padam_padamさんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
本当に面白い
最初、少年マンガで見つけたので、面白そうだとは思ったが手が出せずにいた。
というのも、少年マンガは巻数が40巻、50巻と続くのはざらなので、手を付けるのに勇気がいるのだ。
で、少女マンガで見つけた。
少女マンガとは言え、少年マンガ版と原作が同じなので、きっと長く続くだろうなぁと思いつつも
誘惑に勝てず、つい手を付けてしまった。
だけど後悔なし!本当に面白い!
ばらばらだと思っていた事件が、実はひとつの陰謀に向かって根っこの部分でつながっている。
読み進めるにつれて、「あぁ、以前のあの事件がここと・・」と、過去の事件がつながっていることに気づく。
思いつきも行き当たりばったりもない、なんて計算 -
購入済み
抱腹絶倒
Twitter発の作品というのは初めてだったので不安だったが、評価が高かったので購入したところ、
いやぁ、面白かった!笑った!
1話1話が短く、4コマ漫画の4コマ目のように笑いを凝縮した洒落たオチが用意されている。
個人的にはマウスと間違えてクリック、の話が好き。
思わず笑ってしまうので、人前で読むと怪しい人物になってしまう。一人で読むのをお勧めする。
メインの登場人物は上司2名と部下2名の男性のストーリーで、ちょっとBLを想起させるが、
このまま上司・部下の関係で進むのか?それとも・・・?BL漫画ファンとしてはそのあたりも楽しみ。
サラリーマンとしては、天然の上司なんて実際にいたら、「 -
購入済み
結構好き
ジャンルが女性マンガとあったけどTLマンガだね。エロい。
評価があまり高くなかったので(購入時、(1)が3.5)購入するか迷ったが、
思っていたより面白かった。
個人的にはもう少し評価が高くてもいいのでは?と思う。
バッドエンドを迎えた悪役令嬢が娼館に売られたあと、様々な疑いが晴れて愛する彼と
ハッピーエンドという話はありがちだけど、やっぱりラブストーリーはいいね。
カタブツ王太子(んんー、本当にカタブツなのか?)のヤキモチも含めて、
胸きゅんきゅんの要素がたくさん。
ラブストーリーがメインテーマだからか、腹黒ヒロインのダークぶりが暴露される展開は早い。
あれよあれよという間に断罪シーン。 -
購入済み
珠玉の一品(だと思う)
事故死した恋人が会いに来くるお話。
最初は気づかず読んでいたけど、途中から「あ、そういうことか」と気づいた。
それに気づいて読み直すと、切なさが胸を打つ。
昨日迎えた幸せな朝が、今朝も同じように迎えられるわけではないことを
私たちは経験知として知っている。
ショックから立ち直れないでいる恋人を心配する気持ちも、自分も一緒に行きたいと願う気持ちも、
「お先!」という恋人に向けた笑顔も、悲しくて切ない。
短編だけどストーリーに起伏もあり、ふたりの心情もきちんと伝わるように表現されていると思うし、
いい作品だと思う。
作品内容に書かれている「もう一度読み返したくなる、珠玉のラブストーリー」という -
購入済み
恋愛がしたくなる
1巻目に限って言えば、電子版発売が2015年で新しい作品ではないし、
絵もどちらかと言うと洗練されていない印象を受けるが、このシリーズ、
巻を重ねるごとに胸キュンが増えていく。
絵もどんどんよくなる。
1巻目はノンケ同士のふたりが恋に落ちるドタバタコメディの感があるが、
~家族になろうよ!~や最新刊(現時点)の~Birthday Time~では二人の愛に
心が打たれて、漫画だと言うのに不覚にも目が潤んでしまった。
ラブシーン(エロシーンではなく、あえてラブシーンと言いたい)もいい。
二人が交わすキスは艶めかしくてドキドキするし、体を重ねるシーンは濃厚で美しく、
読み手の心も熱くする。
な -
購入済み
可笑しい。胸キュン。
シンデレラの義姉が実は愛らしい人で王子様と結ばれるというモチーフで、
2巻目ではふたりの関係にも変化が・・・。胸キュンの2巻目。
王子様はアデリーナへの恋心を自覚し、アデリーナも王子様への恋心を募らせていく。
でも悲しいかな。アデリーナは、あまりの天然ぶりのせいで両想いなのに気づかない。
王子様は言葉で好きとは告白していないけど、結構アピールしていると思うのになぁ。
その行き違いが可笑しい。
可愛いこのふたり、いつ両想いに気づくのか?
