妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。
妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!
祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。
幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。
名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。
感情タグBEST3
人と妖の時の流れが違う事に寂びしさを感じた。
以前の夏目なら、もっと引きずってしまうような妖との出会いや別れにも、少し気持ちが強くなってるような気がする。
名取、田沼、夏目の三者三様の思いが知れて面白かった。
先生がレイコになっても団子を持っていて笑った。
まだまだ
まだまだ続いてほしいと思うシリーズ。今回の巻は田沼が大活躍で嬉しい。夏目に大切な友人が増えていって、関係性も深くなっていくのがますます楽しみ。
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人から妖へあてた手紙。妖から人への手紙も前にありましたが、どちらも互いの文字を読むことが出来ないからこそ、より特別に思えます。夏目に出てくる妖や人はどちらも本当に優しい人たちばかりです…。
季節が冬に変わって、夏目が学ランが着始めました。なんて学ランが似合う…!!それだけでテンションあがったのはここだけの話…(笑)
ニャンコ先生の夏目はいつもよりガサツで言葉使いも荒くて、ある意味で新鮮ですが、やっぱりいつもの優しい夏目がいいですね。
田沼との付き合い方も、少しずつ少しずつ、進んでいるようです。逃げるだけではなく歩み寄れる関係になれたらいいなぁ。名取さんが言うように、夏目は捨ててはいけないんです。
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第四十七話 代答
ヨビコ
借紙 カリカミ
妖の恋ってどうしてこんなに儚いのだろう。
第四十八話 怪しきものの名
影茶碗 物に心が宿るという話が好きだ。
アオクチナシ
レイコさんって結構礼儀正しいよな。
人と馴染めなかったのは、やっぱり環境に恵まれなかったのが大きかったのかな。
第四十九・五十・五十一話 硝子のむこう
オミバシラ
夏目、瓶詰めになる。
先生はたまに頼もしくなる。
田沼がかっこよかった。
名取さんも夏目と一緒に人見知り克服できるといいね。
名取さんがうさんくさくも笑えるようになるまで、どれだけかかったんだろう。
夏目のことをもどかしく思いながらも、すっごく可愛いんだろうな。
夏目はそこそこの大妖レベルの妖力を持っている。
妖との距離の取り方というか、扱い方がずいぶん上手になった。
あとは…大切な人たちに何をどれだけ明かすか、か。
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夏目が友達に頼るってことを、許せるようになったかなって思う巻でした。
毎巻ごとに夏目が少しずつ成長していってるのが見えて、ほっこりした気持ちになれます(^^
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読み終わりましたp(*^-^*)q
夏目たちが、どんどん成長していっているように感じますね♡
読んでいるとドキドキしたりハラハラしたりします♪
ビンに閉じ込められるお話で…ニャンコ先生!優しいなと思いました。
それにしても。。そっくりだった(#^.^#)
田沼くんの活躍、ドキドキしながら読みました(〃ノωノ)
かっこよかった~♡
それから色んなことがありましたよね。
詳しくいったらネタバレになってしまうので言えませんが…
やっぱりあの人が来た|▽//)と嬉しくなりました。
読んでみたら分かりますよ☆☆みんなかっこよかったです。。(´;ω;`)
良かった。。
他のお話も良かったです(〃ω〃)
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田沼ーーーーーッ!!///田沼と夏目と名取が一緒にいることに転がった(^q^)なにこの嬉しい展開wそしてニャンコ先生の夏目、かっこよすぎてときめく…^///^
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田沼やタキのように、あるがままを受け入れてくれる友達。今まで「妖」が見えてしまうがために人間関係で苦労してきた貴志だったけど、だんだんと居場所を見つけてきた感じがする。
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夏目のはなしも、レイコの話も、どっちも、いいです。
レイコなんて、はじめはただの乱暴者かと思ってました(笑)
でもなんか、寂しさが見える感じです。
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表紙のワルそうな?」夏目は 3話目「硝子のむこう」で
変身したニャンコ先生です。
やっぱ性格って顔にでるんだな(わはは!!)
夏目をすうため田沼君も大活躍!
ほか「代答」「怪しきものの名」が収録。
人を思う妖怪たちの優しさに--
田沼君や名取さんの優しさにほっこりさせられる11巻
力をつけたせいかこのごろ悪い妖に襲われることが多い夏目。
でも先生が居るから大丈夫ね。これからも頼りにしてるよ。LOVE♪
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ふたつの短編と、中編ひとつ。
夏目のいいところは、人の話を聞く耳をもっていることでしょう。
たとえそれが妖だろうと。
田沼とのかかわりがどうなっていくのかずっと気になってたので、今後が楽しみです。
それにしても、ニャンコ先生。
あなたって人(?)は、そんなこともできちゃったのね!
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アニメ3期おめでとうございます!
