冬実雨夏の作品一覧

期待してます

まさかの『花とゆめ』のBL誌。
山田南平先生の表紙&巻頭で次も買いたくさせるという。
スピンオフ？なんでしょうか、中世の騎士が現代に…的な。
私は本編(恋する～)を読んでいないのですが、そこら辺は読んでなくても楽しめるようにされてました。
山田先生の描く男子がカッコいいのでそれだけでも眼福…目が幸せになります。

他の作家さんも花とゆめらしさを損なわずにファンタジー的なものも含め全部BL！(それっぽいではなくそのもの)
どれもこれも良い話で、編集部まで出てくるのには笑っちゃいましたけどね。

ガッツリとしたエロさとかは無いのでエロが苦手な人にはいいかもしれません。
...続きを読む元々、花とゆめは好きな雑誌だったので、今後他の作家さんもこちらに参加されたら良いなぁとそこにも期待しています。なので創刊のお祝いも兼ねて星は5で。

珠玉の一品（だと思う）

事故死した恋人が会いに来くるお話。
最初は気づかず読んでいたけど、途中から「あ、そういうことか」と気づいた。
それに気づいて読み直すと、切なさが胸を打つ。

昨日迎えた幸せな朝が、今朝も同じように迎えられるわけではないことを
私たちは経験知として知っている。
ショックから立ち直れないでいる恋人を心配する気持ちも、自分も一緒に行きたいと願う気持ちも、
「お先！」という恋人に向けた笑顔も、悲しくて切ない。

短編だけどストーリーに起伏もあり、ふたりの心情もきちんと伝わるように表現されていると思うし、
いい作品だと思う。
作品内容に書かれている「もう一度読み返したくなる、珠玉のラブストーリー」という...続きを読むのに納得。
個人的には漫画の世界だけでもハッピーエンドがいいなと思う気持ちから評価は少し下げて４だけど、
気持ちとしては４．５。

余談。
「俺のことは忘れて幸せになって」ではなくて「俺が迎えに行くまで待ってて」という恋人の言葉は、
呪文のように主人公を拘束するんだろうな、というのは個人的な感想。
恋人がいつか迎えにきてくれるという幸福感で残りの人生を送るのか、
きちんとさよならしなかったことが次の一歩を踏み出させない呪いとなるのか。

トライフル

『恋するMOON　DOG』のマキちゃんが主人公となる作品が読めて、とっても良かったです～♪意外過ぎる展開だったけど、やっぱり、マキちゃんはジェントルマンですね～♪相変わらず、めちゃめちゃ面倒見良くて、優しくてステキ～♪

花とゆめのBL雑誌です。
すごいですね。
試し読みで1冊まるっとほぼほぼ400ページほど読めました。
がっつりエロいっていうのは無いのでBL初心者でも、読みやすいです。