いつと言えば、王子様はいつ、アデリーナの名を正確に言えるようになるのか?
もしかしたら意図的に違う名で呼んでいるのか?とも思えるし、何にしても訳がありそう。
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購入済み
ノンストップの面白さ
久々に漫画の醍醐味を満喫させていただいた。
開始から最終回まで10年近くの歳月を要したとか。
作者の作品にかける情熱と愛情、プロとしての覚悟に、拙者、甚く感服仕り候。
さて、若君と唯とのラブストーリーが主テーマだ(と思う)が、
自分の人生に責任を持つのは自分、自分の人生は自分で切り開く、
先に進むためにときとして覚悟が要る、そんなことはわかっているつもりなのに、
いつの間にか忘れていたことを思い出させてくれた。
とにかくストーリーがよい。
胸キュンやウルウルのエピソードも、笑いのツボもハラハラドキドキのイベントも
ふんだんに用意されているし、テンポよく話が進む。ノンストップの面白さだ。
プ -
購入済み
よかった!
この作品、配信開始のときから気になっていた。
獣人の設定や精霊の話ではなく、擬人化されているとは言え動物(猫)そのものの話なので、
どんなストーリー展開になるんだろうと楽しみにしていた。
読んだらとてもよかった!
擬人化された2匹は可愛いし、ちゃんとBLになっていてえっちだし。
で、勝手な解釈を許してもらえれば、これは家族の話だと思う。
保護猫だったクロ、親とはぐれて1匹で生きてきた野良のミケ。
2匹ともおばちゃんに見つけてもらって、雨露をしのぐ住まいとおいしいごはん。
もう寒さに震えることもなければ、飢えることもない。
時にはうるさく感じることもあるけど、みんなで一緒ならば寂しくない。
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購入済み
すごくいい
もうね、とにかく、優しい。
王子様たちの体は愛情でできている。それも溢れんばかりだ。
だから相手を思いやることができるし、真摯に向き合うことができる。
相手の辛い過去も理解してすべて受け入れることができるし、
相手の幸せを願って一人で生きようともとする。
でね、篠塚の口から出てくるセリフが意外と(?)甘いんだよ。えっちだし。
後輩の桑野くんもいいね。
女ったらしだけど、篠塚への信頼と愛が溢れていてちょっと泣けた。
絵は決して華やかではないが、全体を通して感じる優しさにぴったり合っている。
BL漫画だからエッチシーンもあるけど、読み終わったら何だかほっこりした。 -
購入済み
圧倒された
作家が描いているのは人生だと思う。
「おはようとおやすみとそのあとに」では、若いカップルのごく普通の日常が描かれた。
この普通の日常は、10年先、20年先と続く(ように見える)。
人生には、たまに雨が降ることがあるかもしれないが、ふたりで見上げる空はいつも晴れている。
本作品では、人生のちょうど中間地点に差し掛かったふたりの日常が描かれる。
若いころには想像ができなかった人生の中間地点。
あきらめなければならないことも、捨てなければならないものも増えた。
いろいろなことに折り合いをつけて生きることも覚えてしまった。
気が付けばいつも雨が降っている気がする。
中間地点から先は終焉に向かう旅 -
購入済み
やばい。かっこいい。
や、やばい・・・。
子供向けと思われる転生ものの作品に感動させられるとは思わなかった。
第1巻から涙が出る・・・。
愛とか、友情、家族というのは普遍的なテーマだ。
愛する人を、友を、家族を、想って流す涙に心が打たれる。
まぁ、前世の記憶が18歳とは言え、少女のかっこいいこと!
