作品一覧

  • 死都日本
    4.3
    1巻1,210円 (税込)
    西暦20XX年、有史以来初めての、しかし地球誕生以降、幾たびも繰り返されてきた“破局噴火”が日本に襲いかかる。噴火は霧島火山帯で始まり、南九州は壊滅、さらに噴煙は国境を越え北半球を覆う。日本は死の都となってしまうのか? 火山学者をも震撼、熱狂させたメフィスト賞、宮沢賢治賞奨励賞受賞作。(講談社文庫)
  • 富士覚醒
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    『死都日本』の石黒耀が描く、富士山噴火!富士山の地下で、怪しげな低周波地震が頻発。そしてついに噴火する富士山。被災地・御殿場市の住民を救うことはできるのか? クライシスノベル第3弾! (講談社文庫)
  • 震災列島
    3.5
    1巻1,210円 (税込)
    名古屋で地質会社を営む明石真人は、東海・東南海地震の連続発生を予測。地震による大津波を利用して、娘の仇を討つべく復讐計画を練り上げる。そして数ヵ月後、ついに東海地震が発生。浜岡原発の炉心融解(メルトダウン)を目前に、復讐劇の幕が開く。最新の研究データに基づく大災害小説。そのとき、人は、生き様を問われる。
  • 忠臣蔵異聞 家老 大野九郎兵衛の長い仇討ち
    3.0
    1巻712円 (税込)
    悪家老として名高い、赤穂藩の経済官僚・大野九郎兵衛。しかし、彼こそが、先進的な製塩技術の開発と塩相場による儲けで、お取り潰しにあった浅野家再興を志す忠臣だった。赤穂浪士の討ち入り後は、真の仇を討つべく、米相場を下落させ、さらに布石は長州にも……。(講談社文庫)
  • 死都日本

    Posted by ブクログ

    阿蘇に旅行に行くので再読!この小説のおかげですっかり火山ファンです♪『死都日本』の舞台は霧島火山付近ですが、阿蘇山も同じ九州のじょうご型カルデラ火山なので、予習(?)はバッチリ!

    『死都日本』の舞台は九州南部の火山地帯。破局的噴火に巻き込まれた主人公・黒木の運命を描く災害小説的な側面と、噴火によって国家滅亡の危機に瀕する日本を存続させる為に国内外で知略を尽くす、もう一人の主人公・菅原総理を描く政治小説的な側面もある、濃厚な超大作です!

    ストーリー自体はフィクション(…というよりも火山が噴火したら何が起きるかをシミュレーションした小説のような感じ)ですが、火山に関する解説や過去の事件は事実に

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    2024年04月12日
  • 死都日本

    Posted by ブクログ

    高校時代地学を選択したのもあって、ワクワクしながら読んだ。
    火山噴火の躍動感とそれに翻弄される人間。火山や地震活動が活発な場所に私は住んでいるんだなと実感させられる。

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    2023年02月25日
  • 死都日本

    Posted by ブクログ

    噴火・地震による自然災害の恐ろしさが描かれており、災害から命からがら逃げ延びていく火山学者、命を落としていく大量の人々、舞台裏でうごめく政治家たちの描写が細かに描かれていて楽しめました。神話と噴火を結び付けてところどころ説明されているところも、とても興味深く読むことができました。今の日本社会、防災に対する意識について改めて考えさせられる一冊。

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    2021年12月26日
  • 死都日本

    Posted by ブクログ

    霧島(加久藤)火山の破局噴火と、1日にして国家滅亡の縁に立たされた日本を精緻に描く。
    火砕流とサージ、さらに降灰のリアルな描写は、自ら火山オタクだという著者の冷徹な書きぶりが冴える。
    一方で、古事記や聖書のエピソードを火山災害として読み解く試みが散りばめられている。文系人間が楽しく読めるためのサービスかと初め思ったが、あまりの整合性に納得してしまう。
    とにかくトンデモないスケールでさまざまな災害が起こるのだが、一番現実離れしているのはそれらに適切な手を打つ(ように事前準備を怠っていない)日本政府の動きだ。コロナ禍でこの話を読むと『現実は小説よりも悲惨』と覚悟せねばと感じる。

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    2021年08月31日
  • 死都日本

    購入済み

    リアル感満載

    読みごたえのある一冊でした。現実味を与えさせるロジックに、怖感を抱かざるを得ない内容だと思います。

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    2020年03月04日

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