【感想・ネタバレ】コウノドリ(16)のレビュー

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子宮筋腫

・子宮筋腫:子宮筋組織から発生する良性平滑筋腫瘍。30~40代の女性ではよくある。
女性ホルモンのエストロゲンの作用によって大きくなる。閉経後は小さくなることが多い。
無症状であることが多いが、過多月経、下腹部痛、腰痛、鉄欠乏性貧血などが起きることもある。
・もし筋腫が大きく、子宮内腔や周辺への圧迫症状が大きければ、手術で筋腫核ないし子宮全部を摘出する。
・妊娠中の子宮は血液も豊富でやわらかい→そのため筋腫を取り除けば出血が多くなる。感染のリスクも上がる。
・子宮がんの検診→子宮の入り口を綿棒でこすり取る→取れた細胞を顕微鏡で見る
・子宮筋腫や卵巣腫瘍の場合、超音波(エコー)で見ないとわからないことが多い
・筋腫が子宮の前にできると、膀胱を圧迫して頻尿になることもある
・筋腫が子宮の後ろにできると、直腸を圧迫して便秘になることもある
・筋腫は切迫早産や切迫流産への注意が必要
・筋腫では、前置胎盤(胎盤の位置異常)や常位胎盤早期剥離(お産の前に胎盤が剥がれる)の頻度が増加する
・妊娠→筋腫への血流が急に減る→筋腫の変性や壊死→炎症や痛み
・手術をして筋腫を取り除くために、一度メスを入れれば、帝王切開の手術になることが多い。
子宮破裂のリスクにもなる。筋腫は早くに手術しても再発する。

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2022年09月30日

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ネタバレ

2016年12月22日発売。

TRACK46 VBAC
TRACK47 胎動
TRACK48 子宮筋腫

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2022年04月06日

Posted by ブクログ

今回はVBACも子宮筋腫もまさに自分自身!の巻でした。
VBACはやってくれるところは少ないし、リスクも確かにあるし、なんだけどやっぱり産後が全然違うよね~。とはいえ、やっぱり医師側からしたら帝王切開にしたい!(←陣痛中もひしひしと感じました「早く切っちゃおうよ~」という心の声)
挑むなら妊婦自身こだわりすぎないでどこで見切りをつけるかも肝心。
子宮筋腫、妊娠中にできて赤ちゃんの足だと思ってなでなでしてました(笑)
そんな思い出が一気に思い出された巻でした

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2017年02月19日

Posted by ブクログ

テレビドラマ化もされた人気シリーズの第16巻。

「ペルソナ総合医療センター」の産科を中心に、妊娠出産、赤ちゃんとお母さんを巡る悲喜劇と、主人公サクラ先生を中心とした群像劇が、綿密な取材に基づく圧倒的なリアリティと現場感を伴って語られます。

ここまで各巻同じような書き出しでレビューを書いてきました。同じ舞台で、基本的に周産期医療に関して何か問題が発生し、ペルソナチームがそれを解決していくという同じパターンが繰り返されている作品なのですが、16巻に至ってもマンネリは感じられません。
これは、まず元ネタである「問題」が豊富であることの成果でしょう。綿密な取材をしていることがうかがえます。
さらに、問題解決を通してキャラクターの成長が描かれることで、ストーリーが一つひとつのエピソードを超えて紡がれており、これが読んでも読んでもまだ先が読みたくなる、この漫画の魅力の大きな核になっています。

この巻でも、ある主要な登場人物が大きな成長の第一歩を踏み出す伏線が敷かれています。

この巻には「VBAC」「胎動」「子宮筋腫」が収録されています。

以下、各エピソードに一言ずつ。

「VBAC」
旦那さんが家事育児に全く協力的でない秋野さんは、二人目妊娠中。ワンオペで2人の育児をすることになりそうな現状から、産後の回復が帝王切開より早いという「VBAC(帝王切開後経膣分娩)」を、子宮破裂のリスクを承知の上で希望します。

育児の話題で必ず登場する妊娠・出産・育児に無関心で非協力的でな旦那さんがまたまた登場します。そんな旦那さんの話を見聞きすると、出産の前に恋愛と結婚を経なければいけない配偶者獲得システムってリスキーで時間がかかって無駄だなあって思っちゃいます。面倒な段階をすっ飛ばして妊娠出産できれば少子化問題って解消しそうな気がしませんか?
それにしても、家事育児はともかく、奥さんの話くらいちゃんと聞いてやれよ…。あと、特に乳児期は愛情とかは横に置いておいて、赤ちゃん死なせないように安全確実に作業を繰り返せる「プロチチ」の主人公直を見習えよ、って思ったりしました。

結局、説明された「リスク」が目の前に具体的な形として表れて、初めて奥さんと子供の命が本当に失われるかもしれないことに狼狽えて帝王切開に切り替えるよう頼みこむその姿からは、まだこれから始まる育児に主体的に係わろうなんて覚悟は微塵も感じられません。秋野さんが悲しい思いをしないですむよう、祈るばかりです。