的確な判断のもと、次々と問題を解決していく。爽快極まりない。
自己犠牲も厭わない、その覚悟の潔さに感動してしまう。
ステイル、ジルベール、アーサーが見た夢は、今後どのように展開するのか?
そして母ローザが予知するプライドの未来とは?
果たして魔女の呪いは存在するのか?
あぁ、次巻が、というよりハッピーエンドが待ち遠し -
購入済み
心が温まる
黄昏アウトフォーカスシリーズを読んで、灯りとその光が作り出す影との
コントラストの美しさに鼓動が早くなった。
こちらは6年近く前の作品だが、やはり灯りと影とが効果的に用いられている。
このころからすでに美しかったのか・・・。あ、エロさも。
出会いで、時間をかけて(愛を)育てようと思う平くんと、
「時間無いんで(ラブホに)行きましょう」と言う糸衣くん。
それからの心理描写がいい。
出会いは立ち位置が違っていたのに、徐々に二人の心の距離が縮まって合流していく。
ちょっと哲学的かな。
好きになるってどういうことか。ふたりでどう生きていくか。
平くん、いいなぁ。
まじめに恋をして、好きになったら頑 -
購入済み
期待を裏切らない
作家さん買い。
表題作は、2年間続いた片思いを実らせるお話。
BLの片思いものというと、ゲイがノンケへの恋心をこじらせるものを
読むことが多いのだが、この作品は逆で、ノンケがゲイに片思い。
同じ作者の「運命に見える」も「ただ思うことは」も長い片思いを実らせるお話だが、
暗いところがないのは3作品に共通している。
あ、そうか。恋が実るんじゃなくて、恋を実らせるからか。能動的なんだ。
本作品もノンケの知宏がゲイの有沢と恋人同士になりたくてグイグイいく。
また、漫才のボケ・ツッコミに通じる会話がコミカルでとても楽しい。
テンポがいいし、思わず笑ってしまう。
5年以上前の作品だし、ほかに2作品が含 -
購入済み
アンハッピー
個人の感想です。ごめんなさい(先に謝る)。
らくたしょうこさんは好きな作家のひとりだ。
らくたしょうこさんが描くラブストーリーは、前向きで明るくて心地よい。
古い恋のトラウマを、新しい恋をして吹っ切った後の突き抜けるような明るさのストーリーは
気持ちがいいし、ハッピーな気持ちにしてくれる。
コミカルなモノローグも楽しみのひとつだ。
次はどんなラブストーリーが読めるのかと新刊を心待ちにしていた。
正直、こういう話を読むとは思わなかった。
前もって言っておくと、ジャンルはBL漫画となっているが、BL漫画ではないと思う。
読んだ印象は暗くてアンハッピーだ。
ラストだって私からしたら救いになんかな -
購入済み
楽しい。ほんわか。ハッピー。
「からっぽダンス」を先に読んで面白かったので、この作家さんはBL漫画も
面白そうだなぁと思ってカートに入れておいた作品。
「からっぽダンス」も笑いをこらえながら読んだけど、こちらもやっぱり楽しくて、
笑いのツボがたくさん。
ダラダラ、ジメジメしない。意地悪な人も出てこない。ハッピーだなぁ。
安達君は森さんへの恋心をはからずも本人に告白しちゃってからガンガン行きますな。
森さんも気負うわけではなく、当たり前のように安達君の気持ちを受け入れる。
ふたりは、特別なわけではない、男同士とかも関係ない、普通に、普通の恋をしている。
絵もこの作者の魅力の一つだ。
登場人物の表情が豊かで、笑顔なんて、こっ -
購入済み
お勧めラブコメディー
楽しいハッピーラブコメディー。
とにかくテンポがいい。
たまに少女漫画や女性漫画で見受けられる、だらだらして話が進まないとか、
1巻まるまる進歩がないといったところがなくポンポン進むから小気味いい。
それと、絵が魅力的だ。
人物の動きに躍動感があるし、何よりも登場人物が表情豊かで、ストーリーに引き込まれる。
恋に浮かれる慎一郎くんが、可愛いいやらおかしいやら。
ときどきずれるくせに、かっこいいことをさらっと言ってのける。がんがん攻める。
まぁ、ストーカーまがいのところはあるかもしれないけど、そこはほら、恋がなせる業だし?
