妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。
妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!
祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。
幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。
名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。
感情タグBEST3
妖と人間
ずいぶんと積極的な人間が登場してきて新鮮!葵と香の後日談をぜひ読みたいところです。最初は悪い奴寄りだと思っていた名取の特別編もよかった。
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久しぶりの夏目友人帳はやっぱり癒されるわ~(*´ω`*)妖かしと人との切ない恋(*^^*)夏目が入り込んでしまった「妖かしかくれんぼ」からの脱出作戦(^o^;)的場と名取の出会いの物語(^-^)どれも良かった♪
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2014/11/30
【好き】妖と人間の恋が成就する話なんて珍しいな。 時間が経ち将来どちらが泣くことになるのかなんてそりゃ二人ともだろうよ…。 幸せだけど切ないなぁ、まぁそれが夏目友人帳か。 夏目の上手くいって欲しいと見守る気持ちが叶って良かった。 妖の鬼ごっこに巻き込まれた夏目が久々登場の犬の会メンバーとワイワイしてて和む。 ニャンコ先生が石にされたかもと焦ったあと照れて投げ捨てる所など、夏目の喜怒哀楽が成長したなぁと…。 特別編は、名取と的場の過去話。 名取さんは悩める気持ちを前面に押し出した青年だったんだなぁ、でもとても納得。 的場氏の得体の知れない気持ち悪さがまだ薄い時期もあったんだなぁ、こちらはイケメンぶりに釘付け(笑)
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葵と香の恋バナ?が良かった。妖と人間、決して一緒にはなれないけれど、それでも一緒に居たいという切ない感じがいいです。
かくれんぼのお話は、ぞっとして怖くてなんだか好きです。
そして何といっても名取周一と的場静司の過去のお話!
今巻の最大の萌え場です。
眼福でした~
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大人になっていく夏目。
ってことで、恋愛がらみですよ。っても、夏目のじゃないけどね。
人と妖かしであっても、ひかれあい断ち切ることのできない絆に…今回は傍観者であったけれど、いつかその選択を迫られることになるって、どこか気づいている夏目はやっぱり寂しい。
なかなか、寂しい子供であったという、その所から抜けきれないね、夏目。
と、名取と的場の過去が。
いやあ、今みたいにまだやさぐれてない的場が新鮮でした。
と、名取はなんだかんだって、夏目に似てるんだね。だからこそ、夏目を気にして心配してるのだろう。
結局、ここにでてくる人は皆やさしい。
世界がそうあるべきだと、きっと夏目が願い続けているからなのだろう。
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なんでこんなに毎回泣けるんだろう…(号泣)
「人に惹かれながらも共に生きることを諦め去っていく妖」の多い中で、今回は初めて、共に生きていくことを選ぶ人間と妖が出てきます。それをちょっと嬉しく思う貴史くんの心の具合が嬉しかったり、心配になったり。それに対するニャンコ先生の答えが名言すぎて泣けた…
特別編は名取さんの過去。ひねくれた理由がわかって、納得。
文句なしの☆5つ
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そういえば最近名前返してないなあ、と思いつつ17巻。
甘切ない恋愛模様が大好きです(*´ω`*)♡
幸せになってほしいなあ、と思って読みました。
作者本人もおっしゃってるけれど、夏目は本当にあやかしとの距離感とるの上手くなったねぇ。
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なんて優しい物語なんだろう。今回も最高に素敵なお話でした!
葵&香カップルは、「蛍火の杜へ」を思い出しましたが、
ギンと蛍のように切ないラストにならなくて良かった…。
妖と人間の間にある壁も、きっと葵と香なら乗り越えられる。
二人の想いの強さに心打たれました(T-T*)
的場さんと名取さんの若かりし頃のお話。
名取さんは今みたいな余裕がなくて、ちょっと新鮮でした(笑)
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読み終わりました!
どのお話も良かったです♡
第六十八話。。
幼い頃から会っていて、一緒に遊んだりして過ごすようになって…
の所!「蛍火の杜へ」のギンと蛍みたいだなと重なりました♡♡
最後。。こういう終わり方もあるんだなって
あったかくなりました////良かったです(ノω・、) ウゥ・・
会いたい時に、こういう手段もあるんだな…(照笑)
凄い勇気のいったことだと思います!
