なつかし少女マンガ:第3回『きらきら☆迷宮(ラビリンス)』

なつかし少女マンガ:第3回『きらきら☆迷宮(ラビリンス)』
【アラサーが語る!なつかし少女マンガ】 「りぼん」「ちゃお」「なかよし」「花とゆめ」など、少女時代に読んでいたあのマンガ…。大人になった今だから、思い出とともに読み返したい懐かしい作品を、アラサー書店員が徹底的に語ります。

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      • きらきら☆迷宮(ラビリンス) 1

        きらきら☆迷宮(ラビリンス) 1

        完結

        私ありす。美術系の女子高に寮から通ってるの。どうして女子高でおまけに寮生活かって?実は私、小学校の時男子のイジメにあってたんだ。だから誰がなんて言っても“男嫌い”なの。でもある日、そんな私のところにやって来たルームメイトのきらはとっても美人!!・・・なんだけど、彼女の正体は!?

        【書店員コメント】
        美術系の女子高の寮に住む、男嫌いのありす。彼女と同室にになったのは、キレイすぎる女の子・きら。
        彼女となら、危ない恋に落ちてもいい…と思うありすの気持ちにとっても共感できるほどの、きらの魅力的なオーラ!
        けれど、彼女は実は女装した男の子で、自殺した姉の真相を探りに来たという。
        そして寮を舞台に、次々に起こる事件を2人でタッグを組んで解決していくうちに…。

        美術系の女子高や、寮のルームメイトという設定も大人っぽくて憧れていました。
        ファッションもおしゃれだったし、特にありすの縦巻きロールがとってもかわいい…。
        女装男子である、きらの中世的な魅力がダントツで、男嫌いのありすがいつの間にか心を開いていく姿が印象的。
        秘密を共有し、苦手を克服していく2人のタッグが羨ましかった!
        コメディなテイストですが推理もきちんと組み立てられていて、殺人事件もわりとよく起こっていたのすごかったな…。

2000年のちゃお連載は…