月島さん、そりゃ惚れるよね。好き、好き、大好き攻撃受けちゃうんだもん。 -
購入済み
大人の恋も胸キュン
恋をするなら二度目が上等・・・って、いやいやいや、上等なのはこの作品もですがな。
胸キュンの初恋ものが好きなので、大人の恋はちょっと後回しだったけれど、
試し読みで面白そうだったので買ったら、大人の恋も胸キュンだった。
岩永先生の言葉遣いが大人で気持ちいい。
木下先生の作品は初めて読んだが、心に残るラブストーリーに巡り合えて、
嵌りそう、というかほぼ嵌ってしまったので、ほかの作品も購入した。
だめだ・・・作家買いに走りそう。
大人の恋が好きな人にも、胸キュンの初恋ものが好きな人にも楽しめる作品。
そうだな、簡単にあきらめないことだ。幸せをつかむには覚悟が必要ですな。
読んでいるほうも幸せ -
購入済み
先が気になる
面白い!
この先、主人公の青年が、周りの人たちの優しさや、またあるときは厳しさの中で、
どのように成長していくのか、どのような人生を送ることになるのか、
次の展開が待ち遠しくてワクワクしてしまう。
青年漫画はストーリーや構成がしっかりした読みごたえがある作品が多いものの、
如何せん、長く続く(=巻数が多い)作品が多いので、手を出しづらかったりするが、
試し読みで「これは面白い!」と、つい手を出してしまった。そういう意味で、
面白過ぎて後が怖い。
それと、最近の青年漫画は女性が見ても絵がきれいで読みやすい作品が多いが、
この作品もしかり。魅力のひとつ。 -
購入済み
何度でも読みたくなる
同じ作者の「僕らの食卓」がとてもよかったので、それより少し前の作品だが
読みたくなって購入した。大満足。
「僕らの食卓」は何度でも読みなくなる作品だけど、本作も同じ。
何度でも読みたくなって、やっぱり何度でも読み返す。
作品から優しさが溢れていて心地よい。
絵の雰囲気もあいまって温かい気持ちになる。
山田のアパートの部屋にある電灯や電気ストーブ、ガス給湯器や木製の
コーナーハンガーから下がった服、そのひとつひとつが様子らしくて微笑んでしまう。
タコさんウインナーが出てきて笑った。「あ、こんなところに」 -
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購入済み
なんですとぉー
ずいぶん前に第1巻だけ買い、そのままになっていたが、
クーポンが発行されたのを機に2巻目以降を購入・・・。
これ、大人買いしたくなるほどやばいヤツやったん。
加賀谷次長はかっこいいし、周りの人々の苦悩とか成長が感じられるし、
最初は涙あり笑いありのヒューマンコメディとしての面白さだったけど、
今や加賀谷次長と設楽さんがどうなるのか?ってことしか頭にない!
作者は田端さんというBL好きのキャラクターも作っているし・・・。
陽斗?ありさもレンもおるやん。
牛島さん?そんなん、美馬にでもくっつけておけ。
と思っていたのに、堤さん?