ニャンコ先生の石。。本当にあったらいいですね(≧ω≦。)プププ
石の結末が面白かった///夏目くん照れてましたねww
名取さんと的場さんのお話も良かった!
ぜひ、映像でも見てみたい♡と思ってしまいました♪
名取さん好きなので久しぶりに見れて嬉しかったです(#^^#)
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おつかいからの帰り道、幼なじみの女の子を探す不思議な少年・葵と出会った夏目。彼女の学校さえ知らず手がかりを求める葵を自分の学校まで案内することに。そこである秘密を知り…? 名取と的場の過去がひも解かれる特別編も収録。
今までと違う感じだったけど、やっぱり良い!!
的場と名取の過去編もかなり読み応えあった。
やっぱり名作です。
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今回の目玉はやはり名取と的場の出会い編でしょうね。
的場さんがどうしてあんな正確になったか、わかるような気がする……。
この話は書くべきして書かれたんでしょうね。また書かれる予定があるそうなので、楽しみです。
そして、夏目友人帳と言えば妖しものと人の切ない恋物語。今回は今まで違う結末を観ることができます。こうであった欲しいなと思いながら読んでいたので、うれしいですね。次が出るのは秋ですか~。
長いですね。
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読み直し17巻。ここからまた、最初読んだ時の感想はないので、読み直した感想を。
的場さんと名取さんの若いころの話と、妖を好きになっちゃった女の子の話は印象があったので覚えていました。あと、間ににゃんこ先生がいない間の犬の会の活躍話があったんですね。
妖を好きになっちゃった女の子と妖の話は、夏目の中で初めて、人と妖が一緒に居続けることを選んだ話でした。にゃんこ先生の、出会ってしまったのならば、という言葉がいいです。どれくらいそういう出会いと別れを繰り返してきたんだろうかと空想が走ってしまいます。
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悩んだ末に人との関わりを選んだ妖の話、
戯れに夏目をゲームごとに誘い込んだ妖。
どちらも読後はほんわかした気分です。
葵さんと香さんはまた登場するのかな?
名取と的場は高校生の頃から見知っていたのか・・・。
しかし神経がぴりぴりするような関係だったのね。
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人と妖の関係は数あれど、見える人の恋愛は初かも。基本プロットが少女漫画なのが、逆に新鮮。基本、アクション描写は避けてますよね?斑が光っておしまいパターンで。
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第六十八、六十九話「いつか くる日」
〝わかりやすくいうと鳥のような妖〟・葵さんと、波長の合う妖が見える高2女子・園川香さんの恋話v
なんか色んな意味で珍しい回。ニャンコ先生に敬意を払う妖ってのも珍しいし、ニャンコ先生が妖を気に入るってのも珍しいし。
妖と関わってきた経験が生かされている(?)夏目を見てると、なんだか成長したなぁ~と感慨深いです(^_^*)
夏目はやっぱり人間だから、気持ちが香さん寄りなのかなーと思いました。男としての立場からの見方は、あんまりしてないかな?って感じ。
人と共に生きる道を選んだ妖は、葵さんが初めてかな!?(^v^〃)
「今やりたいように生きるがよい 出会ってしまったのならば」(73頁)っていうニャンコ先生の台詞が、今の葵さんと香さんにとってのすべてだなぁと思いました☆彡
他に、
第七十話「遊戯の宴」
久々に犬の会メンバーが集まって、賑やかな回でした♪
特別編15「歪み無き世界」
名取さんと的場さんの出会いなど、二人の過去を描いた特別編。
名取さん若い時ずいぶん苦労したのね‥。
愛想よく人をあしらう術は、どの辺から身につけたのかしらね?