今回の話もすごくよかったです
田沼との話はまた一歩進んだんだなと思いました
いつまでも好きでいられる気がする
緑川ゆきさんは本当に尊敬しています
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夏目友人帳の良さをうまく説明できないのがもどかしいのだが、読むといつも何かが心に響く。激しい感情ではなく、優しいが、しっかりした力で心をつかまれる、そんな感じがする。
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待ってました12巻! はやく読みたくて学生割引のきく学校の本屋さんで購入して、空きコマのうちに読んじゃいました。
アニメの三期の初回を先に観たので、めずらしく漫画が後になってしまいましたが。田沼くんに名取さんにニャンコ先生に。もちろん藤原さん夫妻に。夏目を取り巻く優しさはこんなにも溢れていて、それでも夏目は迷って迷って、少しずつ優しさに触れながら生きていく様子が、心に染みます。
次巻予告で的場さんが見えたので、今から2012年が楽しみです。
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祖母が多くの妖に名を書かせた契約書「友人帳」を遺品として受け継いだ夏目。
名を返す日々を送るある日、声真似の得意な妖・ヨビコに家に入られてしまう。話を聞くと友人帳で呼び出して欲しい妖がいると言うのだが、その理由とは――?
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夏目読み返し12冊目。これでほんとに半分?
今回は、またレイコさんと関係のあるあやかしの話と、夏目と友達しているせいで田沼が妖の世界に巻き込まれていく話。
レイコさんと関係のあるおばばの話は、神格級にしてはなんかあまり怖くも強くもなかった気が。。。軽くサラッとした感じでした。
田沼が巻き込まれた話の方は、夏目がトラブったのに気づいた田沼がにゃんこ先生に協力して、夏目を助けに行った先で危ない目にあって、夏目が動揺しまくる。名取さん活躍で何とか切り抜けるけど、今後どうしようかと悩んでしまうスタートになる感じです。
田沼みたいに中途半端の方が、軽い気持ちで妖払いとかあこがれそうで、今後どうなってくのやら。
個人的にはあまり感動シーンはなかったので、評価は4。
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夏目がビン詰めにされたり、にゃんこ先生が夏目に化けたり楽しい1冊でした。
表紙のW夏目がお気に入り。
お互いを大事に思う田沼と夏目の関係がもどかしいですね。
でもこんな風に相手を思いやれる関係が羨ましかったりもします。
今後の展開が楽しみ^^
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名取さんと田沼が、大好き。
名取さんはハンサムだと思う。
見た目ではなく、中身が。
夏目の器ではまだ受け止めきれないかもしれないけど、名取さんのような人間が夏目と友人でいようとしてくれることは素敵なことだ。
そして、夏目と田沼の友情も、もどかしくて切なくなるけどとても素直ですてき。
そんなワケはないと理屈ではわかっていても、夏目の世界に出てくる妖怪達はいとおしい。
うまくいえないけど、愛おしい。
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声を真似る妖怪の話と、レイコとかかわりがあった古い社の妖怪の話、そして、夏目が妖怪に攫われる話。
薄氷をおそるおそる踏んでいるようだった夏目も、だいぶ人と恐れなく付き合えるようになってきて、成長したなぁと思うのだけど、ある意味その成長が試される話だったのかもしれない。
妖怪によってビンの中に閉じ込められた夏目は、田沼の手助けによって解放される。
友達が妖怪だのなんだのの世界にかかわらないようにと、気を使ってきた夏目だったけど、結局のところ田沼を巻き込んで彼を危険な目にあわせてしまう。そのことにヘコム夏目だけど、田沼はむしろこのことで「壁ができるのがいやなんだ。せっかく話してくれたのに」と…。
夏目も田沼もいい子だぁ。
二人とも大切な人に向かって踏みだす一歩の勇気を知ってる。その重さを理解している。
だからこそ、名取は「夏目は捨てなくていいんだよ」と語るのだろう。
レイコさんは、こういう未来を見透かして友人帳を残したんだろうか。
妖怪だって、<命>だ。様々な命を知り、かかわることで、彼が強くなり、自分にはできなかった生き方ができるように、と願ったのだろうか。
Posted by ブクログ
相変わらず良かったわ^^
田沼君が活躍してたのが私的には大満足。
彼と、夏目のコンビは好き。ちょっと辛気くさいコンビだけど(笑)
この二人、じれったいわ~(笑)
それにしても、この巻、いつにもまして、絵が雑なように思えたのは気のせいか?
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夏目ニャンコ先生の悪そうな感じに萌えるw ←
そして…ニャンコ先生と田沼のツーショットに(・∀・)ニヤニヤする。
んでもって、夏目を助けたいと頑張る田沼が素敵すぎる!
Posted by ブクログ
"「夏目は強いんだよ
私はそういうのが嫌で煩わしくてとっくに捨ててしまったから
うまく言ってやれないけれど
夏目は捨ててはいけないんだ
きついかもしれないけど 夏目にはきっと必要なんだ
必要なんだよ」"
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誰だって何らかの想いを抱えていて、その大切さは本人以外には簡単に推し量れるようなものではないかもしれないけれど、分かろうとすることは出来るのだと思えた巻。
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古紙を修正する妖カリカミの話。
災厄肩代わりしてくれる影茶碗。
夏目が供物にされ掛けたオミシバラ様の話。
最後の話は、田沼の出番も多いので楽しんだ。
田沼が何故か気に入っている。