なんですとぉー。
作者は読者の気持ちを弄んで楽しんでるやろ・・・。 -
購入済み
泣いた
BL漫画だけど、BL漫画じゃない。人間のドラマだ。
淋しかった二人が、もしかしたら淋しさにも慣れてしまって、
淋しいという自分の気持ちにも気づかなくなっていた二人が、
食卓を通して心を通わせて幸せになっていく。
すごくよかった。瞼が涙で濡れた。
TVドラマ化するようだが、TV局はいい作品を見つけるなぁ。
試し読みで絵が魅力的だったので購入。
絵が魅力的だと、それだけで読んでみたいという気になるし、感情移入しやすい。
登場人物の表情が豊かで、豊くんの淋しさも嬉しさも、ちゃんと伝わってくるし、
穣くんは黙っていてもその表情から豊くんを好きだという気持ちが伝わってくる。
種く -
購入済み
楽しめた
切ない(ただし、ハッピーエンド)。
オメガバースが苦手な方にもお薦め。
私が読んだ時点では評価が4.4だったが、個人的にはもう少し高くてもいいと思う。
私にとって、初めて全編読んだオメガバースもの。
BL漫画ではなかったが、試し読みした3点のオメガバース作品にイマイチ共感できず、
α?β?Ω?なんじゃそりゃ。発情期?意味わからん。
それ以降、オメガバース作品は意図的に外していたが、ネットでBL漫画の編集者の
座談会を見つけ、「BL漫画ではオメガバースが人気」と言っていたので、
BL漫画のオメガバースは、ほかと違うのか?と、読んでみたのがこの作品だった。
よかった。
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購入済み
面白かった!
文句なしに楽しめた。
ファンタジックラブコメディー(そんなのあるんか?)。
改めて、BL漫画にはサブジャンルとも言えるいろいろな分野があるんだなと思った。
蘇芳のキャラクターがいい。
BL漫画の中には、いわゆる受けを女に置き替えることができる、つまり
男同士である必要性が低い作品もある。
蘇芳は、位置づけだけで言えば女に置き替えても作品としては成立するだろうが、
蘇芳が男だからこそ、このラブコメディーは成立する。
受けを簡単に女に置き替えられないという意味では、BL漫画の本領発揮といったところだろう。
えっちシーンもあるが、蘇芳のキャラクターが効いているのか、何だかかわい -
購入済み
まぶしいっ
高校生4人のピュアな恋物語。
高校生、可愛い。まぶしすぎる。
こういうトキメク作品に出合えるので、やっぱり少女漫画っていい。
好きな人の横顔を見ていると、その人の視線の先に誰がいるかわかってしまう。
そういう意味では胸きゅんだ。
横顔が見たいわけじゃない。こっちを向いて。あなたの瞳の中に映る自分を見たい。
2巻を読んだ時点では、まだ誰と誰がお互いを見つめ合うようになるのかわからない。
光ちゃんと大谷君がカップルになるといいなぁと思うけど、意外や意外、朝霧君とか?
麻里ちゃんと先生は禁断の恋に走るのか?