次巻にも期待*´∀`)ノ
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アニメ1〜4期にもなったマンガ。でも原作の方がすんなり。
祖母(夏目レイコ)が残した友人帳により、妖怪の『名前』を返還したり襲われたりしている 主人公は夏目貴史(たかし)。
側にいる斑(ニャンコ先生)はすっごくカッコイイのだ。
対比もすごいけど、その雰囲気たるもの…好きです。
レイコさんが絡んでいる話が楽しい。
2巻目で出てくる ミスズとヒノエ 個人的にかなり好きです。
3巻目の『蛍』の話はジンとします。あと、卵の話。
4巻で特別編が3つ入ってます。1では仔狐、2では夏目の子供時代、3ではニャンコ先生が踏んだり蹴ったり。
ジンジンします。鳥肌が立つくらいジンとします。泣きそうです。
5巻で夏目の同級生タキ登場。少女です。夏目が家族として成り立とうとしているお話アリ。
Lastにて特別編『夏目観察帳』が載ってます。田沼君主観のお話。お互い、いい友達しております。
6巻にて初めて連続モノです。人に混じった神様。寂しかっただけの神様。
夏目と友達になりたかった神様。切ないお話。
特別編で4巻で出てきた仔狐、再度登場。そしてレイコとヒノエのお話が載ってます。
読みきりで『まなびやの隅』という学園ホンワカ恋愛モノ収録。
7巻は一冊丸々繋がっております。新キャラとして『怪退治屋』として的場(的場一門)登場。名取さんとの確執や、夏目の揺れる思いが描かれてます。
特別編では、夏目が怪と『影踏み鬼』を楽しみます。
番外編で『なつにはため息をつく』を収録。初期作品。
8巻目にしてようやく夏目は『人との接し方』を垣間見ます。藤原夫妻がどうして引取ったのか知りたかったりして・・・
特別編にて『ちょび徒然帳』掲載。ちょび、いい味出してます。
9巻目、夏目パレードを組む。的場にスカウトされたり、ケマリを通して『頼る事』をしてみたり。
人間的に成長しているようです。
lastに夏目のたらい回し時のお話有り。女の子目線♪
10巻突入~。この間は二つのお話から成ります。
昔夏目を『嘘つき』と呼んだ彼は、恋をして、夏目の前に現れる。
『俺を信じなくてもいい。でも、この手紙だけは持っていてくれ』の夏目は強くなったと思った。
2つ目のお話は夏目が神様に成り代る。名取さんと協力しての解決モノ。
11巻目にしてかなり『人』を信用し、信頼し合えるようになる。
夏目の子供時代の家。昔の我が家。
ノスタルジーと、恐怖と悲しみと、痛さと。
人として成長著しい夏目。ニャンコ先生キチンと護衛しなさい!
12巻では田沼との信頼度up。守りたい夏目は必死です。
田沼は名取の裏家業を知る。そして夏目は強くなる覚悟を決める。
13巻的場一門への勧誘から始まる。
名取りと相談したかった夏目だけど、一人で乗り切る覚悟をする。
まるで名取りは全てを知っているように。
後半は夏目といつもツルんでいる西村・北本との話。
途中で田沼の転校もチラッと入ってます。
西村の微妙な家庭環境、北本の優しさ。
夏目の全てを知っても、なお友達でいてくれそうな人達。
14巻では打って変わって夏目の考え方、妖怪との接し方を模索し始める。
そして。夏目は人をドンドン信用し始める。
妖怪との距離の置き方。大人になっているカンジで。
lastに『夏目観察帳』が載ってます。ホンワカしてます。
15巻で名取に友人帳を持っている事を感づかれる。
特別編13収録。塔子さんと滋さんが夏目を引き取るまでの話し。
ほんわか。
塔子さんの温かさがジンとする。
16巻、レイコさんの友人帳は禁術だと知った夏目。
そして、タキの祖父の作った陣も禁術。
タキの家で迷子になった妖3匹。一匹はタキと話して、恋をする。
田沼の親戚の温泉宿へお手伝い。
田沼を可愛がってくれていた人が、妖かどうかをずっと怪しんでいた。田沼は『こんな良い友達が出来た』と見せる事を望んだ。
小鬼に箱詰めされる夏目…。
小鬼の親分はレイコを求めていた。夏目をレイコと思い込み話し続ける。
会いたかっただけの、話したかっただけの鬼。
17巻で、初めて『妖&人』とのカップル誕生。
後半は 名取&的場 の過去編。
学生だった頃の二人のお話が載ってます。
こういう手の話が大好物です。
でも。
いつまで続けるのかなー?
