との関連を分析する。著者の弓削先生ご自身、敬虔なキリスト教徒でありましたが、キリストの起こしたさまざまな奇跡を事実とし、聖母マリアの処女懐胎を神秘的な「なにか」と言い、嫌疑することのないのに不思議な印象を受けた。しかしそれについては後述でもっともな理由をおっしゃっていたので
Posted by ブクログ
最初にこのタイトル「ローマ帝国とキリスト教」を見たときは、ただ「ふ~ん」と思っただけだったけど、よく考えるとこのふたつを並べるってすごい。
本書はローマ帝国の建国から、東西に分裂するところまで。
だから当初はローマ帝国とユダヤ教徒の関係が描かれている。
ユダヤ王国はローマの属国でありながら、もちろんローマの神々を信仰しない。
ローマも特に宗教的な強制はしないのである。
が、ユダヤ教からキリスト教がわかれた時、ユダヤ教がまずキリスト教徒を弾圧し、皇帝を神格化したいローマも帝国も皇帝を神と認めないキリスト教徒を弾圧する。
それがなぜ、ローマの皇帝がキリスト教を保護することになったのか。
それ