妄想が膨らむ。あぁ、私ってピュアからほど遠い。
初恋は実らな -
購入済み
たまらん
やっぱり、すっごくいい。
「俺が好きなど嗤わせる」がとてもよくて印象に残ったので、
立て続けに「俺が好きなら跪け」と「俺が好きなら媚びてみろ」を読んだ。
「俺が好きなら跪け」と「俺が好きなら媚びてみろ」は実質上下巻なので、
両方読んだほうがいいと思う。
「俺が好きなど嗤わせる」で感じた満足感はそのままだ。
受けの松田は男から見たテンプレな女ではなく、男だ。
そして二人のセックスシーンは、やはり静かできれいだ。
ぐちゃぐちゃうるさいエロシーンじゃなくて、逆に興奮する。
最初は加藤の、(松田の言葉によれば)強姦まがいの行為だが、
それでもエグいと感じない。
加藤の -
購入済み
すごくいい
いい。すっごくいい。
まず、男だ。
今まで読んだBL漫画に限って言えばだが、いわゆる受けと呼ばれる側が
男から見たテンプレな女のように描かれていると感じる作品が少なくない。
繰り返す。でも、この作品で登場するのは紛れもなく男だ。
そのためか、男同士のラブストーリーとして、かえって違和感がない。
それと、この作家さんの作品は初めて読んだが、セックスシーンが静かできれいだ。
正直、セックスシーンは無くてもいいぐらいに思っている私には、
うるさくてエグく感じるBL漫画のエロシーンに困るときがある。
本作品のセックスシーンは、それなりのコマ数が費やされているが、
そんな私が -
購入済み
淋しさから?でも今は好きだから
もうBL漫画は止めて少女漫画に戻ろうかなと思うこともあるけど、
ときどき、こういう作品に出会ってしまうからBL漫画は止められない。
生きづらさとか
自分が周囲の人間に認識されていないと感じる孤独感とか淋しさとか。
人恋しさとか
抱きしめてもらったときに感じる幸福感とか(そうだ、天国の気分かも)
そういうのって、多分、男も女もBLもBLじゃなくても関係ない。
だから、そういうところにフォーカスが当たると、作品が普遍性を帯びてくる。
抱き合ったのは好きだからなのか、ただ淋しかっただけなのか。
休暇で一時帰国して淋しさの魔法は解けたけど、でも、やっぱり抱き合って。
異 -
購入済み
切ない。でも幸せ。
東洋人だからか、それとも無意識に仏教的発想が精神に染み込んでいるのかわからないが、
生まれ変わりとか前世とか、すんなり受け入れてしまう自分がいる。
昔聞いた流行歌で、「生まれ変わって、君がどんな姿に変わっていても、
僕はきっとまた君を見つけられる」ってのがあったな。
ふたりはお互いを見つけられたんだろう。切ない。でも幸せ。羨ましい。
えっちシーンは要らないと思ったけど、BL漫画だからしょうがないかというのもあるし、
それが二人の前世で結実しなかった思いの結果だったとして納得することにしよう。
そうそう、別れるときはきちんと「さよなら」を言わないといけない。
二人の場合、 -
購入済み
ほっとする
開人と伊介のカップル、好き。
朝起きて、朝ごはん食べて、仕事に行って、
喧嘩して仲直りして、夕ご飯を食べて、一緒に寝る。
ごくごく普通に日常生活が続いていく。
出会いから10年後、20年後、それからもずっと、二人一緒の。
何だかほっとする。
4巻が完結巻だということで打ち止めにしようと思ったけど、
開人と伊介のカップルが好きなので、その後の作品もカート入り。
志帆さんがちょっと切なかった。
好きな人を見つめると、その人の視線の先に誰がいるか気づいてしまう。
高校時代の片思いを思い出した。
志帆さん、頑張れ。 -
購入済み
大満足
いやぁ~ん。恋人たちが可愛すぎて。
令は、多分辛い初恋だったから、そのあと恋ができないまま大人になって。
でも、いつか誰かが迎えに来てくれるのを心のどこかで待っていたんだろう。
咲翔は、高校時代に令に対してイラついていたのは、
好きだから自分を見てほしいと思っていたからだと気づいて。
子供が、恋をすることで相手の心を受け止めて包み込んであげられるオトナに成長していく。
大人を演じていた大人が、子供のような自分をさらけ出せて素直に甘えられる恋をする。
BL漫画なのでエッチシーンはあるが、少な目だしイヤらしくない。
楽しめる作品なのでお勧め。 -
購入済み
お勧め
1巻を試し読みしたときは、導入部分に感情移入しにくかったし、
タイトルからしてエロシーンが多いだろうなと想像できので(エロ少なめが好み)、
購入を迷っていた作品だが、割引とクーポンがあったのでまとめて購入した。
結果として、お勧めのBL漫画のひとつとなった。
すごくいい。
あー、でもエロシーンはやっぱり想像通り多いけど。
長編であることもあって、阿澄と成瀬の心理がその背景や経緯ともに
丁寧に描かれており、同性の恋愛関係、パートナーとしての関係にとどまらず、
その先の家族の関係にまで踏み込まれている。
恋のライバルというスパイスも入って胸キュンの要素もある。
最終的な -
購入済み
基本的には好きな作品
セックスの練習と言いながら、すぐに相思相愛になるので、
タイトルが生きてくるのは始めのほうだけ。あとはラブラブ。
タイトルから想像した通り、エッチシーン満載。
セリフも卑猥で読者の性欲を刺激する。
それはそうなんだけど、それよりも、恋のライバルに嫉妬しちゃうところとかが
胸キュンでよかったので、まず1、2巻を買い、その流れで3巻を買ったが、
ちょっと方向性が変わったのかな?と感じたのは気のせい?