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特別編で名取さんと的場の過去話キタ―――(゚∀゚)―――― !と思ったら、高校生の名取さんがツンツンに尖っていて意外でした。でも、これはこれでイイ(*´д`*)ハァハァ
的場との関係も、昔から険悪というわけではなかったんですね。目指す道が同じなら、むしろいいコンビになっていたのかも・・・。
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1〜16巻既読。
相変わらず、優しい世界観が心地いい。疲れた心と体になんて優しいマンガ。
葵と香、犬の会と楽しい回が続いてから、名取と的場の出会いの特別編へ。二人とも若い時は尖っていたみたいだけど、年取ってからは丸くなったねぇw
Posted by ブクログ
妖に恋した女の子のお話と、的場さんと名取さんのお話。
最初のお話は、なんだかいつもと違って救いのある終わり方だったように思います。一緒にいればいるほど、辛くなるのはわかっているけど、それでも一緒に居たいって想えるの素敵です。このお二人今後も登場するのかな。
的場さんと名取さんのお話は、二人の出会いのお話ですね。
高校生の頃の名取さんはちょっと性格悪いですが、そこは仕方がないのかなと。そしてそんな自分が名取さん自身きっと一番嫌で、そして優しい人間になりたいと思っているのがまた切ない。この名取さんがいるからこそ、その優しい人間である夏目にあって夏目の助けになりたいって思ったんだろうなぁと思いました。
Posted by ブクログ
名取さんと的場さんって一歳しか違わないの...?マジでか...
名取さんも的場さんも夏目も三者三様に強いんだけど下手するとそれ以上に脆そうなところがあるのが何とも言えない。
誰のあり方が正解とは言えないけど、ぶつかり合う中で少しずつ変化していってる部分も多少はあるからこれからも仲良くとは言わないのでそれなりにうまくやっていってほしいなーって感じです。
あとかくれんぼのとこに出てきたにゃんこ先生似の石が何かのフラグのように思えて仕方ないんですけど思い過ごしですかね...だといいなー。
Posted by ブクログ
なんだこのカップルかわいい。ぜひ今後もたまに絡んでほしい。
かくれんぼの夏目はわざと見つかったあたりが妙にカッコよくてどぎまぎした。
あと名取さんと的場さんの過去話。
ていうか今回いろんなキャラがカッコいいな!なんなの!素敵!
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好きなもの同士がずっと一緒にいることは難しい時もあるけれど、それでも一緒にいる努力は続けたいし、私の大切な人たちもそうであってほしいと思った巻。
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中編、短編、番外編の計3編。正統派な話、軽いコメディタッチのもの、そしてキャラの奥行きを深めるものと、硬軟取り混ぜて飽きさせない。あらためて1巻と比べてみても、話の構成、表情のとりかたともに上手になってる。
Posted by ブクログ
名取さんと的場さんの過去話か、いいね。
でも的場さんのもっと根本的なところとか読みたいもんだ。
そろそろ伏線をちょこっとずつでも回収してくれないかな。
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夏目もニャンコ先生も今回はほとんど添え物程度でさみしす。あやかしと人とが好き合えればという理想の回だが、今は良いが今後はどうするという話なのにこれっきりなのは微妙であるからして今後もちょくちょく彼等を出していってもらいたいものだ。つーて夏目もずっと高校生。そろそろ学年が上がってもよいのでは。LaLaでは無理かのう。ッポイみたいにずっと高校生なのかな。成長譚なのだし良いではないか良いではないか。大学生の夏目。アルバイトの夏目。就活生の夏目。新入‥‥会社員の夏目は想像しがたいなw 変わりゆく夏目がみたいものよ。
Posted by ブクログ
起承転結がテンプレ化してきたなあ
夏目本人をもっと掘り下げてほしいなあ
人格とか人望とか過去とか実際どのくらい強いのかとか
「自分語り」的なものがほしい