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  • ジャンケン文明論
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    4.0
    誰も勝たない、誰も負けない、東洋独自の循環型の文明――著者はそれを「ジャンケン文明」と呼ぶ。西洋型の近代文明は、二項対立の「コイン投げ文明」であった。だが、そこからはもう「衝突」しか生まれてこない。今こそ東アジアが、日本、韓国、中国の新しい関係を携えて、その独自の文明の豊かさを世界に発するべきではないか……。「拳の文化」をたどり、時代を読み解きながら考える、「共存」のための文明論。

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  • 「縮み」志向の日本人
    4.0
    日本人がはじめて開発し、世界に送り出した商品は扇子であった――。卓抜な視点で日本人の「縮み志向」を鮮やかに説き、日本文化の本質や日本が工業化社会のトップに躍り出ることができた秘密を明快に分析する。「拡がり」に弱い日本的特性も指摘して、“数ある日本人論のなかでも最高傑作”といわれる名作。
  • ジャンケン文明論

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    誰も勝たない、誰も負けない、東洋独自の循環型の文明―著者はそれを「ジャンケン文明」と呼ぶ。
    西洋型の近代文明は、二項対立の「コイン投げ文明」であった。
    だが、そこからはもう「衝突」しか生まれてこない。
    今こそ東アジアが、日本、韓国、中国の新しい関係を携えて、その独自の文明の豊かさを世界に発するべきではないか…。
    「拳の文化」をたどり、時代を読み解きながら考える、「共存」のための文明論。

    [ 目次 ]
    1 なぜいまジャンケンか(切符売り場で考えたこと 冷たい汽車 ほか)
    2 手とジャンケンの誕生(隠れたヒゲ 拳の文化史 ほか)
    3 ジャンケンの構造(お地蔵さまとのジャンケン 拳と

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    2010年05月29日
  • 「縮み」志向の日本人

    Posted by ブクログ

    古典ともいうべき日本人論。

    「縮み志向」という言葉や概念はある程度聞いたことがあったが、
    その下位概念として「招く」「引き寄せる」「握る」が含まれるという解説はかなり納得させられた。

    日本文化は欧米との比較ではなく、
    文化的に近くまた師でもある中国や韓国との比較で理解すべきという主張はごもっとも。

    また、手に握りたいという感覚は、人と人結ぶのは頭や心ではなく、肌が触れ合う実感を求め「寄合の文化」「座の文化」となり、小集団でこそ実力を発揮するというのも、それこそ感覚的に納得できるものがある。

    中国、韓国が自然をそのままに楽しむ文化というのも、言われてみて初めて気がついた。

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    2017年06月15日
  • ジャンケン文明論

    Posted by ブクログ

    フォトリーディング。ジャンケンとトスコインでアジアと欧米を論じた意欲作。かなり面白そうな地政学と文化の本。高速リーディング。話題が散り散りで論拠が曖昧。読んでて疲れた。普通に読んでいたら積ん読になっていた本。視点は面白かったのだが、ツッコミどころ満載。

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    2011年03月01日

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