絵も雰囲気が変わった気がする。
エッチシーンが満載なのは1、2巻と同じだけど、ちょっと過激というか、
そもそもよだれを流しながらのセックスって絵面として心地よくないし、
ネ -
購入済み
面白い
絵が個性的で、なんとなくアメリカンコミックを連想した。
人物が少女漫画に登場するような風貌で描かれていないので、
男性の骨や筋肉、(+ちょっと脂肪)がわかるような気がするし、
エロシーンは女性漫画の男女のそれよりリアルに感じる。
エッチシーンは少なめ(少な目、私好み)。
作品に独特の雰囲気があり、「ポルノグラファー」本編は、
ふざけた作品だなという第一印象を持ったが、その独特の雰囲気が
強く印象に残って手放しがたく、全編無料で読めたにもかかわらず、
お金を出して買ってしまった・・・。
その続編である本作品は、本編よりコミカルになったが哲学的にもなった。
多分ね、BL -
購入済み
純愛
ヤクザが主役の作品は基本的に読まないことにしている。
それでも本作品を読んでみたいと思った大きな理由は、
設定が現役ヤクザではなく元ヤクザということもあったが、
絵が魅力的だったから。
読んでいくと元ヤクザという設定が生きてくるが、
ハードな暴力シーンはなく、かつてのヤクザ仲間も優しい
(それってどうなの?というのはあるけど、この作品で
ヤクザのリアルを言ったら野暮なんだろう)。
内容は純愛のハッピーエンド。
今までの人生で、恋慕の表情で見つめられたことがなかったはじめに、
初めて向けられた香坂くんの幸せそうに自分を見つめる表情。
もっとも最初は、恋愛初心者のはじ -
購入済み
エロい
これはもぉ、エロ漫画でしょう。
そもそもタイトルからしてイヤらしい。
タイトルと表紙のイラストから受ける印象で、ちょっと好みではないかも、と
スルーしていたが、評価が高いし人気もあるようなので、気にはなっていた作品。
個人的には全体の8割がエロシーンの印象。
高校生という設定で、こんなのありえるのか?
それとも、今時の高校生はこうなのか?と悩んでしまう。
残り2割に胸キュンのラブストーリー要素があるが、その部分がいいので、
そっちを8割にした作品が読みたい。
絵がいい。主人公も可愛いし、この作品の魅力だと思う。
もしこれが青年漫画にありがちな劇画風だと、恐らくエ -
購入済み
面白い
後味がよいBL漫画。すごく面白かった。
こういう作品、大好き。
普通のラブストーリーなのがいい(男だけど)。
BL漫画は、お約束でエロシーンがなければならないのだろうが、
ただのエロ漫画じゃんと思える作品も少なくないので、たまに辟易してしまう。
この作品はエロシーンが少ないし、ふたりの恋のお話を中心に描かれているので、
ほんわかとした気分になる。
前半は守生の視点、後半はユキくんの視点で描かれているが、
その内容にもほっこりする。
ふたりの恋の行方を見守るというより、ふたりの恋の成就を積極的に
誘導する先輩もいい味を出してる。
皆、知能犯だなぁ(笑)。
とに