あと、スタンスの違いからサクラ先生と四宮先生が対立するのはいつものパターン。四宮先生の、合理的で、妊婦さんや赤ちゃんを死なせないという筋を通しつつ、でも嫌味ったらしくなっちゃうんだけど、だけどやっぱり緊急帝王切開に備えて待機してるっていうツンデレっぷりが大好きです。こんな2人の信頼関係は、帝王切開に切り替えるとき、後ろを振り向きもせず「四宮先生……」「帝王切開だ」と呼びかけるサクラ先生と、やっぱりそこにいる四宮先生というシーンに描かれています。

「胎動」
一人のお母さんの出産を通して主治医の倉崎先生の肩の力が抜けるまでを描くエピソード。

やんちゃな高山さんは特にリスクのない妊婦さん。
最初の来院時は離婚後300日以内に出産した子供は前夫の子と推定されるという「300日規定」を心配し、胎児のしゃっくりを痙攣ではと心配してペルソナに駆け込み、胎動が少なくなったことも気にかけて再び駆け込みますが、問題のない普通の妊婦さんです。

最初の胎動、しゃっくり、そして胎動が減ったこと、それぞれうちの出産でも覚えがあります。
最初の胎動の感想は「ポコポコ」。しゃっくりは産院で教えてもらってはいましたが、こんなに頻繁なのかと驚きました。そして、胎動があまり感じられなくなったときは、夜中の2時に産院に駆け込んだものです。

心配しすぎなのかな?と申し訳なさそうに聞く高山さんに「お家で不安でいられるよりは来てもらったほうが私も安心します」と寄り添う倉崎先生。復帰当初の頑なさはずいぶん薄らいだようですが、その後の高山さんとの会話で「父親は……いません」と口に出してしまいます。

自分の子供を育てながら他人の子供が無事に生まれてくるよう仕事をしなければならない、シングルマザー産婦人科医の悩み。これまで倉崎先生回で繰り返し語られてきて、ようやく吹っ切れた様子です。

お医者様ほど高度な専門性と高い責任感を要求される仕事をしているわけではありませんので、うちでは最後の最後は「会社で自分の代わりはいるけれど、親としての自分の代わりはいない」とお迎えに向かう日々。ほとんどのお母さんやお父さんはそうでしょう。小松さんみたいに代わりにお迎えに行ってくれるような親切な人がそうそう職場にいるわけではありません。

だから、このエピソードは自分にとっては雲の上の話です。「他人に迷惑かけたっていいじゃないか」というサクラ先生の言葉は本当にそのとおりですし、お話としては面白く読めるのですが、サポートが充実し、上司や同僚にも恵まれているお医者様の身の回りのお話は、共感という切り口からは、どれ一つ当てはまらない自分にとっては単に羨ましいだけで、ほかのエピソードに一歩譲ることになってしまいます。

「子宮筋腫」
小松さん回。
互いに関心はありながら、なんとなく億劫で進展しない小松さんと山下ジョージの仲を、お互いから相手への思いを聞いたサクラ先生が後押しします。

もともとサクラ先生のピアノをよく聴いていた小松さんがイケメンピアニスト山下ジョージに惹かれるのはよくわかりますが、山下ジョージが小松さんに惹かれるのは…何ででしょうかねえ。
自分とは違う世界の人間だから、ってだけで惹かれるわけでなし、お仕事中の小松さんを知っているわけでなし、もしかしてちびっ子好き?

あと、ズラ被っただけでサクラ先生がベイビーだってわからなくなるもんなんでしょうかw

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2020年02月12日

Posted by ブクログ

子宮筋腫という言葉は聞き覚えあるが、こんなことになるとはまるで知らなかった。
40代の恋模様、これどうなるかねえ。

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

産後の体力低下が気になりVBACを希望する妊婦。夫が無理解だったが立ち会いで自覚。
倉崎の子育てと300日ルール
子宮筋腫と妊娠。小松さんが山下ジョージとデート

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2022年03月19日

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VBACなんて聞いたこともなかった。
この本で初めて知りました。
産んで終わりじゃないもんな。色々考えるよな。

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2022年02月05日

Posted by ブクログ

病気治療のタイミングの判断の難しさを知った。
いつがベストかということは、あれこれ試せれば答えはあるのだろうけれど、それができない難しさがある。

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2017年03月31日

Posted by ブクログ

VBAC、300日規定、子宮筋腫。特に子宮筋腫は身近ながらなかなか厄介だと初めて知りました。私も小さいのあるんだよなぁ…。300日規定は先に読んだ「漂う子」に通じるので何かもう、どうにかならないものかと。きちんと知識を持って、責任も持って、考えてほしいと思います。軽い気持ちでは取り返しの付かない事になるんだ、と周知徹底するべきなんでしょうね。VBACでは対立しているように見えてやっぱり信頼し合ってるさくらとしのりんが素敵でした。小松さんの春が深まっている気がします♪このまま良い方に進展するといいなぁ。

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2016年12月26日

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山下ジョージ

難しい話が多い中での
小松さんの恋バナ。

かなり、気になります。
今後を期待します。

今回は、
子宮筋腫の話。
なかなか、個人差があって、
妊娠・出産・手術をする・しない等
経過観察で今後のことを考える。
という、夫婦で考えさせらせる
お話です。

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2023年04月20日

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