【感想・ネタバレ】夏目友人帳 26巻のレビュー

妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。

妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!

祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。

幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。

名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。

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匿名

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面白かった!

よりしまさんの友達の娘がまさか人形の妖だったなんて!
しかも混乱させる様な手紙まで残して笑
お友達とっても面白い人だったんだね。

#ハッピー

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2024年05月12日

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ニャンコ達はどこにいくのだろう

的場は敵としてずっと登場してきた気がしますが、的場もまた独特の立場を抱えているのだと改めて感じさせられる巻でした。

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2022年02月03日

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的場さんのイメージが

あまり好きなキャラクターではなかった的場さんですが、彼の人柄や事情を垣間見られ好きなキャラクターに変わりました。また色々な表情の「ニャンコ先生」が楽しめる巻でした。

#笑える #ほのぼの #感動する

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2021年12月10日

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皆んなで協力してってちょっと感動する。にゃんこ先生沢山出てきて嬉しいな。もっと本当の姿に変身して欲しい。

#ほのぼの #切ない #ダーク

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2021年07月08日

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綺麗な物語

夏目友人帳らしい綺麗な物語ばかりでした。
特に最後の物語が途中までは怖い感じだったのに最後には友人への大切な思いが見えるとても素敵なお話です。

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2021年05月04日

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ほっとしたような寂しいような

久々に ちょこっとだけですがニャンコ先生の美味しいところでの活躍があって嬉しかったです。先生の兄弟(?)達にもう会えないのは寂しいですが 事件も解決。25巻からのすべての謎がとけてすっきり、ほっとしました。それにしても先生…ますますお茶目になっていっている

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2021年01月15日

ネタバレ 購入済み

短編読み切りもいいけれど

複数話続くお話の方も、続きが気になって26巻早く〜!!と思ってました💕
即購入でしたねん。
やっぱり祓い屋が関わると夏目の生き方に変化がありますね!
夏目の成長、変化を見届けたいです♪

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2021年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幻の術具を作っていた焼物の里で、猫型の依代を狙うコレクターの伴。
夏目は伴に対抗すべく、的場と共に里に封印された術具を取りに向かう。
だが既に箱の中は空。
一方、基地で依代を守る名取と先生に、陶器の人形が襲いかかる。
禁忌を名取と的場で破壊。コレクターは退散。
依代達は旅立ち、焼物師は一人村に残る。

田沼は道でクッキーを見つける。
点々と落ちているクッキーを追うと隆史が。
その先に先生がいた。
東屋で寛ぐ先生に言われて掃除する二人。
数日通ううちに、文通で言葉をかわす。
種を植えて欲しいと頼まれて、植えた次の日。
色とりどりの花をつけた東屋の庭。
きっと二度と辿り着けない東屋の庭を、花が埋め尽くす。

ゼリーを買いにバスに乗車中の貴史と先生。
乗車客がいない中、依島さんに会う。
以前かかし騒動+びわ取りに行った時に出会った人。
昔の友人に会いに行くという。
バスの乗り違えで依島さんと一緒に行動。
着いた先で出会った娘は3人。だが、友人の娘は二人のはず…
なのに。
友人は故人となり、娘に人形を強請られたので、頼み事をした。
「依島が遊びに来た時にはもてなしてやってくれ」と。
娘は…実は人形で。依代となっていた。
その通りにもてなされ、帰る二人。
最後に手渡された本に挟んであるメモ。
「他愛のないこと」と依島が答える。

相変わらず、夏目の世界は不思議と夕焼けの印象がある。(イメージ)
ずっとこのまま続くのだろうか?

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2023年11月03日

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