作品一覧
ユーザーレビュー
-
Posted by ブクログ
演出過剰に思えた一般人アピール甚だしい薄ら寒いインタビュアーのノリも最後まで読むと合点がいく。
結局のところ、クラスにいる40人の中の35人へ向けてメッセージを放つことが、あかほりさとるがあかほりさとるである所以なんだろう。
業界に詳しいインタビュアーや、インタビュアーを排して自らが理論的に書けばもっとできの良いものができるだろう。
でもそれは40人いるクラスの5人しか読まない代物でしかない。
売れなければ、いい作品じゃない。
そーゆーこと言っていいのはファンや評論家だけであって、仮にもエンタメ業界の人間を標榜するのならばそんな言葉は絶対に口にしてはならない。
それでもいい作品しか書きたく -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
お金が好きだ。
お金に惑わされるのはもっと好きだ。
ライトノベルを生み出し、メディアミックスを仕掛け、累計二二〇〇万部を軽々と突破。
まさに「成金」となった男・あかほりさとる。
その栄光と転落の軌跡。
そしてここに初めて明かされる、「売れるためのノウハウ」「売れ続けるための秘術秘技」「本当は教えたくない執筆テクニック」のすべて。
[ 目次 ]
第1章 「赤堀悟」から「あかほりさとる」へ―メディアミックスを作り上げた男
第2章 オタク成金
第3章 売れる作家になるために―あかほりさとるの作家論
第4章 生き残りたければ成金になれ―あかほりさとるが見るオタク業界の今後
[ POP -
Posted by ブクログ
初期のラノベでお世話になったあかほり氏の本。なまなましさが楽しそう。半分くらいは、結果的にですが、新しい取組み(メディアミックス)に挑んだ結果、大金をつかんだって話です。ただ、その過程でいろんな気付きがあったってところはいくらか参考になります。後、後半の作家としての姿勢については、結構納得しました。特に、「ラノベ」の本当の位置づけを踏まえると最近は随分様変わりしていること、それから結局いろんなひと(特に編集者)に支えられていることをしっかり認識・意識するべきことは、わかっていると思いがちだけど実際の行動につなげられるかどうか、怪しいな、なんて自己分析するのに足しになりました。